大学の中心で卒業できないを叫ぶ 3
お知らせです。
ピグ目的で開設したアメーバーブログの使い道を模索してました。
結果、このブログの別館の扱いで使用していこうと思ってます。
二次の作成の裏話に更新状況のお知らせ。
投票で没になったお話を載せるなんてことも考えております。
こちらのFC2ブログ共々よろしくお願いいたします。
アメーバーブログはこちらです
*本当に並んでついてきた。
道明寺が自ら言い出した意見を曲げるはずがない。
この考えはいいだろう的な表情を顔全体にゴキゲンの音符記号を貼り付けたご満悦な笑み浮かべてる。
自分は天才とかこれ以上の思いつきはないだろうって自画自賛してるはずだ。
でもその和らいだ表情が可愛くて何も言えなくなる。
可愛いって思ったことは内緒だけどね
講堂のドアを開けた途端から注がれる視線とザワツキ。
ついでに「キャー」という驚きと興奮も混じってる。
その中に一人の男性が混じってた。
握りしめた両手は顔半分の前に置かれてシナを作って飛び跳ねて喜んでいる。
「道明寺様~~~~~」
両手の指先を胸元でくっつけて作った形は・・・ハート?
熱い視線に慣れてるはずの道明寺も流石にこれには動揺を見せる。
「あいつは、なんだ?」
独り言みたいにつぶやく声。
「道明寺って・・・男の人にもモテるんだ」
「バカ、そっちは興味ねェよ」
少しムッとした表情を浮かべて道明寺が歩き出す。
アッ!
段差のところでコケそうに道明寺の足がもたついた。
思ったより動揺してる。
席の後ろから3番目あたりに私は静かに腰を下ろす。
道明寺がついてこない私のところまでバタバタと引き返してきた。
「いつも前の席じゃないのかよ」
確かに何時もの私なら最前列でペンをとる。
それが今日できないのは道明寺がいるからでしょうッ。
後ろの隅っこにいても目立つこと間違いなし。
教授の反応を考えたら怖い。
関係者以外は立ち入り禁止と追い出す?
まずこれはない。
見て見ぬふりをする?
これが一番無難な気がする。
「俺はどこでもいいけど」
ドカッと横柄な態度で道明寺が私の隣に座った。
「邪魔しないでよね」
机の上に置いていた私の手を道明寺の左の指先が包み込む。
邪魔しないでって言ってる先からこれって・・・。
「だからッ!」
「別に邪魔じゃねェだろう。右手じゃねェし、耳も目も塞いでるわけじゃねぇし」
確かに私の左手の使い道は今のところない。
って!言ってられるかぁぁぁぁぁ。
触れあう肩越しに感じる道明寺の温もり。
それは徐々に近くなる感じがする。
どどどどどうみょうじッ
右手は完璧に私の左の肩から右肩までノッカッタ。
「キャーーーーー」
悲鳴?
女性の人数は少ないはずなのに、この音量は逸脱してる気がする。
それに中より外の方から聞こえてるし・・・。
ゲーーーーーッ
ヤバッ!
講堂のドアの前は道明寺を一目見ようとして集まった女学生があふれてる。
久しぶりにF4の誰かが大学に現れると起きる現象。
F4の中でも特に大学に来ることが少なくなった道明寺が現れるとその現象は半端なく強くなる。
英徳の学生も暇人が多いと愚痴りたくもなる。
なにしに大学に来てるんだ!
女子学生が押し寄せてるドアをバタンと勢いよく閉めたのはさっき道明寺を見てウインクしてた男子学生。
スルスルと私たちに近づいてきた彼は道明寺の隣にストンと腰を下ろした。
「邪魔だ」
威圧感と不機嫌が入れまじった低い声。
殺されそうな空気が漂ってる。
「道明寺、落ち着いて」
「俺は落ち着いてる。余計なこと言うな」
「余計って!いままでの乱暴な行動を知ってるから心配なだけでしょう」
暴れる前に抑えるつもりの私が道明寺の態度にムカついてしまってる。
「ケンカしちゃダメでしょう」
メッ って、子どもを叱るような表情が目の前に迫る。
ケンカになりそうなのはあなたのせい!!
悪びれない無頓着な顔がにっこりとほほ笑んで道明寺を見つめてた。
拍手コメント返礼
ゆげ様
ラブ注入♪
つくしちゃんにされるより司の方が平和に思える私。
どんなバタバタを考えてお姉キャラを注入したのか自分でも不思議で~~~。
今までにない設定を考え込んだらこうなりました(笑)
ゆげ様のF4まで巻き込んだ妄想。
おもしろそうと乗っかる私♪
ドッカンもよろしくです。
ゆげ様
クリスはそうでしたね学習院のお坊ちゃま♪
どんなタイプになるのか!
頭をひねってます。
ですよね(笑)
血の雨~。