想いのかけら

久しぶりに類君のお話を書いてみたいなと思い立ちお話を考えてみました。

やっぱり私は類も好きなんです。(>_<)

でも司みたいにSにはなれない・・・。

だからきっとるいつくのお話は書けないのではないかと・・・。

楽しいお話、笑えるお話はつかつくで~。

*

牧野は誰よりも愛を知ってると思う。

じゃなきゃ司を選ばないでしょう

司を司以上に理解してるのはあんたしかいない。

大学の時、牧野を慰めながら囁いた。

「私たちもう駄目かも・・・」

さびしそうに言った横顔は珍しく心痛で・・・

俺の心までつぶれるように痛む。

「2週間連絡くれないって初めてなんだもん」

高校の時にNYに行った司から1年ほっとかれたことは?

あの時も健気に司の事を信じて待っていた牧野。

それとくらぶればまったく問題ないように感じる。

「きっと忙しいんだよ」

「早く仕事を終わらせて牧野の側に戻りたいなんて思ってるんじゃないの?」

ベンチに二人で並んで座って眺める空は雲ひとつなく青く澄んで広がる。

「今頃、司も空を眺めてるかな」

手を空につきだす様に伸びをして呟いた。

「今、あっちは夜だよ」

「でもつながってるんだよね・・・。この空」

クスッと小さく笑った口元がつぶやいた。

「簡単に人にいろいろ押し付けてさ・・・」

「俺のフィアンセとしてがんばれって言って、その後何にも言ってこないんだもの」

ここ数日、司の母親に連れられている牧野。

この前のパーティーで緊張気味に挨拶をして回る牧野を見た。

わずかに震える唇。

手足が同時動いてる見たいな歩き方。

「いつもなら、司が支えてるからな・・・」

そうあきらがつぶやく。

「それじゃ俺達がナイトをかって出ますか」

総二郎はスマートに司の母親から牧野を譲り受ける。

ホッとしたような落ち着いた笑みを牧野が浮かべた。

「がんばってるね」

「仕方ないもん。結婚したら当たり前なんだよね」

曇りがちな表情。

きっと司のいない心細さがそうさせてるのだろう。

二人の関係が離れていても互いに助けあっているのだと感じてしまう。

牧野・・・君は・・・

司・・・お前は・・・

気が付いているのだろうか。

「止めたくなった?」

「えっ?」

「司との結婚」

「それは・・・ないけど・・・」

照れくさそうに頬を染めて無邪気に牧野が笑顔を見せた。

答えなんて聞かなくても分かっているのに聞きたくなるのはその笑顔が見たいせいかもしれない。

「だから頑張る」

それが牧野の魅力だと言いたくなった。

「もう!いい加減にしてよね」

「だったら、俺の傍から離れんな」

「今度はなにが原因だ?」

「知らない。見てなかった」

「どうせたいしたことじゃねぇだろう」

「「「あの二人の場合」」」

顔を見合わせてクスッと笑いあう。

結婚しても変らない。

司の強引さも・・・

わがままも・・・

やさしさも・・・

強さも・・・

弱さも・・・

すべて受け入れているんだよな。

だから・・・

けんかしても、怒っていても幸せそうに見えてしまう。

最高にお似合いだ。

拍手コメント返礼

きんた様

久しぶりの類サイドのお話です。

せつない類が堪らなく愛しくて・・・。

つくしの事もつくし以上にわかってる類だからなおさらですよね。

これはつかつくじゃないと書けません。

きんた様しっかり類を包んで上げてください。

b-moka

つくしを見守る類の愛。

せつないけどいいんですよね。

だから類は人気がある様な気もします。

例えばですよ。

司が先に死んでもつくしは類と再婚しようとはしないと思うんですよね。

類もつくしと一緒になろうとは思わない。

でもそ~と側にいる。

そんな関係を私は勝手に思ってるわけなんですが・・・(^_^;)

5歳のミニチュアの女の子です。

やんちゃで気が強くて暴れん坊ですがかわいいんですよね。

散歩が嫌な時期になりますね。