一秒ごとのLove for You 25
今日は何を書こう。
最近迷ってます。
今までは結婚前、結婚後、子供たちの話を各一話ずつのペース配分だったんです。
思いついたらすぐに見切り発車しちゃってます。
大丈夫か私!
頑張れ私!
うっ・・・
頑張ろう・・・(^_^;)
結果が出なくても悩むな、落ち込むな、それが今の自分の実力。
陸上で頑張ってる娘が、練習メニューノートの最初のページに書いている言葉です。
最近思う様に記録が伸びてない娘。
そうだ、母も無理せず精一杯の今の実力で頑張るよ。
閉められたドアは静まった一室を作る。
人の気配をすべて消し去った様な静けさ。
息を吐く音さえも聞こえてきそうな静粛。
決闘でも始まりそうだな。
そんな非現実的な感覚。
「まさか、貴方と二人だけで話せるとは思ってませんでしたよ」
この俺に気後れすることもなく平然とした表情がつぶやく。
だからこいつは嫌いなんだ。
「わざとらしく294なんて部屋とりやがって」
思案する表情が少しの間を作る。
「ごろ合わせだろうが」
つくしと読める294室。
「偶然ですよ」
フッと息を吹きだした唇がそうつぶやいた。
肩まで振るえて笑ってる。
「なんだか、意外だな。いや・・・意外でもないか」
「本当に、俺は気がつきもしなかった」
ククッと笑みを強める口元。
気がつけば、想っているのは牧野の事ばかり。
そんな自分を見透かされているような不愉快さが残る。
「狙いはなんだ」
すぐに話題を変えなきゃ俺がバカみたいに思えてきた。
それじゃなくても、つくしを使って俺をおびき寄せたこいつの策略にのせられるのは面白いはずがない。
「事件が片付くまで守ってもらえますよね」
笑いの消えた真剣なまなざし。
こいつなりにつくしの事を心配してるのは分る。
が・・・。
俺以外の奴に心配させるつもりもつくしを守らせるつもりもない。
言われなくても十分な体制はこれまでとってきた。
あいつが嫌がるのをどう説得するかが問題なだけだ。
「道明寺さんが狙われてると思えばつくしも警戒するでしょう」
狙われてるのが自分だとはあいつには気づかせずに事を終わらせたい。
その思惑は俺もこいつも一致してる。
「余計な手出しはするな」
一言釘をさした俺の前に差し出された一枚の写真。
さっきの男とは違う知らない男。
目指し帽をかぶって顔は写ってないが年令は若く見えた。
「捕まえるのは警察の仕事ですから」
「お前、検事だろう。何時から警察になったんだ」
皮肉った感情を言葉で投げる。
「相手がつくしじゃなかったら任せてますよ」
気にせず任せとけば俺も余計な嫉妬しなくて済んだんだ。
たぶん遅かれ早かれ警視総監あたりから連絡は入ってくるだろうし
なにもこいつがしゃしゃり出てくる必要はなかったはずだ。
つくしじゃなったらって余計なお節介。
「ここから、先は必要ねェよ」
顔に手袋投げて決闘してっ!
って、手袋してねぇし。
この場合は何を投げる?
最小限の視野で辺りを見回す。
シングルベットが二つ並ぶ部屋には単純な造りの椅子とテーブルとテレビが一台。
シンプルなホテルの一室。
簡単に投げれそうなものはなんもねぇ。
助かったな。
皮肉めいた笑みの意味をこいつが知ることはないだろう。
つーか、こいつを相手にする時間はねぇんだ。
ここで時間を食うわけにいかない。
無理矢理部屋から追い出したつくしがむくれてるに決まってる。
あいつ・・・
おとなしくしってっかな。
松岡よりそっちの方が心配になってきた。
拍手コメント返礼
ソフィ 様
お久しぶりです♪
私のペースで頑張らせていただきます。
もうほぼ生活の一部になってるので書かなきゃ落ち着かない状態です。
公平君・・・
なにがしたい?って状況なんですけどね。(^_^;)
まちゃこ様
結論を言えばそうなんですよね。
みんなつくしが好きなんだ~。
やなぎ 様
ロゴって気に掛けていればすぐに出来るんですけどね。
つくしで考えてたら直ぐに294とでてきちゃいました。
司は・・・無理だな。
国道294がお近くなんですね。
我が家の近くは国道10号線です。