パズルゲーム 19
4月も明日で終わりですね。
早いな・・・。
今なぜかいろんお話が頭の中で浮かんじゃて整理不能に陥りそうです。
今年は書くことがなくなるんじゃないかと思ったのはいらない心配だったようです。
この調子なら無事に4周年は乗り切れそうです。
えーと・・・このお話はどう進めるつもりだったかな・・(^_^;)
「すぐにお前は人を信用するからな」
鼻先で笑う傲慢な笑み。
信用してなにが悪い。
俺以外信用するなんてすぐ言い出すんだから。
「あっ・・・」
空港で不安そうな態度で声をかけられて名前を教え合った若い女性。
道明寺がいい顔をするはずがない。
「どうした?」
「もう遅いかも・・・」
「空港ではじめて会った女性と明日会う約束しちゃった」
「すぐに断れ!!」
電話の受話器を道明寺が私の目の前に突き付けた。
「連絡先聞いてない、明日ホテルに迎えに行くっていちゃったから」
「それにもう遅いし・・・ねっ?」
不愉快な表情が道明寺の頬を強張らせていくのが分かった。
ホテル中を起こして連絡を取りそうな脅迫的な態度。
朝一番で断っても間に合うから!
ここで騒いで大げさにしてほしくはない。
デスクの上に散らばる写真をもっと早く見せてくれたら私だって誰とも接しない様に警戒していたはずだ。
私をNYに無理やり連れてきた理由が思ったより複雑で、日本で花沢類の恋人役をやっていたことで焦ってる自分がおかしく思える。
道明寺が心配するのも無理はない。
でもね、だからってここに連れてくる必要はある?
家と会社の往復しかしないって誓える。
一言言いたい苦情を黙らせるには十分な威圧感。
「普通の女の子だったし、話を聞いたら境遇に同情しちゃって・・・」
少し緩んだ口もとは不服そうに微笑んでムッと力を入れて唇を結ぶ。
この後は・・・きっと怒号が響く。
お腹に力を入れても身が縮みそう。
道明寺の腕が大げさに大きく動いて受話器を置くの早送りで見えた。
「ガシャン!!」
「キャッー」
思わず耳を手で抑えて悲鳴が出た。
あのね!
彼女 、高校の頃の私の一緒なの!
留学してる彼氏から連絡が途絶えて会いに来たって言ってんだもん。
泊まるホテルは決まってるけど、どう行ったらいいのかわからないて頼られたらふつう断れないでしょう。
頭の中では事の成り行きを説明してるけど声にならない。
このバカッ!
道明寺がそう思ってるのがうすうす解かる。
説明しても「ほっときゃいいんだ」道明寺の見せる反応は想像できる。
「こんな話がしたいんじゃないんだ」
顔を顰めて目をつぶったままの私。
道明寺の声が甘く聞こえて目の前が暗くなる。
道明寺の胸が目の前で・・・
逞しい腕が私の背中を包んでいく。
「3日も会ってないんだぞ」
「72時間ぶりの再会」
耳たぶに道明寺の唇がそっと触れた。
「72時間以上は経ってると思うけど?」
道明寺の熱が私を包んで緊張が解けてクスッと口もとが自然とほころんだ。
「明日は、俺の側から離れるな」
グッと私の肩を道明寺の手が掴んで胸元から離して真直ぐに私を覗き込むアーモンドアイ。
キラッとした輝く瞳が私を甘い気分にさせるのは数秒の一瞬の出来事。
身体一つは慣れていた距離はすぐに引き寄せられて、唇を強引なキスが塞ぐ。
それはすぐに甘く変わった。
「・・んっ・・・」
離れるなって・・・。
明日じゃなく今からってこと?
そんな気がした。
お楽しみいただけたら応援のプチもよろしくお願いします。
拍手コメント返礼
オオイタッコ 様
たった、三日ぶりだよ~。
類だけじゃなく公平もいたら司君は気が気じゃないだろうからその反動は・・・(^_^;)
今日から3日間はゆっくりできそうです。
今年のGWはまったりな感じがします。
ご実家大分なんですね。
ハンドル名で何か関係あるのかなとは思っていました。
隣県かぁ。
未来ちゃん出発の記事が今日の地元紙に乗ってました。
同級生とか大弾幕を掲げて見送ったみたいですよ。
募金も1億7千万を超えたみたいです。
やなぎ様
お話は浮かんでますが駄作にならなきゃいいんですけどね。
後半のGWに入るまでにお話がストック出来るかしら?(^_^;)
あずきまめ 様
つくしちゃんに張り付いていたら仕事ができないんじゃ・・・と心配。
そこには西田さんがいるから大丈夫かな?
空港の女の子忘れていいですよ~~~。
そんなわけにはいかないですよね。(^_^;)