思い出は夢の中で 5

続きはどこから始まる?

1・もちろん

2・邪魔が入る!

3・ソファーが倒れて現代に戻ってお話は終わり。

ご参加ありがとうございました。

若干 2 が大目で1位を獲得♪

あ~今回も司ぼっちゃん蛇のなまころがし・・・。

1が入って2!というのも結構あり。

結局はご希望が多いようで(^_^;)

何気にプラスαのお話を用意してるかもしれません。

あっ!約束じゃないですよ(^_^;)

その気にならにゃきゃ書かけませんから~

その木ってどんな木・・・

桜の木♪そんなバカな!

*

力が抜けたように倒れこむ華奢な身体。

シャンプーの清純な香りがいつもの牧野の存在を俺に印象付ける。

二人の重みでギシッとソファーが沈む。

わずかに伝えるその振動さえも心が、身体が飽きることなく牧野を求めてる。

きっと・・・

それは、いつもの状況と違う立場に置かれた俺たちの状態が自然に互いを強く必要としてる訳で・・・。

自分の強がりを露わにさせている。

過去とは言ってもそこに迷い込んだ俺たち二人はこの空間には存在しない二人なのだから。

今だけだ。

自分にそう言い聞かせながら・・・

不安を消し去るために・・・

互いのぬくもりを奪い合う様に抱きしめた。

「・・・まって」

とぎれとぎれの息の中から離れた唇が俺の頬にかすかに触れる。

「まてねぇ」

拒否するように目の前で呼吸に合わせて上下する二つのふくらみを持ち上げるように手を添えた。

官能的な刺激は、内側から瞬く間に俺を刺激して俺は勃ち上がる欲望をそのままに、牧野の肌をあらわにするために指を動かす。

「んっ・・・」

甘く漏れる声。

その声はもう俺を受け入れてる。

今まで幾度も繰り返した行為を拒むことは今更できないとしっかり牧野は反応している。

今更無駄だ。

わずかに開いた唇にもう一度熱いキスを落とす。

深く、長く、逃がさないよう舌先は口腔を戯れる。

「・・・ダメ」

下半身に移動した俺の腕を中途半端なか弱い力が遮る。

「感じてるのに?」

「・・・それはしょうがない」

キュッと睨んだ顔はどうしようもなく俺を煽ってる。

睨みながら困った表情を作んなッ。

「・・・持ってる?」

「んっ?」

「だから、あれ!」

「アレ?」

「その、ここで妊娠したら困るし」

照れくささを勢いで吹き飛ばすような高い音域から牧野が声を張り上げた。

「おっ」

牧野から離れるように体を起こす。

牧野は俺をしたから見上げてる状態。

スラックスにある全部のポケット左右に後ろに、焦るように指先を突っ込む。

差し入れる場所が牧野から自分に代わってる情けない状態。

それでも俺の誇張したものは収まりを見せてない。

「西田のことだ、準備してあるかも!」

ソファーから飛び降りて寝室を探しながら部屋のドアを開ける。

5LDKのマンションでよかった。

そこまで歩き回るのも厄介な状況なんだよ。

時々転びそうになる。

2回目で見つけた寝室。

キングサイズのベッド。

用意周到じゃねぇか。

この状況なら期待は持てる。

ベッドサイドのワゴンの引きだしを開ける。

かき回して探す手間もかからない。

「カラ・・・」

どこを探しても出てこなかった。

「西田の奴!」

カラの引き出しをそのまま床に投げつけた。

カランと跳ね上がった引き出しはそのままドアの前にいた牧野の前まで転がってる。

「道明寺・・・」

「もしかしてそんなものまで西田さんに準備させてるの?」

「お前と付き合いだしてから西田が準備してくれたんだよ」

「希望しない妊娠に傷つくのは女性ですから男性が注意するのはエチケットですってな」

まじめな顔で目の前に差し出された違和感満載のスキンのパッケージの箱。

あれは牧野にプロポーズしたすぐあと。

使う機会に到達するまでどのくらいの未遂を繰り返したことか。

あのころのお俺に辛抱だ!と明るい未来はやってくる。

今はいいぞ~と教えてやりたい。

そうか・・・

この時代の俺には必要なかったから西田も気を回してないんだ。

「そんなものまで西田さんに準備させないで!」

怒りを通り越して鬼夜叉になった牧野が壊れしそうな勢いで寝室のドアを足でけり上げた。

え!おっ!と期待させて期待通りの展開♪

過去の司を乱入!いやF3!などなど考えましたが、ここで会わせると後のお話が面白くなくなってくるので、

この夜はこの辺で~。

この後コンドーさんを求める司君。

西田さんに準備してもらってた設定にしたらどうやって買うのかわからずに悪戦苦闘する司坊ちゃんも楽しめるんじゃないかと♪

余談なお話を考えてる管理人でありました。

それとも西田さん日記もあり?

拍手コメント返礼

みるく様

こちらこそコメントありがとうございます♪

私は原作を読んだのはリアルに連載時期。

忘れたころにドラマにハマりそのまま今日までこんなことやってるとは大丈夫か!と思う日々。

趣味道楽と言ったところです。

お付き合いありがとうございます。

花男いいですよね~。

b-moka

ハイ2番でした♪

邪魔をするのは西田さんかF3か~と思いながらコンドーさん。

ここからのあとのお話も妄想中。

書いて大丈夫か!と思っています。

こう様

「西田あれ頼む」

「分かりました」

頭の中で司のスケジュールを浮かばせて必要数を計算する西田さん。

つくしは絶対嫌でしょうね。

でも「あれ」で通じたらそれもいやだわ~(笑)