玲子さんの婚活物語 18

毎日暑いですね。

子供につきあって少しづつ体力が消耗中です。

最近のテレビドラマ男装のお話が多いですね。

花盛り~、美男~、ホスト~ テンペスト

民放2局の宮崎で見れるのは美男にテンペストだけですが・・・(^_^;)

美男は思ったより楽しんでます。

脚本が日本の方がすんなり入りこめる感じがするのです。

韓国より話が短いからテンポがいいような気も・・・。

一番はまってるのはテンペスト

原作4巻一気に1日で読んじゃったんですよね。

登場人物が悪役も含め魅力的で~。

舞台も見たかった。

おっと!では続きをお楽しみください。

 *

「どうして、結婚相談所に・・・」

まだ納得いかないという表情で見つめられた。

「ごめんなさい。玲子さんにつきあっただけで、まさか知り合いに会うとは思ってなくて」

「俺、バカみたいだな」

力なくつぶやいて部屋を出て行く加川さんを皆で見送った。

途中ドアに頭をぶつけて痛みにも気がつかない様な放心状態。

もう一度ごめんなさいと心の中でつぶやいて頭を下げる。

「あの加川の母親もお節介だったけど息子も血をひいてるな」

青筋が収まった顔で司がつぶやいた。

少しは機嫌は直ってる?

直る要素はどこにもないんだけど・・・。

「ったく。お前はアホか。なに考えてる」

やっぱり来たーーーーーッ。

反論できずに嵐の過ぎ去るのを待つ。

これしかない!

「まさか、私に興味を持つ相手がいるなんて思わなかったから」

ドン!

大きく音を立てたのは司の拳をうちつけられたチョーク調の壁。

そのまま凄んだ顔が目の前に迫る。

亀みたいに甲羅の中に頭を引っ込めたい気分だ。

「自分が思うよりモテるってこと自覚しとけ。この俺が惚れた女だぞ」

惚れたって・・・

何度も言われてるけどさすがに皆の前で言われて体中が火照る。

「相変わらずさらりとはずかしげもなく言うよな」

「手当たりしだい女を口説く総二郎には言われたくねぇよ」

「俺にだって、好みはあるぞ」

「牧野を口説く自信はないけどな」

西門さん一言多いつーの。

「言ってくれれば俺も結婚相談所に一緒に入会したのに」

結婚相談所の女性会員すべてを独り占めしそうな優しい笑顔を浮かべる花沢類。

冗談じゃなくなるよ。

「結構流行ってんだろ結婚相談所って、俺には理解できないけどな」

結婚相談所なんて必要ない容姿の持ち主。

美作さんだけじゃなく西門さんも花沢類も一生縁がないところだ。

私も縁があるとは思わなかったけど・・・。

「しかし、たまに来ると面白いことに遭遇するよな」

「だから、司の所は面白いんだ」

「駿が生まれて楽しみは駿だけって思ってたけどな」

私たちそっちのけで3人の楽しそうな会話が続く。

「牧野、司に隠し事するときは、俺達に言えよ」

爽やかな笑顔を浮かべて言うことじゃない!

ホントにモッ!

「てめえら冗談でも言うなッ!」

司の頭の上から沸々と上がる湯気が見える気がした。

「ビエーン~」

「駿を怒ったわけじゃないからね」

突然の怒鳴り声にビクッとなった駿が鳴き声を上げる。

「あぁ~泣かせた」

「泣かせたな」

「かわいそうにな、駿は悪くないぞ」

「えっ?おっ?泣くな!」

駿の前に手を差し出してきた司を見て駿の鳴き声のトーンが一段と高くなる。

べろを出したり、指で目じりを下げたり、いないないばーままで飛び出した。

ようやく駿の涙が止まった。

「ブッーーーハハハハハハ」

腹を抱えながら遠慮なく声を上げる西門さんに美作さんに花沢類。

「ここじゃなきゃみられねぇー」

「るせっ」

バツの悪そうな表情に変わった司を見て私もクスッとなった。

「お前まで笑うな。まだ許してないからな」

後ろから首に巻きつけられる腕。

胸元に引きこむように動いて私の身体を捉える。

「どうしたら、許してくれるの?」

「分かってるだろ」

頭上から響く声は優しくて・・

耳元を掠めて行く様に流れた。

拍手コメント返礼

やまちゃん様

お久しぶりです。

わが家もケーブルでアニメざんまい。

ついでにDVDもレンタルして見てます。

御蔭で私は好きなテレビも見れなくて・・・

携帯で更新もやりたいんですが、これがなかなか時間がかかるので無理と諦めています。

連載のお話楽しみにしてもらえてうれしいです。

ペースは落ちてますがUPしますのでお付き合いよろしくお願いします。

夏休みが終わるまでお互い頑張りましょうね♪

じゅんじゅん様

コメントありがとうございます。

子供が生まれても道明寺は道明寺。それを変えずに大人な司を時々におわせて~

これが一番難しいのです。