If もしも?その後の話の続き。
今回のお話はつくしサイドからです。
ここまで書かないと終われない気がして・・・(^_^;)
『☆ If もしも?その後の話』を読まなくても内容は分る設定となってます。
最近☆マークのお話の内容も15歳禁程度かなと思ってます。
大体そんな程度の表現の書き方なんですよね。(^_^;)
番外編『鈴木君の憂鬱』別館でUP
*久し振りにぐっすり眠むった。
安心して・・・。
幸せで・・・。
道明寺の温もりに包まれて・・・。
最初に目覚めて寝ぼけた目の前には筋肉質の胸板。
そうか・・・
とうとう、昨晩・・・
道明寺に抱かれたんだった。
そう自覚するまでの数秒。
その胸元にシッカリと手のひらを添えて・・・。
薬指に光る結婚指輪。
結婚したんだって現実にくすぐったい幸せが胸の奥に感じてる。
私の頭の下には道明寺の腕があって・・・
髪にかかる道明寺の規則正しい息。
もっと、道明寺を感じたくて胸に顔をうずめた。
私の脚に道明寺の脚が絡まったままで動けそうもなくて・・・。
それを理由にしてもう少しこのままでいたいって思う。
結婚式が終って道明寺の屋敷に帰ってきた。
そのままたくさんの使用人さんたちの祝福を中を道明寺に抱きかかえられて部屋の奥にすすんで・・・。
抱き上がられたままの恥ずかしさに道明寺の首にしがみついて顔を隠すしかすべがなくて・・・。
そして道明寺の部屋で・・・。
見慣れたキングサイズのベットの上で・・・。
この腕に抱きしめられて・・・。
道明寺のキスが、指先が、優しく体中にしみこんでくるようで・・・。
今で感じたこともないような感覚が恥ずかしくて、甘くて・・・。
自分じゃないみたいで・・・。
ようやく私たちは一つになった。
今朝は・・・
単なる道明寺の寝返りや息遣いにもビクンと心臓が震える。
道明寺の顔がまともに見れそうもない。
最初はやっぱり「おはよう」かな?
表情がこわばってうまく笑えない気がする。
「うっ」
ギュゥと道明寺の腕が私にしがみつく。
「朝から、百面相か?」
機嫌のいい極上の笑顔。
今起きたような顔じゃなく完璧にさわやかに笑顔を作って私を覗き込む。
「いつから起きてたの?」
「おまえが目を覚ましたすいぶん前」
「おかげで随分たのしませてもらった」
「意地悪ッ」
道明寺の胸を腕で思い切り押し戻そうとした力はそのまま道明寺に奪われて左に身体を反転させられてしまった。
道明寺の上に乗っけられた恰好で、見ようによっては私が道明寺を抑えてるように見えなくもない。
「いい眺め」
露わに道明寺の目の前に裸体をさらけ出してしまってる。
「ちょっ」
胸を隠したくても、道明寺の身体の左右に突いた私の腕はしっかり道明寺に抑え込まれてしまってる。
ニンマリと笑った唇はゆっくりと道明寺が身体を持ち上げた動きとともに胸の頂を含んだ。
そして・・・入れ替わった身体。
「起きるんじゃなの?」
舌を噛みそうになる声。
「このまま今日一日ベッドから出なくても誰も邪魔しねえよ」
「一日中って・・・」
言葉を遮る様に重ねられた唇。
唇を下からすくうようなキス。
チュッと濡れた音に混じって「つくし」って名前を呼ぶ声。
名前を呼ばれるたびにつながりが深くなる。
鼓動の音も・・・
呼吸の音も・・・
細胞全てに感じる刺激も・・・
全てが重なって・・
まじりあって・・・
・・・一つになった。
道明寺の指先が執拗に力を入れて肌をなぞる。
耳に、首筋に、胸に、腹部に、背中に、足に、触れた道明寺の熱が今は身体の内側に触れている。
道明寺が私に与えるすべてのものを感じたくて、貫かれる痛みでさえも受け止められる。
「つくし・・・」
何度も呼ぶその声は少しかすれて、切なげで、余裕がなくて・・・
甘えられてるみたいで・・・
そのすべてを愛しく感じた。
お話の続きお楽しみ頂けたでしょうか?
今回はサービス満載なような・・・。
だって司君が頑張ったから~(/_;)
ドS倶楽部隊の姿が今回はなし!
残念な気もします。
ここで笑いを取ることを考えるな!(^_^;)
甘アマも好きだけどクスとしたネタを考えるのも好きなんですよね。
楽しみいただけたら応援のプチもよろしくお願いします。
拍手コメント返礼
b-moka 様
お久しぶりです。
肌のかぶれもキツイですよね。
少しは治まりましたか?
今回の司君は頑張りましたよね。
意外と触れられてなかった司君の頑張りを書きたくて(笑)
ファイナルを何度も停止と再生を繰り返した私です。
DVDでよかった。(/_;)
夢童様
キャーーーお久しぶりです。
ここまで甘いと書いて満足してます。
出し切ったなぁって感じです。
いい夫婦の日だったんですね。
いい記念だな(笑)
hanairo 様
そうです。いつもお預けばっかりだからなぁ(笑)
最期はご褒美で♪
ねぼすけ 様
拍手コメントをいただいて久し振りに私も読み返してきました。
この話「つくしちゃん」一つと居酒屋でのむ司をかきたくて書き始めたんですよね。
新鮮に読み返しちゃいましたよ。
書き直したくなるからヤバいんですけどね。(笑)
ドラマとか映画とか見てない方もいらっしゃるので内容が少しでも分ってもらればドラマと映画の話も織り交ぜて書いてるお話あります。
ユーチューブでファイナル見てもらってんですね。
そのままって感想が嬉しいです。