☆ 愛してると言わせたい side story 4

『愛してると言わせたい』side storyの第4段です。

まだ読みたいというリクエストにお答えしての続編です。

これなら本編で続けたほうが良かったかも(^_^;)

 *

「・・・記憶、どこで取り戻した?」

目が覚めたら思い出してました。

そんな言葉じゃ納得できねぇよな。

帰り着いた俺の部屋。

3人がけのソファーの左端にちょこっと腰を下ろす牧野。

その顔を覗き込むように俺は腰を折る。

鼻先が触れ合う距離でわざと言葉を吐きかけた。

「・・・うっ」

唇を噛んだまま落ち着かねぇ視線。

動揺しまくってるのが手に取るように分かる。

「・・・本当に、目が覚めたら全部覚えていたんだもん」

困ったというように歪む口元。

「よく、思い出したよな?」

皮肉っぽい視線を向けたまま俺を嫌いと言った、殴った、拒否した、デートもした。

箇条書きみたいに並べて言いたてる。

「俺にここまでさせるのは牧野、お前だけだ」

ごめんとつぶやらながら一回り小さくなる牧野。

「良かったか?」

牧野の耳元にそっと唇を寄せてつぶやいた。

「ん?」

「だから思い出したとか思わねぇの?記憶?」

こいつを困まらせたくてしょうがねぇ意地悪な俺。

「ハァ?」

「セッ ぷつ」

全部言うなみたいに手のひらで唇を塞がれた。

手のひらの中で『クス』がこもった。

恥ずかしさを通り越して、たまんないという様な潤んだ瞳。

「意地悪なこと言うなッ」

責めてる声も今は俺を誘ってる様にしか聞こえねぇよ。

首筋に落とすキス。

熱を帯びたようにそこから赤く色づく素肌。

「・・・今度は・・・全部・・・記憶なくすかも・・」

とぎれとぎれに聞こえる声。

その声は抵抗にもならずに俺の男の部分を刺激する。

「そしたらまた思い出せてやるよ」

バカなことを言いだした唇を塞ぐ。

身体をよじって逃れようとする牧野を羽交い絞めにして抱きしめた。

昨日は欲望の半分も満足しねえくらいの優しさで抱いた。

今は・・・

少しぐらい乱暴でもかまわねぇよな。

強引に重ねた唇からもわずかに漏れだす吐息。

舌同士は絡めあって、弄ぶ。

徐々に反応を見せる牧野。

ゆっくりと牧野の身体から力が抜け落ちて俺にすべてを投げだした。

服の上から触れる胸。

柔らかい胸の膨らみ。

手のひらにすっぽりと収まる形。

指先に軽く力を入れるたびになすがままに形を変える。

温もりがリアルに俺の脳を刺激して甘美な思いに支配されていく。

牧野の反応を確かめるように直に素肌に指先を進ませる。

俺達の居場所はソファーからベットへと変わっていた。

*続きの部分からは私には珍しく年齢制限かけさせてもらいます。

今まで書いていたモノより大人向けに挑戦してみました。

R18 禁です。

ダメだと思ったらもう書かないと思います(^_^;)。

この作品は幻になるかもなぁ

年齢に満たない方はお控えください。

成年でも、そのような表現がお嫌いな方はお戻りくださますようお願いいたします。

胸元に落とすキス。

頂上を求めて彷徨う。

突き止めて執ように指先と舌で攻め立てた。

背中を指でなぞると、ぴくんとしなる華奢な身体。

「っひゃあっ……あっ…」

濡れたように赤く色づく唇からは吐息が漏れ、時折混じる甘い声。

たまんなく聞きたくなる声。

俺しか聞けねえよな。

それが征服欲をかきたてる。

その声に促されるようにスカートの中に手を滑り込ませる。

そのまま下着の中と進ませる指。

十分に潤っているクレパスが誘い込む様にそれを飲み込んだ。

「牧野、こんなになってる」

唇を離すと、牧野の耳元で囁いた。

「ヤダッ」

反抗するようにわずかに身体を引こうとする牧野。

ここで無駄に抵抗して体力使うな。

まだ素直じゃない。

逃がさないように牧野の蕾に触れた。

クレパスを指が行き来して蜜を誘い出す。

その湧き出てくる中心に指を差し入れ、何かを探るようにうごめく。

他の指が花芯を探り出し、刺激を与えた。

敏感な部分を見落とさないように繰り返し丁寧に愛撫する。

身体は熱を発しているように熱く、それは俺から与えられる刺激を待っている様。

そして俺を挑発するように声を押し殺して、牧野の唇から吐息が漏れた。

「声、聞かせろよ。」

「い…いや…。恥ずかしい…」

唇は 牧野の身体を彷徨いながらいくつもの淫靡な痣をつけていく。

わざと牧野の声をひきだすために執ように攻め立てる。

掌が膨らみを包み、時折蕾を摘む。

「はあっ…ふうっ…あぁ…」

こぼれ出た声を合図にゆるりと開かれた脚の間に身体を割り込ませた。

固さを増した俺自身を僅かずつ深さを増しゆっくりと潤った中へと押し入れる。

鼻にかかっているような甘い声。

喘ぐ表情。

煽られるうに腰の動きが早くなる。

牧野の中は俺をひくつくように強く締め付ける。

それは不規則なリズムで俺を頂点へ誘う。

「そんなに締めたら、もたねぇ…。」

牧野の背中が弓のように反って、甘い声は泣いているような嬌声へ変わった。

「道…明寺…!」

名前を呼ばれた瞬間に、牧野の中は執ように俺を攻め立てる。

俺は深く強く牧野に自らを打ちつけ果てた。

拍手コメント返礼

けい様

パスワード届いたようで良かったです。

そのまま入力で大丈夫ですよ。

年齢制限の作品はどうしようと迷った挙句の暴挙です(笑)

白文字は見たくない方の為の予防線をはらしていただきました。

下の方に進んでもらえれば黒文字の表示になっていますので気が向いたら読んでみてくださいmせ。

しずか様

ちょっとリアルなRは御初でした。

たまにはといってもらえるとホッとします。

まあ・・・年に1回とかでどうでしょう?

七夕かぁ ← 一人突っ込み。

もっと多くても大丈夫?

いえいえ私が書けないかも。

リゲル様

ドラマや映画では出せません!(^_^;)

>自力で補填するしか!ないんですよね~w

そうですよねぇ~

いや~そう言っていただけると肩の荷が・・・・

ますます暴走しちゃうかも♪

TomJeri様

パスワードが無事に届いたようで、ご連絡ありがとうございます。

司目線につくし目線といろいろ組み合わせて書いてますので楽しんでもらえたら嬉しいです。

allure 様

ぱすわーど制限最初のお話です。

UPした時はドキドキした事を思い出しました。

UPしたとはなかなか読めなくなるんですよね(~_~;)

のん 様

ありがとうございます。

PW喜んでもらえてうれしいです。

ファイナルで終った消化不良分を補っていけたら嬉しいですね。

はな 様

無事にここまでたどり着いてもらえてよかったです。

最初の頃の限定記事は恐る恐る書いていました。

今はどこか解放された感じで限定記事も書いています。(;^ω^)