Memorial day 1

今日でこのブログも3周年を迎えることが出来ました。

記事総数も1000件を超えてます。

良く書いたものだと思いつつ、これも「楽しみ」だとわがブログに足を運んでくださる皆様の励ましがあればこそです。

感謝をこめて短編をUP♪

まずは小話でごあいさつ

*

司:   「もう3年なんだなぁ」

つくし: 「なにが?」 

司:   「なにがって・・・牧野、本当にわかんねぇのかよ」

     「俺たちがどれだけもてあそばれてきたと思ってんだ」

つくし: 「もてあそばれてるのは道明寺だけだと思うけど・・・」

つくし: 「嫉妬されて、邪魔されて、押し倒されて・・・どれだけの苦労が私に・・・ぐすっ」

司:   「そこ、泣くとこじゃねえだろう」

     「俺様と結婚出来て、子供も3人!幸せだろうが!」

つくし: 「はいはい、幸せにしていただいてます」

司:   「ウザったそうに返事するな」

司:   「やい!管理人!4周年に向けてはしっかり大人な俺様で頼むぞ」

つくし: 「その方が私も楽かも・・・」

類:   「それじゃ、面白くないんじゃない」

あきら: 「俺もそう思う」

司:   「そんな余裕こいてるとお前もどう遊ばれるかわかんぇねぞ」

あきら: 「司よりは、ましだと思うけど」

司:   「プロポーズを3回も断られたのは、どこの誰だ!」

あきら: 「司が4年待ったより俺は早く結婚できたぞ」

司:   「新婚も出産も飛び抜かして、いきなり大きな子持ちにさせられてるじゃねェか」

     「俺と牧野にはいろんな幸せと楽しみがあった・・・」

つくし: 「そこでやらしい顔するなッ」

総二郎: 「俺らは今年もゆっくり見物させてもらうわ」

司:   「余裕ぶっこいてると足元すくわれずぞ!

