ある日の一コマ (F4編 5)

特価のお買いもの第三弾!!

栞様のブラックカードで支払い。お金を渡すつくし♪

と頂いたコメントに感化され飽きもせずに続編をUp。

飽きたよ~と言わずにお付き合いよろしくお願いします。

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総二郎: 「ここに並ぶのか?」

司:   「当たり前えだろう」

     「カードなんか出すなよ。ほら」

あきら: 「司が現金持ってるなんて思わなかった」

総二郎: 「それも千円・・・」

司:   「常識だろうがぁ」 

類:   「牧野の指導の賜物って、気がするんだけど・・・」  

総二郎: 「俺ら浮いてないか?」

あきら: 「遠巻きに見られてるし・・・」

類:   「レジの子、動かなくなってる」 

あきら: 「完全に司に見惚れてるぞ」

     「牧野は・・・別な品物を物色中か」

総二郎: 「ほかのレジ空いてるのにここだけ行列ができてる」 

あきら: 「後ろのおばさんくっ付き過ぎ・・・」

類:   「司なら吠えてるよね」

司:   「俺はもう慣れてるぞ」

     「並んで物を買うのも、現金での支払いもな」

     「騒がしいのにも慣れた」

     「それにここにいる客をにらみつけるとつくしがうるせぇんだ」

     「ここで買い物できなくなるってな」

     

類:   「司は楽しそうだね」

あきら: 「こんなことを楽しめる人種とは思わなかった」           

総二郎: 「オムツを持たされて喜ぶなんて考えられない」    

司:   「お前らまだ一個だからいいだろうが」

     「普段は両手にオムツ、両脇にテッシュ5箱セットだぞ」

類:   「それ・・・見たいような気がする」

つくし:「みんなありがとう」

    「助かっちゃった」

    

司:  「あいつ、すげ~嬉しそうな顔をするだろ?」

類:  「司も嬉しそうな顔してるよね」 

総二郎:「まさかそれが見たいだけのために司は買い物に付き合ってるのか?」 

あきら:「たぶん、そうかもな」

総二郎:「・・・あほらしい」 

つくし: 「あーっ、なんで Mサイズなのよッ。」

司:   「はあ?」

つくし: 「駿は今Lサイズなのッ」

司:   「この前買ったときはMサイズだったろうがぁ」

つくし: 「成長してるんだから仕方ないでしょう。それに今朝、駿のオムツ変えた時に大きさが変わってるって気が付かなかったの?」

司:   「そんなこと気が付くか!」

総二郎:「こいつら・・・こんなことでよく喧嘩になるよな」

あきら:「それより、オムツにサイズがあるの知ってたか?」

総二郎:「俺の買ったのSサイズだ」

あきら:「・・・俺のは・・・新生児・・・だ」

類:  「どうやら、牧野を満足させられるのは俺だけみたいだな」

司:  「どうして類は知ってたんだ」

類:  「・・・愛の力、なんてね」

司:  「類ッ!」

    「俺には予知能力があるんだ。すぐに全部のオムツが必要になるようにしてやるよ」

    

総二郎:「それって、予知でも何でもねえよな?」

あきら: 「牧野がOKすればの話だろう?」

総二郎: 「力づくでも押し倒すんじゃねえの?」

類:   「あっ・・・司が牧野に蹴りいれられた」

*