☆Perfect dungeon 39+α

*

戸惑いの浮かぶ瞳が真直ぐに俺を見つめる。

見られてるのは慣れてるはずなのに目を外したくなるのは俺の方。

急に大人びて見えた表情で、「いいよ」と誘う様に伸びてきた指先が俺の頬に触れる。

俺が触れたらビクと震える肌。

すいぶん無理させてるって分ってる。

それでもやめれるわけがない。

もっと強く望めばお前は俺を受け入れてくれるはずだから。

今回のことも、もっと早くに俺たちの関係を先に進めていたら、俺は有頂天になって何もかも忘れて牧野を抱きしめたはずだ。

誰の子かとも、誰が相手なのかとか笑えないカン違いすることもなかったんだから。

「俺の方がドキドキしてる」

牧野の指先を左胸に誘導するように掴んだ手首。

胸に触れた牧野の手のひらの熱を感じただけでまた鼓動が早くなった。

「道明寺も緊張することあるんだ」

強がった口調が牧野らしくって、かわいげがなくって、それでいて愛しい。

「もう、しゃべんなよ」

優しさをかなぐり捨てた噛みつくようなキスで牧野に覆いかぶさった。

*続きの部分からはヌルイですがR18 禁にさせてもらってます。

年齢に満たない方はお控えください。

成年でも、そのような表現がお嫌いな方はお戻りくださますようお願いいたします。

下着の間から見え隠れしていた白い胸元の膨らみ。

手の平の中で力なく指先の力のままに形を変える。

唇から首筋にラインに沿って触れて落とすキス。

「くすぐったい」

とか言ってた声は必死に声を殺す様に唇を噛む。

「ん・・・っ」

指先を追う様に這わせて肌に吸い付く唇。

乳房の先端を唇が捉えるとこらえきれない様に牧野が声を上げた。

肌に吸い付く音が牧野の漏らす声と交わって俺を煽る。

舌先で濡らされて、吸い取られてま、軽く噛む刺激に尖る赤い尖端。

刺激から逃げるようにか俺の下で牧野が身をよじった。

組み敷く牧野を見ながら切ないほどの快楽を感じてる。

牧野の肩を覆う髪先に触れる頬。

肌をなぞる指先。

牧野に触れるすべてがこいつしか感じなくて、こいつだけに落ちていく。

離れがたくで忘れられないただ一人の女。

側にいると安心するのに心を乱されて俺が俺でなくなる。

一つになればその思いは楽になれるのだろうか?

触れあう肌の温もりから全身に、細胞のすべてに伝わってくる心音の音。

初めてこんなに密に触れた肌。

肌を通じて今までに感じなかった感情がすっと心に染み込んでくる。

もっと触れたい、牧野を感じたい。

自分の身体の中に一生閉じ込めたい愛情。

触れた部分が熱を帯びて赤くなる。

牧野が高揚してるのが分って安心してる俺。

太ももから差し込んだ指が牧野からすべてを取り去って裸体をさらす。

「キャッ」

初めて触れた瞬間に牧野から漏れた声。

「大丈夫か!」

「初めての感覚でびっくりしただけだから・・・」

覗きこんだ俺から目を逸らした牧野は今まで見た中でも一番に熟れてしまってる。

「続けていいか?」

今の俺と他人に触れられたことのない部分を触れられた焦ってる牧野。

俺に目を合わせないままに牧野コクリとうなずいた。

どっちがいったい動揺してるんだろう。

互いに必死なはずなのにこんな所で笑える余裕を生む。

お前は最高だよ。

牧野の全てを記憶するようになぞる指。

頬にを滑って輪郭に触れる。

首筋に鎖骨、胸に、腹部に腰に背中に脚に・・・。

指の後を追ってたどる唇。

今は身体の内側に触れている。

自然に漏れる甘い声。

それが合図となって俺を導く。

初めて触れた秘所はここだと教えるようにヌルッとした湿り気に濡れている。

割れ目を撫でるように触れていた指はそのまま蜜口になんなく入り込んだ。

「・・・んっ」

与えられた刺激に我慢するように牧野の口から漏れる吐息。

牧野の指先が逃れるように白いシーツを掴んだ。

何かに怯えるように、耐えるように息が漏れる。

それさえも牧野が俺だけに見せる媚態となって欲望はかきたてられて行く。

牧野の反応を確かめるように侵入を試みる指先。

クチュとした水音とともに指の滑りに動きを与えてるのが分かる。

「やっ・・・」

息も絶え絶えに声が喘ぐ。

塞いだ唇から俺を受け入れるように必死になって舌先を絡めてくる。

「痛かったら、言えよ」

「聞か…ない・・・で・・・よ」

両膝の裏を掴んで折り曲げた裸体。

身体の中心に触れた俺に牧野が大きく息を吐くのが見えた。

「あっ・・・っ」

ぬるりと蜜口を押し開いて差し込む尖端。

痛みから逃れるように牧野の身体がわずかに離れる。

「力、抜け」

「抜けって・・・言っても・・・」

「痛かったら、言えって言ったの、そっちッ・・・」

もう無理。

どんなに哀願されても、もう止められない。

「痛い思いさせるけど、俺は幸せでどうしようもない」

涙目で見つめる牧野が俺の下で小さく息を吐くのが見えた。

「ひゃぅっっ」

ズブリとした感覚にすべてが牧野の中に飲み込まれていく。

に牧野が俺の肩口に逃げ込んでしがみつく。

身体に押し寄せる快楽は我慢できずに抽出を繰り返す。

牧野を思いやる余裕なんてなくて・・・

罪悪感も・・・

牧野を汚してる自分も・・・

情けないくらいに我儘。

背中に回された腕。

指先は背中に縋がる。

鎖骨の辺りに唇をつけて小さく喘ぐ。

中が締まって吸い上げる初めての感覚は怖いくらいの快楽。

俺に追いすがる様に抱きしめられた瞬間に牧野の最奥で弾けた。

昨日一時間では書き上がらなくて・・・。(^_^;)

昨日1時間+今日2時間半の久々の力作?

時間がかかるって分ってるのに挑戦してる私って、アホだ・・・。

拍手コメント返礼

ことり 様

力作と言っていただけると嬉しいような恥ずかしいような・・(^_^;)

祝日が終ったと思ったら休日、春休みが27日から始まるんですよね・・・。

一人だと気楽にすごせますが三食を準備するのが一番手間がかかる~。

やなぎ様

慰労の言葉うれしっす。

今回も司君への祝福の言葉が多いんですよね。(笑)

ナマころがししてないのになぁ~。

いの様

こんなのでテンション上げてもらえるならいくらでも~。

って、早々書けませんけどね。

苦手分野なんです(^_^;)

大事に扱ってくれる彼氏って理想ですよね。

そんな時期は遠い昔・・・。

まめすけ様

普段は1時間程度でUp出来るんですよね。

構想が出来あってるものは30分くらいかな。

だんだん執筆する時間が短くなってる気がします。☆マーク以外はですけどね。(笑)

私も時々「ONE LOVE」聞きながら書いてます。

聞くというよりは自分で編集した花男の画像のスライドショ―のBGMに「ONE LOVE」を挿入したものを見ています。

ドラマを見なくても場面が思い出せる一品もので~す。

Gods&Death 様

自分の携帯じゃないと使い勝手が悪いですよね。

いまだに私は携帯からだと入力は遅いし疲れるしで苦手なんですよね。

アイポットタッチを去年の暮れから使い出した子供に文字入力は負けてしまってます。