いくつもの嘘を重ねても 番外編 続きのお話
このお話で『いくつもの~」も終わりです♪
このお話で登場したオリキャラ錦織省吾
ただいま構想中のお話の中にも登場してもらう予定です。
つくしちゃんにちょっかい出す役どころかな?
Pwのご連絡。
本朝7時までに申請された方は返信してます。
届いてない方は迷惑メールフォルダーに振り分けられてる事もあるそうです。
*聞こえるはずのないシャワーの音が響き渡る。
先にベットに入ったまま過ぎる時間。
落ちつけって言っても無理!
べつなことをを考えようとすればするほど、シャワーのヘッドから流れる水滴が牧野の身体を包む姿が目に浮かんでくる。
実際に見たことがあるからなおリアルに想像できる。
一緒に入ればよかった!
今からでも!!!
「なにししてるの?」
ベッドの上に這い出したところに、膝下まで隠す長めのバスローブの裾が見えた。
「あっ・・・暇だから雑誌でも読もうかと思ったんだよ」
サイドテーブルの上の雑誌に身体をひねって慌てて手を伸ばす。
「道明寺の借りたけどダメだった?」
手先まで隠す袖口。
俺の行動なんてお見通しだとでも言いたげにクスッと頬がほころぶ。
どれだけ長くお前に触れてなかったか分ってんのか!
もう一度ベッドの中に入り直し座ったまま背中を枕に預ける。
読む気もないのに広げた雑誌のページ。
物欲しそうに牧野を待っていたと思われるのは癪。
なかなか記憶が戻ったことを教えなかった仕返し。
無視する態度でページをめくる。
ベッドの端に牧野が腰を下ろしてわずかにスプリングが軋む。
牧野がシーツをめくって流れ込む冷たい空気。
それを追う様に牧野のゆっくりと中に滑り込む白い足の動きに温もりがベッドの中にあふれる。
当たり前の様に俺のベッドに自然と入ってくる牧野に胸の奥がグズッッと踊り出す。
喉の奥までくすぐる感覚。
「ねぇ?」
甘ったるい声は欲情を刺激。
「おう!」
「雑誌・・・それじゃ読めないでしょう?」
人差し指で牧野が刺した雑誌は、上下が逆の逆様。
えっ!
あっ!
場を取り繕う必要もないほどに牧野がクツクツと顔をほころばせる。
「もう・・・」
エッチとかスケベとか言いそうな表情が目の前で照れくさそうに笑う。
「もともと興味ねェし」
後ろに放り投げた雑誌が床に落ちてバサッと音をたてた。
牧野の身体を下に左右に付居た両手で支える自分の身体。
「いい加減に笑うのやめろ」
「だって、道明寺が、フフッ」
俺の下で止まらない牧野の笑い声。
「記憶が、戻ってなくても道明寺のこと・・・好きだって思っていた」
真顔になった牧野。
「それでも、やっぱり道明寺のこと思い出せて良かったって思う」
牧野の指先がゆっくりと俺の輪郭を確かめるように頬をなぞる。
指先から落とすキスは、腕をつたって、首筋をなぞる。
重ねた唇は花びの感触の軽めのキスを何度となく繰り返す。
左手でバスローブの帯を解く。
滑り込ませた指先が直に触れる牧野の柔肌。
鼻腔をくすぐる牧野の香り。
もう・・・
何も考えられ無くなった。
今回はこの終わり方の方がお話には合ってるような気がして☆マークのつくお話にはしませんでした。
この後はご想像でお楽しみください(^_^;)
実は連休中だからという要因もあったりして・・・
拍手コメント返礼
Gods&Death 様
3連休に加え運動会の代休で娘は今日までお休み。
今やっと部活に行ってくれたところでPCの前に座ってます。(^_^;)
お話を想像しながら現実逃避してる私です。
現実に戻るま出の時間は3時間位しかないです。
りん 様
コメントありがとうございます。
無事届いてますよ♪
今日はUPが遅くなりましたがこれからもよろしくお願いします。
綺羅様
読み手がお預け・・・(^_^;)
確かに言われればそうか・・・。(笑)
次回は超が付くお話をがんばります!! ←大丈夫だろうか・・・
わが家も日曜日は体育祭でした。
今日も娘つきです(/_;)
あずきまめ様
いつになくつくしちゃんが司をッドキドキさせてるぅ~。
今回はどんなつくしちゃんを見ても司は心音増強中じゃないのでしょうか?
司君大丈夫だったかしら?
気になってきたりして・・・(^_^;)