      総二郎の隠し子の話はまだ途中だろうがぁ」

総二郎: 「女性で苦労するのは俺には似合わないだろう。

      そのへんもしっかり管理人は分ってるよ」

司、あきら: 「わかんねぇぞ―――ッ」

つくし:  「珍しくこの二人がハモった」     

続きからは3周年を引っ掛けたショートを一つお楽しみください。

「おい、来いよ」

先にベットに脚を投げ出して座っていた司がポンポンとシーツの上をたたく。

そこはいつもの私の場所で・・・。

誘われたからって頬が色づいてた時期はすぎた。

「何時も裸なんだから」

「まだ暑いんだよ。それにすぐ脱ぐのに必要ねェだろう」

部屋着はズボンだけで均整のとれた裸体を惜しげもなく眼の前にさらす。

こっちの方が目の毒。

いまだに彷徨う視線。

目のやり場に困る。

側に落ちていたシャツを司の頭にかぶせた。

「着せんじゃねぇよ」

「本当に駿より手がかかるんだから」

「すぐに脱ぐって言ってるだろうがぁ」

シャツから出た顔がピクッと眉を吊り上げた。

「駿を寝かせつけて来たばかりなんだからね」

まだベッドに入るのは早い。

「今度は俺がお前を寝かしつけてやるよ」

自信気に悪戯っぽく笑みを浮かべる司。

上半身をベッドの外側にずらして伸びてきた腕は難なく私をベットの上に引き落とす。

司の身体にもたれ掛って座り込む恰好。

「なに、見てたの?」

ベッドの上には無数の色とりどりの写真付きのパンフレットが無造作に並ぶ。

イタリア、フランス、イギリス、ヨーロッパ・・・・

ドバイ・・・

ケアンズ・・・

海外旅行のパンフレッド。

それも私がまだ行ったことが無い場所だ。

つーか、旅行した地域を上げる方がいまだに早い。

「結婚一年目は俺たち思い出の無人島だったろう?」

「二年目は駿が生まれて行けなかったしな」

「3年目の結婚記念日はお前の行きたいとこ、どこでも連れてっやるよ」

背中から回された左手はビーチリゾートの透明な海の写真の載ったパンフレットを私に見せるように動いた。

頬に触れる司の息遣い。

唇がわずかに肌を刺激する。

「二人っきりで、ゆっくり1週間とか、10日とか、一か月とか・・・どうだ」

「どこでもって・・・そんなに休みとれるの?」

くすぐったさから逃れるように身体をわずかにずらす。

「俺がいなくても支障が出る様な会社じゃねェよ」

右手が私が司から逃げるのを拒むように髪の中に滑り込んできた。

「二人っきりってことは駿はお留守番てことだよね?」

「当たり前だろう」

「そんなに長く駿と離れるなんてさびしくなりそう・・・」

片唇が上に引きつらせてジロリと司に睨らまれた。

「俺とは1週間でも1か月でも離れてるだろうがぁ」

「それは、それで淋しいって思ってるから」

ここで子供に対抗してどうするのよッ。

まだ赤ん坊が少し成長しただけの2歳児だぞ。

司の興味を別にそらそう・・・。

「もしかして休暇を取るのに西田さん脅してないでしょうね!」

何時も突然の予定変更に表情も変えずに対処できる西田さんがいればこその許される我儘。

「俺の日頃の地道な仕事の成果だ」

地道って・・・

どこがっ!

目立つオーラを解き放って。

世界中を精力的に飛び回って。

どこにいても目立つのは容姿だけじゃなくて、的確な判断力と素早い行動。

道明寺財閥は世界でもゆるぎない地位をここ数年で確保してる。

誰が見ても派手っ!

地道っていうのは西田さんの方だと思うぞ。

「なに、笑ってんだよ」

「似合わないこと言うと思ってさ」

じっと私を見つめる瞳は熱くて・・・。

形のいい唇はこれ以上になく優しく笑みを作る。

「キャー」

勢いよくベットの上に押し倒されて両腕をシーツの上に張り付けられてる。

「まだ、パンフレット見てないんだけど・・・」

「海外に行く前に天国に連れてってやるよ」

慣れた手つきで寝間着の上着のボタンを一つ、一つ外されていく。

首筋をゆくっりとなぞる唇の感触に抵抗のすべを無くしていく。

パンフレットを見ながら結婚3年目の記念日のことを話し合う時間はなさそうだ。

司と一緒に過ごせる時間があれば、それだけで楽しい記念日になる。

それ・・・

分ってるのかな?

肌を滑る指先に体中の神経が敏感に反応してる。

何時のまにか自由になった両腕をギュゥと司の背中に回して抱きしめてしまってた。

ところで・・・

結婚三周年の記念日のお話は、どうなったのだろう?

そんな疑問を思ったままこのお話はおしまいのはず・・・(^_^;)

楽しみいただけたら応援のプチもよろしくお願いします。

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拍手コメント返礼

キアコ様 ・匿名様

お祝いコメントありがとうございます。

これからもよろしくお願いしますね。

nana

複数を連載してると読むの疲れないですか?

それだけが心配です。(笑)

一挙連載することも考えてるんですが、話が頭の中でできちゃう我慢できなくなるんですよね。

これからもお付き合いお願いいたします♪。

b-moka

最初の小話は今回だけかと思ったら2周年でも書いてました(笑)

そう言えば去年は会話のやり取りにはまっていた時期があったんですよね。

考えてみればいろんなことに挑戦してる私が見える。(^_^;)

結婚生活を一緒に過ごせればいいと相変わらず欲のないつくしちゃん。

司はサプライズ考えてるのかな?

どうでしょう?

もぐちゃんママ 様

訪問してただける様になって2か月ということは・・・

IFを連載しだした頃からってとこですね。

ありがとうございます。

胸がときめくお話をときめくこともずいぶん前に無くなった私が書いています(笑)

これからも永いお付き合いお願いします。

captain 様

お祝いコメントありがとうございます。

現実では程遠いときめきを求めて二次に励んでおります。

娘に言わせれば別なことに励めと言われそうですけどね。(笑)

女の子と比べると男の子は弱いっていいますね。

小さいうちは子供が悪くなると親は疲れますからね。

今は熱を出してもほっとけるまで成長してしまってます。

ゆっちゃん 様

ありがとうござます。

なぬ?

一番のお気に入りはDNAですと?

司が聞いたら負けねェよと駿君に対抗意識燃やしそうですね。(笑)

これからもよろしくお願いします。

ゆげ様

ありがとうございます。

本当にあっという間の3年間でした。

年に数回大体正月がUPが途切れるんですよね。

でも年間365本以上はUpし続けてますからね。

もう日記化してる気がします。

10年日記ならぬ10年二次ブログまで行けるかな?(^_^;)

コメントに返信することでリフレッシュできる気がします。

これからもよろしく♪