FIGHT!! 11

昨夜作成中ブログがメンテに・・・。

お話が消えてしまってました。

クッ

立ち直れずUPできずに就床。

また朝から頑張ろう。

きのう書いたものよりおもしろくなってることを願いながら。

*

担任の自己紹介なんて誰も聞いていない。

視線は私の身長を通り越して後ろに並ぶ4人に注がれる。

女性だけじゃなく男性も視線は固まってる。

教室の室温は上昇中。

「思い出すわ。英徳高校に通っていた頃にF4の隠し撮りの写真1万円で買ったのよね」

小さい声で聞こえる囁き。

「私も~」同調するように違う場所から上がる声。

在学中も聞いたことのある話。

男とお金とおしゃれしか興味のない同級生に胃が痛くなった日々。

切れそうになった気持ちをどれだけ抑えたことか。

ここでもまたそんな思いをさせられたらたまらない。

大半が英徳の卒業生だってわかってたのになぁ・・・。

駿のためだと自分に言い聞かせた。

そんな周りの状況は無視してるのか・・・

気にならないのか・・・

4人の長身の目立つ華やかなオーラーを漂わせる男たちはにっこりと駿を見つめてる。

ただ一人、司だけは不服気味で腕組みをしたまんま壁にもたれて3人のパパたちの威嚇を忘れてない。

どう見ても息子の入園式を見てるには不釣り合いな不機嫌さ。

それでも駿が司にお父さんと手を振った一瞬だけ表情が緩んだ。

それを目撃した西門さんはニンマリとした笑顔を私に向ける。

西門さん・・・

この状況を楽しんでるッ!

「みなさん。お父様とお母様に聞こえるように名前を言いましょう」

石英徳・・・

お父さん、お母さんじゃないのね。

両親にも様を付けるらしい。

父親参観もお父様参観と案内のプリントは来るのだろうか?

母の日もお母様の日とかに言い換えてたりして。

上品を通り越して笑える。

担任は明るい声を必死で作る。

それでも隠せない緊張感。

右側の園児の顔を見ながら手のひらは左の児童を指している。

左右の園児が相手を気にしながら立った。

ふつうならほほえましいと笑い声が親たちから漏れるところ。

先生の強張った顔につられるように私の顔も強張った。

『すいません』

全部この人達のせいですよね。

表情の中は申し訳なさで埋め尽くされる気分だ。

「つくしちゃん」

後ろから場の状況を把握してないような明るい声。

つくしちゃん!

英徳で呼ばれた記憶あったっけ?

それも低めの男性の声。

大人の男性にちゃん付けで呼ばれるのは甲斐さん以外には中学校の同級生以外に記憶がない。

「・・・?」

じっと男性の顔を見る。

「おい!俺以外の男どうでもいいだろう」

「ちょっと黙って!」

「なにがつくしちゃんだッ」

じろりと道明寺が鋭い目つきで相手の男性を威嚇。

それを完全にスルーした男性は「久しぶり」と私の両手をつかんで嬉しそうに上下に振る。

「さわるな」

条件反射みたいに道明寺が手刀でつながれた腕を断ち切った。

「いた~い」

おっとりとした声。

少し潤みを帯びている。

「和也君?」

「わ~やっぱり覚えててくれたんだ」

飛び上がるような無邪気さの青池和也。

子どもの頃の明るさとけなげな印象は大人になっても変わってない。

「誰だッ!」

懐かしさに喜んでる私の横で司が今日一番の不機嫌な暗黒の雲を背中にしょった。

青池和也君、日本版では登場はありませんでした。

ここでは司とは初対面の設定です。

だれか思わぬ人を登場させてください!

コメントでいただいたので和也君を指名しました。

これでもうすぐ終わるはずのお話が長くなる・・・(^_^;)

つくしとは幼馴染で庶民の和也君。

土地バブルでいきなり上流階級入りし、英徳学園に転入してつくしと再会。

二人の仲の良さに司が嫉妬し、転入早々赤札を張られつくしと一緒にいじめにあうんですよね。

そしてつくしに片思い♪

司が類をF4から外したとき、一時的にF4のメンバーにもなりましたよね。

流石に今回はF4にはならないでしょうが。

大人になってひょんな場所で再開したら司はどうするのかなぁ~。

拍手コメント返礼

ネネ様

和也君登場に思わずのコメント嬉しいです。

そうですね桜子似合いますよね。(笑)

残念ながら今回は絡んできませんけどね。

b-moka

なるべく長くならない様にするつもりだったんですけどね。(^_^;)

駿君も絡んでくるとどうなるんだろう~。