ドッカン !!  番外編

番外編が遅くなりました。

お星さまマークにしようかと悩みながら今回はかる~くUPします。

引っ張るなぁ(^_^;)

互いの唇が重なって温もりが一つになる。

こいつとの触れ合うだけのキスが求めあうような大人のキスに変わったのはいつからだろうか。

もう、思い出さないくらいのたくさんのキスを重ねてきた。

熱を逃がす様に、離した唇から熱い息が漏れる。

「やっと、おとなしくなったな」

頭ごと抱え込んで手のひらがつくしの後頭部をすっぽりと包み込む。

顔もちっせけど頭もちっせぇ

指先に絡める長い黒髪。

鼻先をかすめる香りを愛しむように思い切り吸い込む。

唇が触れる度に耳朶の熱が上昇するのが分かる。

きっと胸の前にあるはずのこいつの頬も真っ赤になってるに違いない。

いまだに純。

何度抱きあったと思ってんだ。

指先が、唇が、触れるたびにそこから熱を発して白い肌がピンクに染まる。

素肌に残す濃厚な艶。

こいつの全てを知ってるのは俺だけで・・・。

これまでも、これからも、ただ一人の相手。

「ここ、まだ車の中だって忘れてないよね?」

俺の胸に押し当てた手のひらが離れようと胸板を押す。

恥じらいに顔を背けようとする行為が反対に作用するっていまだにわかんねぇやつ。

煽るんじゃねェよ。

黒髪の中に滑り込ませた指先。

頭を後ろに逸らして持ち上げた顔。

同時に開いた瞼。

まじかで見つめあい視線と視線が絡み合う。

やっぱ、真っ赤じゃねェか。

クスッとした感情がつくしを怒らせたことも、家出させたことも帳消しにして俺を優位にする。

チュッと軽く落としたキス。

そのまましっとりと塞いで情熱的なキスに変わる。

「ん、ふ・・・・っ・・・」

遅れて強張るつくしの身体。

息継ぎの仕方も忘れたように苦しげに漏らす吐息。

堪えるように俺のスーツの袖をつくしの指先がキュッと掴んで白く変わる。

逃げようとする舌先を追いかけては絡みつかせるキス。

舌先が触れあうたびに心地よく感じてくる。

「や・・・だ・・・ッ」

吸い上げる唇から甘い声が漏れてなすがままになるまで解放するつもりはなく、つくしの抗議の声も、もっと欲しいとせがまれてるみたいだ。

「今度、俺から逃げたらこれくらいじゃすまないからな」

ゆるゆると開かれた瞼。

蕩けきった表情が次第に現実に戻って、俺を非難ぎみに見つめる表情に変わった。

「原因を作ったのはそっちだから」

「俺たち結婚したんだぞ。離れたくないって思うのは当たり前だろうが」

甘い熱が憤りの熱に変わる一歩手前。

つくしに同調するな。

ケンカのまま家に付いたってなんも面白くねェ。

背中を向い合せて無視したままベットにもぐりこんで朝までってしらけるぞ。

「研修が終るまで我慢してやるから、一緒にいる間は俺を楽しませろ」

「楽しませろって・・・」

言葉が続かず口がパクパクと無音を吐く。

「やらしこと想像してんじゃねェぞ」

「何も考えてない!」

んな、わけあるか。

バクバクと心臓が速度を増して動いてるのが分んだよ。

ククッと漏れる笑を喉の奥に押し込んで膨れてそっぽを向いたつくしをそのまま抱きしめる。

「素直に言う気になるまで眠かせねェからな」

俺の腕の中でつくしの身体がビクンと固まった。

今夜は楽しめそうだ。

つくしが買ったとかもらったとか言っていたあの色っぽい下着はどこだ?

覚悟しろ!!

この後は・・・(^_^;)

ご想像にお任せ~♪

ヘビの生ころがしは司だけじゃなかったりして・・・。

楽しみいただけたら応援のプチもよろしくお願いします。

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拍手コメント返礼

はるちゃん 様

夜の訪問ありがとうございます♪

この後は・・・

転がっちゃいました?

ごろごろとおねだりされてる気分がします(笑)

リクエストには弱いんですよね。(^_^;)

マリナ 様

一気読みありがとうございます。

素直になれないつくしちゃん。

それを理解してる司君。

素直じゃないつくしちゃんもかわいく思ってるんだろうなぁ。

そんな一途な司君が好きなんですよね。

温かいお言葉ありがとうございます。

ほどほどで頑張りますので応援よろしくお願いします。