If 9

夜中寝てるときいくつものお話が夢の中に浮かんでいました。

頭の中で司とつくしが動き過ぎです。

そこに北斗と千和も加わってるし(^_^;)

こんな時はやばいんです。

収拾が付かなくて。

一方では甘アマムードの☆が飛び交って、一方ではドS倶楽部出動中。

そして純な物語のイメージもDNAでは浮かんでる。

それに明日から週末で時間がない!

こんなことを書いてないで頭の中を吐き出さなきゃーーー。

誰か代わりにキーを打ってくれる人が欲しい今日この頃です。

*

視線を落としたまま歩く構内。

数メートル先で立ち止まったままのいくつもの足元が見えた。

スニーカーや革靴よりパンプスなどの女性ものが多い。

・・・てことは。

この見物人の先にいるのは誰かは想像がつく。

「きゃー、すごいよ」

「四人そろってる」

よ・・・四人!!!

立ち止まったまま喉がごくりと音をたてた。

「至近距離で初めて見たけど、ガチでかっこよすぎでしょう」

「この大学に来た甲斐があったね」

目の前で手を握り合って数回飛び跳ねてる姿が見えた。

通りたくないけど・・・

ここを通らないと講義に行けない。

脚さえつらなきゃ良かったんだけど・・・

攣らなくてもどんな顔して道明寺に会えばいいのかわかんない気はした。

ここであの人たちを無視するのも大人気ない気がするしな。

気まずいのは道明寺だけだし。

花沢類や西門さんに美作さんは久しぶりで、会いたい気もする。

大丈夫!

何時もの私でいればいいんだから!

胸元でガシッと掌を握りしめて拳を作った。

やっぱ、緊張する!

あ・・・

えっ?

足元を暗くしていた影が左右に開く様に動いて目の前が明るくなった。

私に気が付いて道を開けたって感じ。

嫉妬と好奇で注がれる視線。

慣れてるけどね。

「牧野、久しぶり」

花沢類の明るい声で4人の前に押し出された私。

そして私に振り向いた道明寺が見えた。

「おっ・・・」

道明寺のぎこちない声。

何時もの横柄な態度をとればいいのに。

動揺を見せたらこの3人はすぐ何かあったって気が付くんだからね。

「おはよう」

思いっきり明るく作った声がわずかに割れてる。

「大丈夫だったか?」

何気に道明寺の視線が私の足に注がれた。

「えっ?あっ・・・大丈夫」

「まだちょっと勝手が悪くてうまく歩けない気がするんだけど・・・」

昨晩の醜態を思い出すと体が熱くなる。

道明寺とのエッチを決心したのに足が攣ってできなかったって結末。

身体が拒否したってことになるのかな?

「でも、あんなに痛いって知らなかったから・・・」

「痛いときは触ったり動かない方がいいって後で聞いた」

「無理させたつもりはなかったんだけど」

なんとなく道明寺も耳まで真っ赤になってる。

つられて私も頬がますます熱くなってる気がした。

「お前ら、すげ~会話してるって気が付いてねェだろう」

美作さんが苦笑気味に呟いてる。

意味が分からずキョトンとなって見つめてるのは私も道明寺も一緒だ。

「足が攣ってお預けを食らったって話には聞こえないもんな」

「司から事の真相を聞いてる俺たちでも別な想像ができる」

お預け食らったって・・・

道明寺・・・

喋ったの!!!

「今の会話ならうまくいったって感じに聞こえるもんな」

西門さん口調がからかう様に代わった。

勝手が悪くてうまく歩けない。

あんなに痛かったって知らなかった。

触ったり動かない方がいい。

ギャーッ。

西門さんと美作さんの言ってる意味がようやくのみ込めた。

初体験の話と確かにダブる。

恥ずかしさは口の軽い道明寺への怒りに変わる。

私の横に立つ道明寺はまだ二人の意図とすることが飲み込めてないらしい。

「しゃべったの?」

「お前ら!黙れ!」

慌ててもいまさら遅いつーの。

「最低ッ!」

思い切り道明寺の足を踏みつけて踵を返す。

スタスタと歩く私の後ろから道明寺の「イテッ」って声が聞こえた。

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拍手コメント返礼

captain 様

本当に司ったらですよね(笑)

つくしちゃんはそんな心境じゃないでしょうけど(笑)

季節の変わり目、朝晩さむくなってきましたよね。

体調管理には十分注意して更新できるように頑張ります。

問題は明日・・・

今日中に書き上げたい心境です。

明日は朝から大忙しなんですよね。(^_^;)

ガンバ!!