2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

花に嵐のたとえもあるが・・・おまけのはなし

* ・・・いったい・・・どこなのよーーーーッ! 道明寺に促されるまま始発の電車に乗った。 公共の乗り物の方が足がつかないと道明寺がほざく。 電車の中は貸し切り状態。 ぽつぽつとまばらに席が埋まってる。 道明寺と向き合って座る電車の中。 「座りごこ…

寒中浴衣大会の夜・・・その後に(類編)

原作コラボ第三弾! 『寒中浴衣大会の夜に』のその後お話です。 類とつくしの場面です。 あの告白場面に類がいたらどんな反応示していたのでしょうか・・・

第11話 花に嵐のたとえもあるが・・・ 12

* -From 1- 「・・・・賭けはもういいの?」 「最初から明日までなんて本気で考えてないよ」 「司だしなぁッ」 「あんまりやり過ぎると俺らより牧野が大変だろう?」 美作さんがニヤリと笑う。 グーの根も出ないとはこの事とか。 「だからほどほどねッ」 西…

寒中浴衣大会の夜に・・・その2

原作コラボ第二弾! 『寒中浴衣大会の夜に』で書ききれなかった部分を書いてみました。 つくしが気絶して目覚めるまでの時間を描いています。 この場面の滋と司、好きな場面の一つです。 滋が世話好きおばさん化してたのが笑えた記憶が~。

寒中浴衣大会の夜に(司編)

原作コラボ第二弾! コミック27巻のお話を元に司視点から書かせていただきました。 誰にも内緒で本気で道明寺と付き合うと決心したつくし。 二人美作邸の東屋に会っていてSPに追っかけられて逃げた翌日のお話です。 つくしの告白シーン好きだったなぁ~

第2話 抱きしめあえる夜だから 5

* -From 1- 2度あることは3度ある! 仏の顔も3度まで! これは使い方が違うか・・・ 花沢類が突然訪ねて来て西門総二郎、後は美作あきらを残すのみ。 何の偶然だ? 測ってやってる様に思えるのは気のせいか? 会社を出ようとしたその刹那。 「よう!元気…

第11話 花に嵐のたとえもあるが・・・ 11

* -From 1- 「お前らの悪だくみはなんだ?」 「ひでぇー言い様!俺達は純粋に司と牧野の事を思ってるだけだろう」 「そんな気さらさらねえだろうがぁッ!」 腕組みしたまま総二郎とあきらをガン見した。 「司に耐えしのぶ我慢の限界なんてもんに挑戦してもら…

しぼりこみ

つかつくの子供名前募集ではたくさんの投票参加ありがとうございます。 今回投票の多い順に名前を絞り込ませてもらいました。 投票結果では双子が一番多かったのですが、今書いているお話は一人の設定で書いてしまっているので、 今回は双子は涙をのんで見送…

第2話 抱きしめあえる夜だから 4

* -From 1- 日本とNY、時差は13時間(夏時間)。 今頃日本でつくしは目を覚ました頃だろうか。 NYに到着後すぐに訳のわからないレセプションに駆り出されてしまってる。 こっちじゃ、パートナー同伴は当たり前。 俺の相手がおふくろって最悪の展開。 挨拶す…

第11話 花に嵐のたとえもあるが・・・ 10

* -From 1- 後5分・・・ 後3分・・・ もうちょっと・・・ どのくらい抱きしめられていたのか・・・ 分からなくなっていた。 ノックする音で我に返った。 「・・・もう・・・いいでしょう?」 「邪魔な奴らだ」 不満そうに唇を尖らせながらも機嫌よく頬は緩…

名前募集中

HAPPY LIFEのお話を進めていますが、まだ生まれる子供の性別も名前も決めかめています。 皆さんの希望とお知恵を拝借という事で投票ホームを設けてみました。 どしどし参加をお待ちしております。 FC2投票 無料アクセス解析

第2話 抱きしめあえる夜だから 3

* -From 1- 乗り込むのは運転手つき黒塗り高級車。 その後ろにはSPが乗ってるセダンが1台。 なに変わらぬいつもの出勤風景。 ただ一つ私の隣に道明寺がいないことを除けばだけど。 助手席にはなじみの顔のSP一人。 「今日は抜け駆けしないでください」 やん…

第11話 花に嵐のたとえもあるが・・・ 9

* -From 1- 昨日あれからどうだったかなんて聞く気もおきないほど崩れてる。 朝食の為に集まった一室。 目の前のテーブルに牧野と司が並んで腰を下ろす。 その真ん前に俺。 座るんじゃなかった。 司は時々牧野に視線を送っては頬を緩めっぱなしだ。 「おっ!…

三日月の夜  by司

御蔭さまでこのブログも1周年をまたずして20万HITの訪問者を迎えることができました。 感謝をこめてなにかお話をと考えて、短編をUpしてみました。 原作のスペシャル番外編三日月の夜をもとにしたお話です。 いつものドラマの延長とは違いますが原作を思…

投票結果

夏休みもあと10日。 最近は宿題の追い込みに声をからせている日々です。 子供より親が必死にならないといけないのはなぜだーーーッ! ブログにこれからの二次小説の参考にさせてただこうと投票をつけてみました。 設置4日目で136票の投票をいただきま…

