ある日の一コマ(家族編 19)

クリスマスのウサギのぬいぐるみの続き一コマ

*

総二郎:「なんで俺らまで・・・」

あきら:「しかたねぇだろう、牧野にばれたんだから」

類:  「言い出したのは誰だっけ?」

総二郎、あきら:  「お前だろう!」

類:  「俺だっけ?」

あきら:「子供たち楽しそうだよな」

総二郎:「舞はピンクのウサギで翼は白か・・・」 

類:  「駿は不機嫌だけどな」

あきら:「俺たちのキグルミは顔が隠れてるけど、子供達のキグルミは顔のところはくりぬきだからな」 

総二郎:「駿が不機嫌にしてると司がキグルミ着せられてるみたいで面白い」

類:  「司よりよりかわいげはあるけどね 」

あきら:「必見の価値はある」

つくし:「座ってないで、子供たちの相手もしてよ」

類:  「牧野はうさぎにならないの?」

つくし:「なななるわよ」

司:  「子供たちが、西田に頼んで準備させたんだからな、子供ウサギと大人ウサギ~」

あきら:「お前だけまともにスーツて、ずるくねぇか?」

司:  「俺が主役だろ?」

つくし:「主役は子供達でしょう!」 

司:  「サンタの格好はしてやるぞ、お前が着替えた後でなッ」

つくし:「ニンマリするなッ」

総二郎:「俺たちも久しぶりに牧野のオトナナウサギ見れるんだ」

司:  ムッ!

あきら:「あの頃よりは色気はあるか?」

類:  「ハロウィンの頃もかわいかったけどな」

司:  「お前らにはみせねぇ!!!」

あきら:「そうはいっても子供たちはオトナナウサギと子供のウサギを並べて視るの楽しみにしてるんだろう?」

総二郎:「子供たちの夢は全部かなえてやるって約束してたよな?」

司:  「クッ・・・」

つくし:「そんなに嫌なら止めてもいいけど・・・」

「「だめー」」

つくし:「翼!舞!」

翼: 「僕ら楽しみで昨日寝れなかったんだからね」

舞: 「お父さんに喜んでもらおうと頑張ったのに・・・」

司: 「・・・まいッ」

類: 「司、表情が崩れてる」

総二郎:「舞は甘え方うまいよな」

あきら:「牧野が舞の様に甘えられればオトナナウサギの衣装いらなくねぇか?」

類:  「どうでもいいけど、1番楽しいのは間違いなく司だよな」

司:「類!総二郎!あきら!」

あきら:「帰れとかいうなよ」

司:  「言わねぇよ」

    「お前らを帰したら子供たちに責められる」

総二郎:「牧野より子供たちを優先できるって、司もやっぱり父親だな」

司:  「見えないようにすればいいだけだろうがぁ」

類:  「見えないって・・・」

司:  「目隠しだけで許してやる」

つくし:「やっぱり、私着替えなきゃダメなんだ・・・」

拍手コメント返礼

けい様

可愛いうさぎさんがいっぱい♪

子供たちは大喜び。

パパも喜ばせないとね。

大きな白い袋を持って登場するのは西田サンタとか?

プレゼントを配ってからになった袋に残るのは大人なバニーって趣向はあるのかな?

ゆげ様

可愛い子供たちの夢を壊しちゃだめだよ~

司に誰も言えないでしょうね(笑)

西田サンタの出番は近い?