ドッカン !! 20
おはようございます。
我が家の姫は5日間の秋休みに突入しました。
二学期制の学校は昨日で一学期が終了です。
火曜日まではUPの時間が少しばらつくかもしれません。
午前中UPしてなくても心配しないでくださいね
別館更新しました。
祝アリエール新作CMバージョンです♪
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わざとだ・・・。
ぜったーーーーーい!最初から企んでたいような上から目線。
大体いつも下手から来るってことは道明寺の行動の中にはインプットされてないと分かってる。
東京都内でも目立ってそびえたつ道明寺本社ビル。
最初は誰とも会わない感じで執務室まで行けたのに今のこの状況はなに?
サーカスで芸をするために舞台中央に運ばれてきた動物になった気分。
さしずめ道明寺は鞭を持った飼育係。
鞭の代わりに時折物欲しげな視線と甘い熱を向けられる。
『これは、俺のもんだから手を出すな』と、お披露目されてる気がしてきた。
いつの間にか道明寺と同じビルで働くこともうやむやにされてしまってる。
どう抗ってもこの状況から脱却は難しいって分ってる。
司法修習の実務実習は教官の指示のもと行うことになってる。
たとえそれが道明寺が裏から手をまわした事としてもだ。
西田さんから差し出されて社員証。
「これがないと各フロアーには入れませんから、無くさないでくださいね」
西田さんも道明寺の味方なのね。
ウッ・・・
どうあがいても立ち向かえそうにない。
社員証には身分証明の小さな写真と道明寺つくしの印字。
写真は司法修習で出した書類から添付されてるもので髪を後ろで一つ結びにして伊達眼鏡をかけて化粧もいつもより手を抜いてるダサダサの私。
ついこの前のことなのに懐かしい気がした。
婚約発表の大口開けた写真よりまだましだって程度のもの。
証明写真は今度はしっかり撮り直すって、大して変わり映えしないだろうにどうでもいいような事を考えてる自分がチョピリと可愛い。
片側の頬に触れる道明寺の息遣い。
頭の上から覗き込むように道明寺がヒョイと首を伸ばしてる。
「どうみょうじ・・・つくし・・・かぁ」
きっと道明寺は声を出してることに気が付いてない。
そして、くすぐったくなるような笑みを道明寺が浮かべた。
横柄に冷たく私をあしらっていたさっきまでの態度とは別人!
「まだ、あんまし刺激するなよな。帰るまで待て」
「素直に言うこと聞け」
ムッとした言葉も忘れてしまいそうに胸が熱くなる。
「道明寺つくしって、やっぱりまだ慣れない」
胸の奥からこみ上げる温もりは道明寺からの感染。
あいつが嬉しそうにしてるとやっぱり私もうれしくなる。
「道明寺と一緒のビルで働くのも悪くないかも」
呟いた声は自分が思ったよりも甘えてる。
辺りから「はぁ~」とか「ほう~」とか漏れるため息。
うっとりしてる表情を浮かべてるのは一人や二人じゃない。
「見惚れちゃう・・・」
「クールな代表もいいけど、甘ったるい代表の表情も素敵」
その視線は道明寺に釘づけ。
「お前がそばにいると俺の評判も上々だな」
まんざらでもないと言いたげに片方の唇がフッと上に上げる。
どこでも色気をまき散らせるな!
社員を虜にしてどうするんだ!
「お前・・・妬いてるのか?」
さっきよりもうれしげな声が鼻先に当たる。
「それ以上近付くな」
拒むように道明寺の胸元を両手で遮る。
「キャーーーッ」
私の肩を抱く道明寺に向けて上がる声。
ここは道明寺本社ビルエントランスですよね?
まるでコンサート会場の様な熱いノリ。
「騒ぎになるまえに引き上げるぞ」
・・・って。
騒ぎを作ってるのは道明寺でしょう!!!
道明寺と一緒のビルで働くのも悪くないかも。
さっきの発言は数分で撤回したくなった。
応援のプチもよろしくお願いします。
拍手コメント返礼
ももぐちゃんママ 様
PW届いて良かったです。
お知らせいただいてうれしいです。
気合を入れて読んでもらえるなんて私も気合が入ります。(笑)
キュンとなるお話・・・。
この話に出て来るのは何時だろう・・・。