ある日の一コマ(家族編 18)

オトナなウサギ子どものウサギ♪

ママがダメならパパにお願い!の一コマ

*

翼:  「お父さん」

司:  「なんだ二人で?」

舞:  「パパにできないことはないんでしょう?」

司:  「当たり前だ」

    「なにか、欲しいものがあるのか?」

    「つくしには、ダメッって言われたから俺か?」

    「また甘いといわれそうだけど、お前らが欲しいものなら何でもいいぞ」

翼:  「欲しいんじゃなくて見たいの!」

司:  「見たい?」 

舞:  「ウサギにはふわふわの子供のウサギとお父さんお好きな大人のウサギがあるってお兄ちゃんが教えてくれたんだけど・・・」

司:  「ふわふわウサギ?子供?大人・・・」

    「お前らの言ってる意味が分かんないぞ」

翼:  「頭に長い耳、お尻に白いまるい尻ぽで、足が黒の網タイツの大人のウサギのお母さんの写真をお父さん持ってるんでしょう?」

    「僕、それが見たいんだけど」 

司:  「あたまに長い耳・・・お尻に白いまるい尻ぽ・・・」

    「足が黒の網タイツ!!!」

    「あっ!!!あれか!!!」

    「確かに、あれは大人のウサギだな」

    

舞:  「もう、言っちゃうけどクリスマスのプレゼントをお母さんのうさぎさんにしたらお父さんが喜ぶってパパ達が教えてくれたの」

司:  「パパ達って類に総二郎にあきら?」

翼:  「うん」

司:  「そうか・・・あいつらにしたら上出来じゃねェか」

これで西田の意味深な言葉も理解できる。

翼: 「子供のウサギと大人のウサギを並んだのを見たいって僕が言ったの」

舞: 「そうしたら、お母さん無理!だって言うんだもん」

翼: 「だからお父さんにお願いしたいんだけど」

司: 「お父さんも見たい」

翼: 「わ~い」

司: 「翼、喜ぶのは早い」

   「作戦を考えなきゃつくしは素直にウンと言わないからな 」

   「これが成功すれば、すげー父さんは満足するぞ」

   

舞: 「翼、パパ達に聞いたのは間違いじゃなかったね 」

翼: 「うん」

司: 「今回は父さんもあいつらに感謝するかも」

拍手コメント返礼

さっ**様

「なに喜んでるのよ~」

言いたいでしょうねつくしちゃん。

私も早く年賀状つくらなきゃ~。

実は年賀状だけにのせるショートストーリーを考えてます。