天河小説

イルの憂鬱 6

本当に、本当にお待たせしております。 それでは続きから~

イルの憂鬱 5

続きを~の要望メッセージ頂いてます。 なかなか更新できずに申し訳ありません。 忘れてるわけじゃないんですが、文章がつながらなくてこのお話は生みの苦しみなんです。 あ~ やっぱり私の中じゃ旬は過ぎてるのかな・・・(^_^;)

イルの憂鬱 4

忘れていた訳じゃないんです。 ただいま90%花男で残りの10%が天河でして・・・(^_^;)。 お待たせいたしました久しぶりの更新です。

イルの憂鬱 3

* ヒッタイトの宮廷が見下ろす街並み。 日本でいえば城下町みたいなものだろうか。 城壁に守られてにぎわいを見せる市場。 肌の違う人種が入り混じる。 どうみても一番人種が違う私。 黒髪の黒い瞳だけで人目を引くことを知っている。 イシュタルと呼ばれ始…

イルの憂鬱 2

* -From 1 - はぁ~やっと息がつける。 そうとでもいう様にユーリは澄みきった青空に届けとでも言う様に思い切り腕を伸ばした。 結婚式も済んで正式な『タワナアンナ』となった。 妊娠も分かって物語ならこれでハッピーエンドのはずなのに・・。 物語みたい…

イルの憂鬱 1

けい様のキリ番リクエストにお答えしてイルのお話を♪ イルバーニ君。 考えたら花男の西田さん的存在。 うちの西田さん見たいなおちゃめな存在になるでしょうか? あ~天河の小説を書くの10年ぶりくらいです。 花男をしばし忘れて没頭。

願い

*ユーリがいなくなってから2年の歳月が流れ・・・ 占い師の力を借りて氷室がヒッタイトへ という設定で書いてみました。 第1章 「ユーリ様そのような事は下働きにお任せください。」手馴れた様子で愛馬アスランに飼葉を与えるユーリに、ルサファは哀願した…

春風のごとく

春風のごとく(イル・バーニ物語) 第1章「イル・・・・イル・バーニ・・・・・。」 誰だ、私を呼ぶのは・・・・。 薄れ行く記憶の中、かすかに遠くから自分を呼ぶ声が聞こえた。

蒼風が吹く時

第1章 その日は、雲ひとつない青空の広がる暖かな日であったことをカイルは覚えている。何もなかったように静かに空を見上げ、カイルは長いまつげをふせ、そっと瞳を閉じた。「キックリ、私は泣かぬぞ」幼い頃からカイルにつき従うこの忠実な従者に背中を向…

ギュゼルの恋

ギャゼルの悲恋物語 第1章 もうカイル皇子がギャゼルのもとを訪れなくなって、どのくらい一人の夜を過ごしただろう。 噂ではカイル皇子は黒髪の異国の少女を側におき、かたときも放さないと噂に聞く。 その噂を聞いてもギャゼルには不思議と嫉妬という言葉は…

ラムセスの誘惑

第1章もう少しであった。抵抗するユーリを自分の体の下に支配し、その動きを奪うと強引に唇を重ねる。嫌がるユーリの体の自由を奪うと白いなめらかなからだに唇を這わせた。

ウルスラ哀歌

第1章ウルスラの生まれ育った村は、ヒッタイトのはずれにある小さな貧しい村であった。村人はその日の食べ物にも事欠き、飢えに震える細々とした暮らしであった。ウルスラの家族も例外ではなかったが、家族で一つのパンを分け合い、助け合いそれなりにウルス…

ルサファ秘恋

第1章このままもう死んでもいい。ルサファは思いもよらぬユーリの取った行動に、戸惑いと、身体の中を電流が走るのにも似た感動を覚えていた。ルサファの四肢や首にかけられ自由を奪っている皮ひもの感覚もルサファには快く感じられる。「イシュタルよりの…