ある日の一コマ (つかつく 3)

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携帯などで見れなかった方はこちらでお楽しみください。

*

司:「ただいま・・・って、寝てるし・・・」

  「今日は帰ってくる予定じゃなかったから、仕方ねぇか」

  「おいこら起きろ」

  「チュッ」

  「ヤベェ・・・痕ついた」 

つくし:「・・・くすぐったい」

    「ダメだって・・・」

    「そんなに舐めるな」

    

司:「舐めてねぇけど・・・。起きたのか?」

つくし:「・・・・・・」

司:「・・・寝言?」

つくし「だから、ダメだって・・・ジュン!」

司:「じゅん・・・?」

  「ジュン、順!純!潤!?って誰だ・・・」

  「おい!こら!起きろーーーーーーーッ」 

  

つくし:「・・・えっ?誰?司?」

司:「寝ぼけてないで目を覚ませ!」

つくし:「そんなに頭を揺らされると気持ち悪くなるッ・・・」

司:「ジュンって誰だよ」

つくし:「?」

    「だれ?」

司:「俺が聞いてるんだろうがぁぁぁぁぁ」

司:「今お前が寝言で言ったんだよ」

つくし:「・・・あっ」

司:「身に覚えあるのか?」     

つくし:「身に覚えってことではないけど・・・」

司:「そんな、呑気にいえることじゃないだろうが」

つくし :「そんなに怒ること?」

司:「浮気しといて許せるわけねえだろう!」

つくし:「浮気って・・・犬だよ」

司:「イ・・・ヌ?」  

つくし:「実家でね犬を飼ったみたいで、見に行ったの。ママがア○シが好きでそのメンバーから潤って名前付けたんだって」

    「すごく、人懐こくて、すぐ顔をなめるんだもん」

司:「・・・で、舐めるな!潤か・・・」

つくし:「犬にまで嫉妬されるなんて思わなかった」

司:「その犬オスか?」

つくし:「・・・オスだけど」

    「何考えてんの!」

司:「人間じゃなくても気にくわねぇンだよ。それに俺を不安にさせた罰」

つくし「えっ!やだ!」

   「いきなり、パジャマを脱がさないでッ」  

司:「静かにしろ」

  「無駄だって分かってるだろう」  

つくし:「あっ・・・」

拍手コメント返礼

24ichico様

舐めていたのは犬のパターンオチ良くありますよね。

司の反応も予測可能なお話でした。