ある日の一コマ (つかつく編 18)

秋休みもあと1日で終わり。

連休多すぎです!

*

つくし:「・・・雨だ」

司:  「ん?」

つくし:「雨音が聞こえる」

司:  「雨ぐらい降るだろう」

つくし:「雨ってさ、いい思い出ないよね」

司:  「それはお前より俺の言い分」

    「初めてのデートで雨にずぶぬれで待たされたしな」

つくし:「デートの誘いなんて冗談みたいだったんだもん」

司:  「冗談で誘うか!」

つくし:「デートに誘われるって思われる状況じゃなかったじゃない」

司:  「牧野・・・わざとじゃねぇよな?」

つくし:「ん?」

司:  「相変わらず空気の読めないやつだ」

    「ベットの中で喧嘩したくねぇんだよ」

つくし:「変なとこ触んないでよ・・・ね」

司:  「裸なんだからしょうがないだろう。わざとじゃねぇし」

つくし:「・・・・」

つくし:「ねぇ」

司:  「ん?」 

    

        

つくし:「もしあの時、時間通りに私が来たらどこにデート連れてってくれたの?」

司:  「あっ、考えてなかった」

    「あの時はお前と二人で会いたかっただけだから」

    

つくし:(//////)

    「真顔で言わないでよ」

司:  「照れるなッ」

    「お前のが俺に感染するッ。 デートってやったこともねぇし分かんなかったんだよ」

    「俺の初めては全部お前だからなッ」

つくし:「・・・膨れながら言うこと?」

    「私も初めては全部道明寺だよ」

司:  「初恋は違うだろうがッ!」

つくし:「またそこ?」

司:  「俺にしたら屈辱だ」 

つくし:「あの状態で赤札を貼った張本人を好きになるのはおかしくない?」

司:  「俺様だったらあり得ることだ」

つくし:「どう考えても無理」

 

司:  「現に後では俺を好きになっただろうがぁ」

つくし:「・・・どこで変わったんだろう」

司:  「本気で悩むな」

つくし:「本気で好きになったのは道明寺が最初で最後だと思うから」

    「それで許してよ」

司:  「お前・・・ずるい」

    「そんな表情見せられたら、何でも許しちまう」

つくし:「あっ・・・」

    (///////)

    「さっき、終わったばっかりなんだけど・・・」

司:  「誘ったのはそっち」

つくし:「誘ったつもりはない」

司:  「相変わらず自覚がないやつ」

    「止められねぇよ」

つくし:「ン…っ」 

これ書いてる横で子供はテレビゲームに夢中(^_^;)

連載分はたぶん後の時間になると思います♪