逆襲のファンタジー 3

短編で数話と思っていたんですが、後2,3話では終わりそうもない予感。

短編からカテゴリー追加して書いちゃってます。

短期集中から連載に格上げしないと全部書ききれないかも~

多くても5話で終らせたかったのに・・・(^_^;)

私の妄想に油を注いでくれる某所の御友人方お手柔らかにお願いしま~す。

PWの御連絡。

エウ様

メールが550エラーで送信できませんでした。

メルアドの確認のお願いします。

・・・・

司?

目覚めると虚ろな感覚のままに探した相手は私の隣りにはいなくて・・・

かすかにシーツの中に残った温もりだけが昨日の夜は夢じゃなかったと教えてくれる。

仕事に行っちゃったのかな・・・

忙しい合間に私に合うためにわざわざ帰ってきてくれた。

忘れ物したって・・・

私を抱くためって・・・

あんなセリフを真顔で言えちゃうのがすごい。

あー

もうー

その後に司に与えられた熱はそのまま私をとろとろに蕩かして・・・

理性なんてなくなって・・・

ないも考えられなくなって・・・

溺れた。

眠りについたのは明け方で・・・

司、仕事大丈夫かな?

忙しくて眠る時間も惜しんで仕事してる状況だったはずだもの。

コチコチと枕元で聞こえる時計の音。

チラリと視線を上げて時計の針を見る。

0の数字までは二目盛り。

50分かぁ・・・

えっ?

短針の示す位置を二度見した。

9時!

9時50分てこと!?

なんで目覚まし止まってるのよ!

あわてて子供部屋に急ぐ。

おはようの無邪気な声も姿もなくてガランとした静かな部屋。

「子供達は?」

「司様とお出かけになりましたけど」

「つくし様は疲れてるから起こすなとおっしゃって、たまにはつくしにものんびりとさせてやりたいと、今日は俺が子供達の面倒を見ると殊勝なことを・・・」

言葉を続ける律儀な道明寺家の執事セバスチャンこと丸山孝三郎は目に浮かんだ涙を人差し指でそっと拭う。

「どこに行ったの?」

「夢の国で一日遊ぶとお出掛けになりました」

まさか・・・

今日の予定知っていた?

花沢類に西門さんに美作さん、それに滋や桜子に優紀も二つ返事で参加を表明したのは昨日の午後7時。

司がいなくてもひときわ目立つ集団が出来あがる予感。

夢の国じゃ大丈夫だと高をくくった。

まさか私抜きの強行手段を取るって今までじゃ一番あり得ない展開。

子供達が寂しがって泣くことだってある。

翼が泣きだしたら手に負えなくなるんだから。

止めても無駄だと踏んで私を置き去りにした?

休みとれるのなら家族で楽しむって事は考えなかったのか?

折角集まったみんなに「邪魔だ」って司が唸ってもみんな笑ってくれるよ。

「もしもし、お待たせしました」

まずは西田さんに連絡を取った。

「西門様からご連絡が入って明日1日の予定まで、すべてキャンセルの指示を受けました」

一定のリズムの声が携帯の向こう側から響く。

確信犯だ。

昨日私に向けた優しさと激しさはこのための布石だったかと思うとそれも嘘みたに思えて悔しくなる。

最初から私を置き去りにする計画を立てた?

花沢類達と一緒だと司が許さないと思って桜子たちまで誘ったのに、駄目だったか・・・。

私も子供達と久し振りの夢の国楽しみにしてたんだから!

西田さんの次に司の携帯を鳴らす。

「何、考えてるのよ!」

理由は分ってるのにムカつくままに声が飛び出す。

「そこを、動くな、すぐいくから」

「ヘリを飛ばすから」

返事がない相手に荒らげる声。

「俺を信用しろ」

静かにそう言った声で携帯をきられた。

「すぐにあの子達に追いつきたいから手配してもらえますか?」

セバスチャンは穏やかな表情を浮かべて直ぐに手配してくれた。

道明寺の庭に整備されたヘリポートから飛びだつヘリ。

何時もならヘリで追いかけるのは司の方で私はあり得ないって叫ぶ方なのにッ。

今回は背に腹は代えられない気分。

空の上から見えるアトラクション。

広大な広さに明るい色使いが広がる。

ヘリのプロペラの音にかき消されて聞こえないはずの歓声が聞こえてくる気がした。

どどどこに降りるの!

だんだんとその艶やかな色の中に吸い込まれてく様にヘリの高度が落ちる。

何時もなら人であふれかえる一角のはずの場所にヘリは降り立った。

うそっ・・・。

私を降ろして飛び立つヘリを呆然と見送った。

立ち入り禁止にはってあったロープが外されると散っていたクモの子はヘリの音が聞こえなくなったのを合図に私の周りに集まりだした。

こんなとこに一人降ろされてどうするの!

誰にまず連絡を入れよう。

子供達の居場所を携帯のGPSで確認。

3つの点はバラバラに光る。

たぶん司は舞と一緒なはずだからまずはこっち。

運よくこの近くだ。

走ってキョロキョロと目立ってるはずの司を探す。

「牧野」

私の後ろから聞こえた声は柔らかい響き。

「ママ~」

花沢類に抱っこされた舞の声が私を呼んだ。

あれ?

司は?

花沢類に舞を抱っこさせるの嫌がっているはずなのに意外。

まわりを必死に探しても花沢類と舞の姿だけしか見えない。

「みんなバラバラで楽しんでるよ」

やさしく微笑む花沢類にホントかなと思う気持ちが隠せずに、微妙な笑顔を作ってる自分に気がついた。

拍手コメント返礼

Gods & Death 様

時同じころ司は駿くんと二人で父親やってるのかしら?

翼を追いかけて走り回ってるところももう少し見たかったんですけどね。(笑)

TDLは体力勝負。

行きたいけど体力が~

どんどん落ちちゃってるしなぁ。

2年前に行ったときは1日10キロ歩いてたと万歩計に記録されてました。

家にいるときは1キロも歩かない車の生活です。

ひーまー 様

目覚めたら司だけじゃなくて子供達もいないなんて~。

私ならのびのび一人の時間を楽しみますが夢の国に行くのに置いて行かれたらキレます。(笑)

葉っぱコンビも目立たない様に護衛についてる事と思います。

この時はスーツじゃなくて普段着?