大人になるために 1

けしてPWのついたお話ではりません。

キリ番ゲットのけい様にリクエストを受けたつくし祝成人式のお話です♪

どんな成人式になりますことやら(^_^;)

1話では終わらなかった・・・。

けい様リクエストありがとうございました。

 *

「お前今週末の予定は?」

正月を過ぎた頃、俺の部屋のベットに寝そべってぱらっと雑誌を眺めてる牧野。

「今週末?」

「道明寺の誕生日はまだだから何も予定はないよね?」

「私は忙しいからなぁ」

忙しいって・・・

俺の誕生日のお祝の準備なんていらねぇぞ。

「成人式があるからそっちに行くけど」

なんかあるの?みたいに顔を向けられた。

「いや、俺も時間がるからさ」

それも珍しく土日と何の予定も入ってないんだよ。

この際、久しぶりにゆっくり二人でなんて計画を考えてんだ。

「成人って誕生日すぎたろうがぁ」

しっかり二十歳の記念日を祝ってやったぞ。

邪魔もの数人いたけどなッ。

「もしかして成人式知らないの?」

言葉に詰まる俺に、ちょっとした広い会場で同級生が集まってお偉いさんの祝辞を聞いたりするのがあるんだと

にこやかに説明する牧野。

そのどこがおもしろい?

俺と過ごす時間の方が楽しいはずだよな?

「振りそで着ようか袴にするか迷ってるんだよね」

「優紀は振りそでって言ってたけどなぁ」

「パパもママもレンタルしてくれるっていうんだけどね。借りると10万はするからもったいなし・・・」

ここが悩みどころってどんなとこだ?

振りそでって・・・

借りれるものなのか?

俺の反応なんて全く気にもとめてない牧野。

いじけそうだ。

「俺がプレゼントしてやるよ」

牧野の興味をとりもどす一言。

「えっ?だってめったに着ない振りそでだよ!」

目ん玉飛び出しそうに俺を見つめてる。

振りそで買うよりモット切実なものがってそっちに置き換えんなッ。

どうせ食料品だろうが。

「これからは俺の婚約者として着る機会も増えるだろうし、一つも晴れ着を持ってなかったら俺が困る」

「それに誰が着たかわからないものお前に着せられるかっ」

「拒否すんなよ」

最後は押し付けぎみに脅すことを忘れない。

プレゼントに必要以上に拒否感を示す牧野には結婚の為って結構な脅し文句なっている。

「その成人式って俺は参加できねえのか?」

「当たり前でしょう。成人式なんだから」

「同級生って誰が来るんだ?」

「道明寺は優紀しか知らないでしょう」

微妙にうわずる牧野の声。

「男・・・来るだろう?」

「同級生は女子ばかりじゃない・・・からな

やや震え気味の唇。

「同窓会みたいだよな」

こいつの同窓会にはいい思い出ねぇンだ俺。

中学校の頃こいつに惚れてた男いたよな?

「一人じゃ行かせられねぇ」

「えっ?」

「どう言うこと?」

「人一倍俺が嫉妬深いこと知ってるだろうがぁ」

だから言いたくなかったって黙っていても表情で答えられてる。

四つん這いの俺の身体の下で牧野が固まった。

「ホントについてくる気?」

困ったような表情に戸惑い気味にかすかに潤みだす瞳の中。

「お前次第」

そのまま俺の身体をゆっくり牧野の上に体重半分で押し付けた。

同窓会のすったもんだのお話は『第10話 Must be you will love me』を参照してくださいね♪

・・・と、コメントしつつ書いた私が内容忘れてます。

まず同窓会の話を書いたのどれだっけ?と探し回り。

あっ!Must be you will love me だと気がついて・・・

話を読み返して間違い見つけて書き直して・・・

何やってるんだか・・・。

拍手コメント返礼

sako様

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

ようやくゆっくりと思ったら今日から3連休です。

来週からバリバリ頑張ります♪

b-moka

いいお題をいただきました。

どんな成人式になるのかお話を進めていかないとどうなるのか私にもわかりません。