ある日の一コマ (F4編 8)

(ある日の一コマ F4編 7)ママは英雄編の続きです。

いつからそんな題名が・・・

司:  「誰が英雄だ?」

類:  「司じゃないよ」

総二郎:「普通息子に英雄って思われるのは父親だけどなぁ・・・」

あきら:「やっぱり司と牧野じゃ違うよなぁ」

司:  「お前らやけにうれしそうだな」

つくし:「大したことじゃないから」

駿:  「違うよ、すごいことだよ。僕うれしいもん」

つくし:「駿!」

駿:  「お父さん、お母さんは英徳の英雄って言われてるの知ってた?」

司:  「・・・英徳の英雄?」

あきら:「傍若無人の支配者を駿のお母さんがやっつけたんだよな」

総二郎:「強烈な右ストレートでKO負けだった」

類:  「殴られて何が起こったかわからないって表情は今でも覚えてる」

駿:  「パパ達見てたの!いいな~」

つくし:「バカなこと言わないでよ」

あきら:「本当のことだよな」

総二郎:「あれは俺たちもびっくりしたもんなぁ」

司:  「それ、俺じゃねぇかぁ!」

駿:  「悪者って・・・お父さんなの?」

司:  「悪者って・・・」

つくし:「駿が悩んでるじゃない!」

    「お父さんは悪者じゃなくて我儘だっただけだだから」

司:  「それフォローになってない」

駿:  「お父さんが我儘っていうのは分かる」      

総二郎:「ぷっ」

司:  「総二郎!笑うな!」

総二郎:「類もあきらも吹きだしてるけど」

 

あきら:「駿にまで我儘って思われてる司って、子供の前で何してんの?」

駿:  「お母さんダメだってことすぐにする」

つくし:「えっ?」

駿:  「舞達の面倒見てると邪魔するんだよね。お父さん」

    「ほかの奴に任せて俺の相手しろって・・・」

    「お母さんも我儘って言いながら嬉しそうだよね」

    

つくし:「・・・・・」

あきら:「お前ら子供の前でもイチャついてるんだ」

駿:  「イチャついてるってなに?」 

つくし:「あぁっ!仲がいいことを言うの!」

駿:  「それじゃお母さんは類パパ、総パパ、あきパパともイチャついてるね」

つくし:「駿!それはちょっと違うかな」

類:  「牧野・・・顔色悪い」

司:  「マジか!」

つくし:「なにを本気でとるのよ!」

    「バカ!」

あきら:「駿、こんなやり取りやってるお前らの両親のことをイチャついてるって言うんだ」

総二郎:「俺たちとは駿のお母さんはこんなやり取りしないだろう?」

     

司:  「・・・・・」

つくし:(///////)