2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Birthday(tukusi 1)

* 「もうすぐお前の誕生日だよな?」 12月28日は私の誕生日だ。 道明寺と結婚して初めて迎える誕生日。 それまでの私の誕生日・・・ プレゼントの豪華さで文句言って、喧嘩して、そしてあいつが切れた大学1年の冬。 毛皮に宝石、ブランド品、どれも私には必…

第1話 100万回のキスをしよう! 2

* -From 1- 「見せろ!」 つくしから書類を破くような勢いで奪い取る。 司法試験合格・・・・ 最高裁判所・・・ 司法修習生・・・ かたぐるしい四角ばった漢字が並んでた。 よくこんなの読めるなと途中で俺は解読諦めた。 でも4月から司法修習の名目で司法研…

拍手コメント&キリ番ゲットお礼

五月もそろそろ終わりですね。 鬱陶しい梅雨の時期も近づいてますますPCの前から動けなくなりそうです。 先週から花より男子ファイナルのその後のお話を創作しています。 予定では花より男子リターンズのお話が終わった後でUPしていくつもりだったのです…

第9話 杞憂なんかじゃないはずだ 1

* -From 1- 「なにしてる?」 午後の大学の図書室。 講義が休校になって空白になった時間を私は勉学にいそしんでいた。 似合わない場所に現れた人物に私は思わず驚きをかくせない。 「西門さんこそどうしたの?珍しいじゃん図書室に現れるなんて」 「俺?俺…

第1話 100万回のキスをしよう! 1

* -From 1- 「これからF4プロディースの結婚式!」西門さんと美作さんが満足げに口をそろえた。 「最高の二人には、最高の結婚式を挙げてもらわないとな」そう言って、ほほ笑んだ西門さん。 パパと腕を組んで歩いたバージンロード。 白いタキシードを着た…

幸福のかたち

* 幸福感て・・・ 人それぞれで・・・ 牧野が笑って、怒って、泣いて、楽しそうに俺にほほ笑んで・・・ それが全部愛しくて・・・ 見つめる俺は幸せで・・・ すべて言葉でうまく伝えることが出来たならきっと恋なんて簡単なんだろと思わずにいられない。 牧…

ディナーの後で

* すんなり!スムーズ!予定通り! 完全とはいかないまでもここまでくれば合格だ。 本来の目的地までなんとか到着。 NYに行くより遠かった気分がしてた。 レストランの入り口で名前を告げる。 今日の為に予約した夜景ばっちり見えるホテルの最上階。 最高の…

第8話 From one's heart 4

From one's heart 3からの続きです * -From 1- 牧野を脇に抱え込んだ状態のまま車は屋敷の門をくぐった。 「お待ちしておりました」 カクカクに頭を下げて俺達を出迎えたのは今一番会いたくねえ奴、西田だった。 西田の顔見てたらテンション急降下。 地面に…

頬にキスして・・・そして抱きしめて

* 「おい待て!」 観覧車を一人飛び降りてかけ出すあいつの背中を追う。 いったい俺にどんだけ追いかけられれば牧野は気が済むのだろう。 最初は高校の時だろう・・・ あん時は途中で姉ちゃんが現れてぶんなぐられた。 こいつが俺に別れを告げて漁村に姿かく…

楽しいはずが・・・

* 「もう・・・派手なアトラクションは勘弁」 泡を吹き出す1歩手前で牧野がつぶやいた。 ディナーの予約時間が午後7時。 帰えろうかと言いかけた牧野の手をギュっと握りしめる。 ここで牧野を帰すつもりが断然ない! 「ディナーの予約とってある。これまでキ…

第8話 From one's heart 3

From one's heart 2からの続きです * -From 1- 「誰と喧嘩してんだ」西門さんが呆れたように言う。 「西田」 プイと横に顔を向けた道明寺の右手には携帯が握られたままだ。 西門さんを突き飛ばすように車の後部席に飛び込んで道明寺から携帯を奪い取った。 …

作戦開始

* 神妙な面持ちで大人しくしていた牧野。 料理が出てきた途端、さあ食うぞ!て、感じでパワー取り戻していた。 相変わらず現金な奴だ。 牧野釣るには品物より食欲満たす方が断然効果的だと以前から学習していたはずなのにすっかり忘れてた。 思わず笑いがこ…

拍手コメント&キリ番御礼

いつもいつも、コメント、拍手、アクセスランキングクリックありがとうございます。 ブログ村二次小説では人気記事で「一緒にいれば」が3位にランキングされました。 厚く御礼申し上げます。 キリ番ゲット御礼 60000番ゲットは、かーぴ様でした。 訪問ありが…

My Darlingと呼んでくれ!

