永遠のラビリンス 18

今日も朝からPW申請メールに目を通してます。

PW申請とともに頂くメッセージ。

私の書く二次に対する熱い思いが私以上に大事に思って読んで頂いてるのだと胸の奥が熱くなります。

本当は一人一人にゆっくりお返事をお返ししたいのですが、なにぶんにも大量のメールでコピペでの返信でお許しください。

駿君がただいま人気ナンバーワンなようで、司君拗ねそう。

西田さんの日記も待ってるとのメッセージも。

落ちついて、自分のペースが取り戻せたら、更新が滞ってるお話もUpしたいと思ってます。

本朝8時までにいただいた申請メールは返信終了してます。

1割ほどメールエラーで戻ってきました。

こちらから送信しても届いてないメールもあるようです。(yahooメールが多いです)

旧パスワードが間違った方もいらっしゃいます。

数字の組み合わせが旧パスワードですのでお間違いなく。

届いてない方は再度確認の上、ご連絡をお願いします。

うそ・・・

こんなんで戻るの?

今、しっかり私の瞳で確認できる道明寺の姿。

さっきまであの中にいたはずの自分。

道明寺の上に跨ってるままの自分の姿を確認するように開いた掌を見つめる。

視線の高さは見慣れたもの変わって、恐る恐る自分の輪郭を確かめるように頬を手の平で撫でた。

ヤッパリ戻ってるよ。

「なにタヌキにつままれた様な顔してんだ」

タヌキって・・・キツネでしょ。

何時もの道明寺の言い間違い。

それが道明寺の声で聞こえてきて、うれしくてしょうがない。

「道明寺だ~」

道明寺に跨ったまま目の前の両頬をキュッと軽くつまんだ。

「いてーよ、なにすんだ」

振り払った手はお返しだという様に私の頬をつねる。

「ちょっと、手加減してよね」

久し振りに聞こえた自分の声。

自分の声が聞こえてこんなにはしゃいだ気分になるとは思わなかった。

戻ってるよーーーッ

大声で叫びたい気分だ。

「いつまで、俺にのっかってんだ」

「押倒すんなら、ベッドの上に戻ってからな」

悪戯な瞳は下から私を覗き込む。

「なに、言ってんのよ」

道明寺から飛ぶようにどいて服の乱れを直す。

片膝をついて床に座り込んだまま道明寺が口角を上げてフッと笑った。

「これで、足を開くなとか言われなくてすむ」

「本当にどうなるかと思った」

ベッドの上に腰かけたはずみにベッドのスプリングが数度弾む。

ここ・・・ラブホテルだった・・・。

右奥には洗い場が丸見えの風呂場。

鏡張りの壁に映る自分を眺めながらとんでもないところにいることを思い出した。

目のやり場を探す様に見上げた天井にはベッドに座って視線を上に向けた自分が映る。

部屋の中で鏡じゃないところはないのか!

「気分が悪くなりそう・・・」

頭を抱え込んだまま小さくため息を付く。

「大丈夫か?急に元に戻ったから、その影響があるのかもな」

「ここから出たら、治ると思う」

不安そうに覗き込んだ顔は、なんで?と疑問符を貼り付けた。

「普通、気分が悪いなら休むだろう」

「このまま、この部屋にいてゆっくり休めると思ってるの?」

さっき私の身体で押倒して変なとこ触ってきたのは誰だっ。

あのまま入れ替わらなったら私は自分に襲われてた。

・・・

今の方が状況としては危険度は上昇したのか?

「なんだ、期待してるのか?」

「してない!!」

「ここで、いいからしばらく休む」

道明寺から距離をとる様にベッドに這い上がってうつぶせに寝転んだ。

ガシッと目をつぶったまま身体全体の筋肉に力を入れる。

身体の五感は道明寺の気配を探ってる。

ギシッと沈むベッド。

ゆっくりと近付く気配。

脇もしめて、足も閉じて、指一本私の身体とベッドの間には入らせない様に身構える。

「良かったな、元に戻れて」

耳元で呟いた唇は軽く頬に触れる。

私の横で道明寺がゴロンと身体を横たえたのが気配で分かる。

顔の向きを変えたその横で道明寺が頭の下で手のひらを組んで天井を眺めていた。

「すげー、天井が鏡張りなんだ」

「俺達の姿が全部映ってるんだな」

ななななに?

道明寺の顔が何か楽しいことを思いついたように輝いてじっと私を見つめていた。

変なこと考え付いてないことを祈る。

                      

                                 完

え・・・(^_^;)

このお話はここでおしまいです♪

後は別館のお話をちょこっと続けたいと思ってます。

この続きは・・・おまけあるかな・・・(>_<)

お付き合いありがとうございました。

拍手コメント返礼

あずきまめ 様

なんとか終わりました♪

こんどは何時オカマの道明寺に会えるでしょうか?

「二度とねェよ」by司

おまけは近いうちにお届けします♪

cherry様

初めてのラブホテルではしゃぐ司を書きたいような書きたくないような・・・

つくしちゃんは絶対はしゃがなそうですからね。

もみじ様

長くするには私の体力が~(笑)

おまけの期待にドキドキ

cocchann様

ここで終ったら・・・

そうですよね。

不完全燃焼~♪

おまけに期待してください! ← 本当か!?