HAPPY LIFE 3

* -From 1- 「つくしちゃん!おめでとう」 久しぶりに帰ってきた姉貴。 速攻でつくしに抱きついた。 俺よりもつくしが大事なのはいつもの事。 おふくろまで最近はつくし、つくし、つくし、だもんなぁ。 結婚を認めた途端に手のひらを返したおふくろの態度。 …

第2話 抱きしめあえる夜だから 2

* -From 1- 「玲子さん、これ、かわいくないですか?」 道明寺と結婚してからの数カ月、自分で選んで買い物なんてした事がないと気がついた。 初めての給料もほとんど手つかずのまま。 お金のいらない生活て本当にあるんだよなぁ。 わざとSPが入りこめない下…

第11話 花に嵐のたとえもあるが・・・ 8

* -From 1- なにか・・・変・・・。 ベットの上で胡坐をかいて座ってる道明寺の背中を眺めてた。 時々小刻みに震える肩。 どうも笑いを我慢してる様な雰囲気。 思わず半径1メートルで横顔を覗き込む。 ボーっと宙を眺めて・・・ニンマリ。 指先を見つめて固…

第2話 抱きしめあえる夜だから 1

* -From 1- 披露宴からの落ち着きをようやく取り戻したころ、噂の主の一人は短期出張だと日本を離れた。 それは結婚後初めてのこと。 さびしくないか? 俺がいなくて大丈夫か? 仕事いけるか? 寝れるか? 食事できるか? なにかあったらすぐに帰ってくるか…

第11話 花に嵐のたとえもあるが・・・ 7

* -From 1- 牧野の声に一番焦ったのは・・・ たぶん俺。 部屋に入る寸前まで俺の腕の中で甘えるようにしおらしく身体をほとんど預けっぱなしだったのにッ。 これからのつくしとの二人の時間・・・ 出来事! 睦ぐ愛! 想像したらたまんねえだろう! 爆発寸前…

第1話 100万回のキスをしよう!24

* -From 1- 港にゆっくりと船が寄港する。 みんなで甲板のプールサイドで騒いでいた。 「水着もってくればよかった」 「このままでも気持ちいいかな~」 程よい気分の滋は本気でドレスのままプールに飛び込みそうだ。 桜子まで同調気味。 「いいぞ~」総二郎…

HAPPY LIFE 2

* -From 1- 音楽CD、絵本、いろいろあるな。 勝手に注文して届けさせた段ボールの中。 生まれるまでに全部使うなんて無理かも知んねェ。 何気なく目についた注意事項。 『胎教で一番大切なのはお母さんの心の充実です。 イライラせずに穏やかな気持ちで過ご…

第11話 花に嵐のたとえもあるが・・・ 6

* -From 1- 「どんなことを言っていた?」 唇をムッと結んで目を大きく見開いたまま俺を見つめる。 瞳の中に戸惑いの色を見つける。 いじめたい衝動。 しかたねぇ。 困った顔も・・・ 笑った顔も・・・ 怒った顔も・・・ その瞳がじっと俺を見つめる瞬間。 …

第1話 100万回のキスをしよう!23

* -From 1- どうにも熱くてたまらない道明寺の腕の中。 今さら私の事を自分のものだと主張する必要がどこにあるのだろう。 どう転んでも今日は二人の披露宴だ。 二人は夫婦で離れようもない。 私は道明寺のもので道明寺は私のもの? 全く照れるしかないじゃ…

いつもありがとうございます

毎日熱い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか? いつもご訪問ありがとうございます。 コメントに拍手、アクセスランキングへご参加ありがとうございます。 さてさて我がブログも11月で区切りの一周年の迎えます。 ありがたいことにその前に8月中に2…

第11話 花に嵐のたとえもあるが・・・ 5

* -From 1- ようやく見つけ出した牧野。 「良く見つけられたね」ってクスクス笑っている。 もう二度と離れないようにギュっと手をつないでた。 「どうせ食べ物の匂いに釣られているだろうからな」 手当たりしだいに必死で人の波をかき分けて探していた。 心…

第1話 100万回のキスをしよう!22

* -From 1- 会場の華やかさ、緊張感。 どんな言葉をつかって表現すればいいのだろう。 あの人・・・ 見覚えある。 総理じゃん!? 分かっているが緊張の為か名前も思い出せないなんてパニック気味だ。 思わず足が震えていた。 「心配するな、俺がしっかり支…

HAPPY LIFE 1

* -From 1- 後期司法修習もおわり晴れて念願の弁護士となれた。 松岡公平は検事となって「対決あるかもな」なんて冗談めかしに言って別れて早2ヶ月が経過している。 私はそのまま実務先の道明寺本社ビル内の顧問弁護士事務所にそのまま根を下ろし居座ってい…

懐かしい着物と不思議な服 3

* この物語は『懐かしい着物と不思議な服1』の6話目から分岐してます。 1を読まれた方は7話目からお読みください。 第1話 懐かしい着物と不思議な服 作 みほりんさん ユーリがこの国に来て、数年たった。 皇帝夫婦の第1の子は流産という結果になってしま…

第11話 花に嵐のたとえもあるが・・・ 4

* -From 1- 一部屋にみんな集まって顔を並べる。 テーブル一面に並べられた色とりどりの浴衣に目を輝かせるのは私と優紀の二人のみ。 「女性の浴衣姿は色っぽくていいよな」 「牧野じゃなぁ・・・」 「祭りに行けば楽しめるかもな」 美作さんと西門さん・・…