この短編はFrom one's heart 3 を元にした短編です。 * 「お前の携帯貸してくれ」 平常心装いながらなるべく自然な雰囲気で手をさし出した。 「なにすんの?」キョトンとした牧野の顔に思わずドキッとする俺。 悪戯する前の高揚感てこんなものなのだろうか。…

計画は・・・どこに?

* 「どこでもいいから早く入ろう」 牧野にせかされる様にランチ2000円~なんてボードに書かれているイタリアンの店に飛び込む。 せかされて飛び込んだのがホテルじゃないのが残念だ。 まだ昼間だ!と自分に言い聞かせる。 俺の計画じゃ青山あたりのよく…

ヤキモチやくな

* 午前中いっぱいウインドウショッピングを楽しんだ。 「買わなくてなにが面白い」 「折角俺が買ってやると言ってるのに・・・」 ぶつくさ文句を言いながらも時折うれしそうな笑顔を見せる道明寺にクスクス笑いがこみあげて楽しい気分が継続している。 「普…

一緒にいれば

* ただ見るだけって、牧野に連れてこられた表参道ヒルズ。 普段なら店の入り口をCLOSESさせて自分達だけでゆっくりお買いものが定番だ。 それも滅多にない。 ほとんどは家の方に店の方から出向いてくるからな。 「道明寺の名前とか絶対出さないでよ」 さっき…

最初から始めよう

* 牧野が俺にキスをした。 唇がそっと触れあうだけの軽いキス。 熱い口づけも捨てがたいが、照れくさそうなあいつの笑顔見せられたらこれもやっぱり捨てがたい。 いきなりのフェイント。 抱きしめる前にするりと俺の腕から牧野が逃げて行った。 いつもは俺か…

第8話 From one's heart 2

From one's heart 1 からの続きです。 -From 1- * 「いつもより注目浴びてるような気がするんだけど、なにかあったの?」 花沢類がにっこりほほ笑んだ。 あったなんてもんじゃない! 私が妊娠したと思った道明寺の行動が引っ込みつかなくなるようなこの雰囲…

拍手コメント、キリ番お礼

いつもご訪問ありがとうございます。 最近短編ばかり書いてる感じですが・・・ いろいろ書きたいこと多すぎて枝分かれしだしている気配がちらほら。 気が多すぎる感じもします。 もともとは花より男子ファイナルのその後の話が書きたくて開設したこのブログ…

遅刻の訳は・・・

* 「なんで遅れたの?」 道明寺の胸元から少し身体を離し顔をゆっくり上げた。 今までなら私が待たせたことはあっても私を待たせることなんてなかった道明寺。 それが30分の遅刻なんて、不思議に思ってしまった。 「寝坊した」 ぶっきらぼうに言ったあいつ…

終わりよければ・・・

* 寝過ごしてしまった。 気がつけば時計の針は8時を示していた。 俺の枕元に置いていたはずの目覚まし時計。 数メートル先の床に転がっている。 夜中2時の時間が過ぎていた事は覚えている。 牧野の柔らかい身体抱きしめること想像しながらいつの間にか眠っ…

眠れない夜

* 「明日俺に付き合え」 牧野が素直に「ウン」と答える。 久しぶりの昼間のデート。 俺のテンション上がるのも仕方ねえ。 どこに行く? 牧野以外にデートした経験がない俺は必死に考えた。 最初あいつと行ったのは動物園。 それもグループ交際みたいなやつ。…

待秋

*「昨日大変だったんだから、道明寺からいきなり夜中に携帯が鳴って起こされて・・・」 くったくなく牧野が笑う。 夜中に起こされたと司の愚痴を言いながらもコロコロと笑い機嫌がいい。 俺も牧野の明るい笑顔に釣られる様にほほ笑んでしまう。 「類、お前が…

第8話 From one's heart 1

花男二次小説第8弾 つくしも大学2年に進級して迎えた若葉の季節。 すがすがしい日々を送るはずが・・・ 総二郎とあきらの悪ふざけを信じた司が巻き起こした騒動につくしは思わず絶句する!

Troublemaker 番外編 5

Troublemaker 番外編 4からの続きです。

ご案内

ご訪問ありがとうございます。 しばらく書いてなかった二次小説、花男のテレビドラマで感化され書き出してしまいました。 駄文ではありますがお付き合い願えれば幸せです。 初訪問の方はこの記事の続きをお読みになったうえで観覧されるようお願いいたします…

記憶 パートⅦ

*このリレー小説は記憶 パートⅠからの3話目から分岐しています。 パートⅠを読まれた方は4話目からお読みください。

条件反射

*この短編は初めての朝からの続編第11弾です。 聞かなかった事にしよう を読まれた後お楽しみ頂けたらと思います。

聞かなかった事にしよう

*この短編は初めての朝からの続編第10弾です。 やさしいキスをしよう を読まれた後お楽しみ頂けたらと思います。