If 17
おはようございます。
今日は朝からルンな気分で♪
明日から天気が崩れるということでその前に衣替えをやっちゃおうと朝から大忙しでした。
ラッキーセブンのスペシャルドラマが来春あるということで♪
楽しみなんです。
あのドラマの中で駿太郎から司をさがす私。
来年って遠いなぁ・・・。
その前に私の住む地域は放映あるの!!!
それが問題。
別館でラッキーセブンもどきのショートUPしてます。
そちらにも足を運んでもらえたら嬉しいな♪
*初めて二人で迎えた朝。
初めてじゃねーけど。
別々に眠っていた。
エレベーターに閉じ込められて眠った夜。
雪に閉ざされた小屋の中で互いの温もりを感じあって眠りについた夜。
受難な時の方が密着度が増していたって現実。
今の方が二人の仲は進展しているはずのに・・・遠い。
眠れるわけねェだろう。
寝不足・・・。
あくびたらたらの俺の前で牧野はどこから買い込んできたのかサンドイッチにかぶりついてジュースのストローを吸い込んだ。
無言のまま俺に投げる朝食。
ケンカしても俺の分はしっかり買ってきているところは可愛いって思う。
だから!!
いい加減口をきけッ。
不機嫌なままモーテルを出て二人でカジノに向かう。
さすがにこのままの状況じゃ今日の夜もヤバい。
牧野の機嫌を直さねぇとこれ以上我慢させられるのは身体にも悪い。
俺が機嫌を気にするのは本当にお前だけだ。
牧野の笑顔が俺をほっこりとさせる。
笑えッ!
俺の望みを無視したまま、助手席に座った牧野は、相変わらず俺を見ようとせずに外の景色に顔を向けてままだ。
「牧野! まだむくれてるのかよ。浮気しときながら、なんでお前がむくれてんだよ」
「だから、浮気なんてしてないでしょう」
「あれは十分な浮気だろうが」
無視されるよりはふくれっ面でもまだ俺に向けられるだけマシ。
カジノに着くとこいつの機嫌なんてどうにでもできそうな気がしてきた。
ここから、一世一代の大勝負だ。
俺たちの未来が決まる。
ケンカなんてやってる場合じゃない。
500万ドルを賭けた勝負。
そこに現れたティアラを盗んだ男。
牧野に勝負を預け俺は男を追いかける。
男の背中が迫った瞬間に男は余裕の笑みを浮かべて黒塗りの車に乗り込んだ。
「ちくしょう・・・・・!」
いつもあと少しのところで取り逃がす。
偶然なのか遊ばれてるのか・・・
ワザとらしくカジノで姿を表した男の意図が見えない。
ティアラを盗んでお金に返るだけの目論みじゃない何かがある。
俺たちの結婚を邪魔することが目的?
それが現実を帯びてきた気がした。
そこにスーッと目の前で止まったリムジン。
リムジンから降りてきた3人の見慣れた姿に俺は思わず笑みを漏らした。
「まーきの!」
カジノの外にうずくまる牧野。
類の呼びかけにゆるゆると顔を上げた牧野。
「うそ・・・」
驚いたままの表情はそのまま何度も瞬きを繰り返す。
「相変わらず、ドンくさいねぇ。牧野は」
総二郎は呆れたように笑って、それに同意するようにあきらも笑みを浮かべた。
俺じゃなくこの3人が来たことで牧野の機嫌が直ったことは気にくわない。
「久々の再会と、そして・・・」
「二人の結婚を祝して」
「改めて、乾杯しますか!」
俺たちと類、総二郎、あきらでかわすシャンパングラス。
グラスの中のゴールドの気泡が淡く揺れる。
ここ数日ぶりの緊張が解ける瞬間。
俺のピンチを察して駆け付ける大事な仲間。
言葉にできないがこれでも感謝してる。
「みんな、本当にありがとう」
「アタシ、いっつもみんなに、助けられて・・・。本当に、有難うございますぅ・・・」
顔をクシャクシャにして泣いてた牧野が鼻水を吸い上げる音をたてた。
俺がお前をいじめて苦しめてるみてぇじゃねェかッ!
「なんだよ、牧野!」
「お前、俺と一緒にいて、相当苦しいみたいじゃねぇか」
「苦しいよ!苦しいに決まってんじゃん!」
文句を言いながら相変わらず泣きじゃくる。
楽しそうにおいしそうに俺のバーガーまでぱくついていて喜んでたこともあったろうがぁぁぁぁ。
「そんなに、俺といっしょにいてからいか?」
キョトンとした顔が俺を見つめる。
「・・・辛いか、だろ?」
少しの沈黙の後、総二郎の口元がクスッと笑って呟いた。
?
なんだ?
「もう、ほんと、バカすぎて嫌になるよ~っ」
俺を見てガクリと牧野は肩を落とす。
「ほら、泣かない、泣かない」
類が牧野を慰めるように頭をポンポンと叩いた。
まるで優しくあやす様に・・・。
それは俺の役だろうがぁぁぁぁぁ。
「おい、ちょっと待て!」
「気安くさわるな。類のぼーっとしてる病気がうつちまうだろ」
結構動揺気味で落ち着かない俺。
「まったく、相変らずだね、司は・・・」
呆れるように類、総二郎、あきらが顔を見合わせてる。
牧野までごめんねって顔を作んなッ!
5人で明日香港に行くことに決めた夜。
今日は昨日と違って一流ホテルのスイ―トルーム。
道明寺の名前じゃなく借りたのはあきら。
「寝室は5つあるから」
4つあればいい。
そう答えたのは俺の心の声。
「私疲れたから、寝るね」
ため息交じりに牧野は立ち上がる。
俺を置いていく気か?
「おいっ!」
「司君~」
「俺たちにはもっと話すことあんじゃねェ」
俺の動きを止めるように伸びてきた4つの腕。
「なんもねェよ!」
「ウソだろ!!!」
「昨日一晩何してたんだ!!!」
今日一番の驚きの表情を総二郎とあきらが見せた。
ウソじゃない!
ウソだと思いたいのは俺の方だッ!
クッ・・・
だから離せツーの。
楽しみいただけたら応援のプチもよろしくお願いします。
拍手コメント返礼
b-moka 様
衣替え終わりました。
子供の服はすべて買い替える必要が・・・[emoji:v-406]
夕方から雨の影響か夜は暑くて折角出した冬布団はいらないといわれるし・・・
これから寒くなるから!!!
F3が登場したから司の思う様に行かなくなったりしてね。(笑)
captain様
花男読破お疲れ様です♪
韓国版は私もストーリー的には類とくっ付くでしょう!と感じてました。
最期で司とつながる部分の描写がいまいちで(^_^;)
韓国版で話を書くなら私も類とつくしになりますね。
原作!日本版がお気に入りの私はつかつくのカップルが最高なんです♪
プンちゃんのママ 様
紅白も嵐3年連続に決まりましたね。
紅組の司会は決まってたとはいえ、去年よりテンションが上がりません(^_^;)
真央チャ~ン♪
そろそろ映画の番宣で一緒にでないのかなぁ
まだまだ司の苦境は続くようで、この後の香港の夜はつくし何処かに行っちゃってますからね。