whitedayにはシャンパンを 1

今年も近づいてきましたwhiteday。

今回の企画は!

先日放送の『嵐に~』番組内容で盛りあがった某所のトークからお話が発展。

どんなストロベリーなお話になることか♪

お楽しみください。

何話くらい行くかな?(;^ω^)

 *

「なぁ、牧野、お前が今一番欲しいものってなに?」

さては・・・

whitedayのプレゼントだなとすぐに気が付く。

道明寺が私に聞いてくるって珍しい。

ようやく春の温かさになったのに冬の寒さに戻るんじゃないかと心配になってきた。

「チョコのお返しなら食べ物でいいんだけど・・・」

「丸ごとのケーキとか、甘い苺とか」

我が家で食べる苺は不揃いで小さくてヘタのところはまだ白くて酸っぱさの残る特売イチゴ。

「苺なら今、お前の目の前にあるだろうが」

私の目の前に置かれてる一口では食べきれない大きな苺。

道明寺に特売イチゴを一度は食べさせてたくなる。

こんなのイチゴじゃねぇって吐き出すんじゃないだろうか。

食べたいけどこんなの食べたら我が家のイチゴが食べられなくなりそうで困る。

そう思いながらも手を伸ばして苺を一つ手に取った。

うわぁぁ。

これなに!

ジューシーに口の中にあふれだす果汁。

そして苺の香りが体中に広がってくる。

道明寺の前で一気に頬が落ちた。

それを見てにんまりとなる道明寺が悪戯っぽく私を見つめてる。

「いろんな苺の食べ比べとか、苺のスィートとか、食べきれないくらい食べてみたいかなと・・・」

どーせ、このくらいでいいのかとか?

安上がりなやつとか?

思ってるんだと思う。

「道明寺は?道明寺は何か食べたいものないの?」

「食べたいもの?」

そう言った道明寺の瞳が怪しく輝いたことに気が付いた。

邪な瞳が徐々に近づいて私の目の前に迫る。

身体を屈めた道明寺と視線の高さが同じになった。

私の座ってるソファーの背につ付いた長い腕。

両脇を挟まれて逃げ場のない私。

「苺・・・」

手に持ったままの食べかけのイチゴに道明寺ががぶりと噛みつく。

そしていきなりのキス。

準備できてなかった唇に感じる苺味。

口の中に道明寺から口移しで流れ込む果汁があふれて私の唇を濡らす。

その唇を道明寺の舌先がぺろりと救うように触れる。

「やっぱ、苺よりお前のほうがうまそう」

道明寺の唇が私の上唇を・・・

下唇を噛む。

和らかい唇の感触と固い歯の感触。

次に来るざらついた舌の感触。

こらえきれなくなって漏らす吐息。

苺の味なんてわからなくなって、道明寺の背中に抱き付くように腕を回して道明寺のキスに応えてしまってる。

「苺より甘いだろう」

いつの間にかソファーから道明寺の膝の上に座らせれてしまった私は今、道明寺を見下ろして格好。

頬を挟むように置いた手のひらから伝わる道明寺の熱は私のそれよりも熱く感じる。

私の手首を道明寺がつかむ。

そこから逃げるなとでも言うようにしっかりと握られてしまってた。

キスを催促するように尖らせる唇。

私を見つめる瞳はこれ以上にないくらいにやさしく見つめてくるから抗う気持ちはみじんもなくて、

催眠にかかったように道明寺に吸寄せられてしまってる。

チュッ

音を鳴らして離れた唇の先で道明寺が満足そうにほほ笑むのが見えた。

拍手コメント返礼

スリーシスターズ 様

今からこれだったら期待感は半端ないですよね。

最近楽な逃げを覚えてる私はそちらのほうに流れるかもしれません。(笑)

高校生のうちの娘も一緒ですよ。

女子でのチョコのやり取り。

ホワイトデーのお返しはきっとゼロです。

歩くみかん箱様

ファーストポチ狙いうれしいです。

意外と難しいみたいですね。

ゲット報告される方多いんですよ。

平日は9時前後ですが子供の学校が休みの時は時間が読めない。

今週は入試休みで5日間休みで横でうろうろしてるから落ち着いて更新できません。

横から除いてくると隠すのに必死な状態になってしまうの~

勉強やってる時だけが狙い目なんです。

道明寺家で出される苺は最高級品ですよね。

イチゴ味のチュー。

司ならどんな味でもおいしそうです。