ある日の一コマ（家族編 20)

クリスマスのお話もこれが最終話？だとおもいます。

*

翼：　　「ピンクのうさぎさんだ♪」

舞：　　「かわいい♪」

駿：　　「・・・・・」

司：　　「それ、オトナなウサギじゃねぇだろう！」

つくし：「これが、精一杯よ」

　　　　「みんないるのにッ」

総二郎：「それじゃ俺たちと一緒の格好だな？」

あきら：「だな。ウサギはウサギ同士で仲よくするってどうだ？」　

類：　　「ウサギを襲いそうな猛獣はオリの中にでも入れとくとか？」

司：　　「俺が出ていくはずないだろうがぁぁぁ」

類：　　「ねぇ牧野？」

つくし：「なに？」

司：　　「おい、類！俺を無視してつくしに話しかけるな」

類：　　「その着ぐるみの下は昔と同じ状況？」

つくし：「えっ！まぁ・・・」

司：　　「だから無視するなって言ってるだろう・・・が・・・」

　　　　「昔って・・・言ったよな？」

つくし：「そこで念を押さないでよ」

　　　　「ギャー！　胸元に指を突っ込まないでよ　」

司：　　「見えねッ・・・」

　　　　「確かめただけだろうがッ！シマシマな気持ちはねぇよ」

総二郎：「それ言うなら邪だろう」　

あきら：「相変わらず成長してねぇな」

司：　　「みせろ」

つくし：「ヤダ」　

司：　　「いいじゃん、今さらだろ」

つくし：「今さらなら見なくてもいいでしょう」

司：　　「見たい」

つくし：「見せたくない」

司：　　「お前は俺のプレゼントなんだなろうがぁ！」

つくし：「だって・・・」

　　　　「昔も自信なかったけど今はもっと自信ないもん」

　　　　「子供は3人産んだし、20代じゃないし・・・」

司：　　「大丈夫だ、体形は昔と大して変わってないのは俺が一番知ってる」　　　　

　　　　「それに出会った時より今のほうが綺麗だ」　

つくし：（//////）

　　　　「照れくさいこと子供達の前で言わないでよね」

司：　　「俺は、思ってることしか言わねェよ」　

総二郎：「・・・あいつら完全に俺たちのこと忘れてないか？」

あきら：「駿、舞、翼。プレゼントはそっと一人で開けてみる方が楽しいよな？」

翼：　　「～えっ」

駿：　　「プレゼントはあまり人に見せびらかすものじゃないだろう」

類：　　「君たちのママは見られるの恥ずかしがってるしね」　　　　　　　　　　　　　　　

舞：　　「あっ！お父さんがうさぎさんのお母さんを抱っこした」

駿：　　「お母さんは手足をばたつかせて嫌がってるけどね・・・」

司：　　「おい、お前たちのプレゼントはもらっていくから覗きに来るなよ」

つくし：「覗って・・・子供たちに何言ってるのよ！」

司：　　「その代りオトナのウサギは写真で撮って見せてやるからな」　

翼・舞：「うん」　

駿：　　「・・・僕は見なくてもいい」

あきら：「結局こうなるんだよな・・・」

総二郎：「あいつら結婚何年目だ？」

類：　　「見てる俺たちも幸せだからいいんじゃない」

駿：　　「はーっ」

あきら：「駿、苦労するな」

舞・翼：「？」

拍手コメント返礼

ゆげ様

映像が浮かんでとは私も見てみたい！

駿君と舞ちゃん翼くんは誰だろう？

う～ん。

駿君はこうしてF3の境地に近づいていくのかぁ。

オトナのうさぎの写真を見せられた子供たちの反応確かにみたいかも～

って書くのはわたしだ～。