シリウス

掲示板でリクを募集した曲から作る物語第5弾お届けします。

usausaのリクエス『シリウス』

>松潤のソロのとこが、司に見えてしまう~。

分ります。

私も同感ですよ~。

第四弾の『君の声が聞きたくて』 の始まりの続きでリターンズの一場面を思い浮かべましたよ。

痛みも悲しみも 全部抱きしめたい

そうだよ~司

この歌詞みたいにつくしを悲しませちゃダメなんだよ~

ドラマを見ながら何度思ったことか(^_^;)

二度とそばを離れない 愛してる

司が言いそうな言葉ランキング上位ですよね。

終わったはずなのに・・・

あいつに渡したゴールドの携帯からの着信。

新しく変えた携帯が牧野の名前を映し出す。

入れるつもりのなかった番号。

捨てるに捨てられなかったのはあいつを忘れきれない自分の本音。

日本に帰って来たらますます強くなった。

偶然でも重なる時間が気持ちを引き戻す。

聞こえてきた声は涙声。

「今度の日曜、恵比寿ガーデンプレイス

時計広場1時」

それだけ言って切れた声。

初めてあいつを誘った時の俺とそっくり同じセリフ。

一つ一つがつながるごとに戻れない時間が胸を締め付ける。

痛てぇんだよ。

自分から手放したはずなのに・・・

会うたびに一つ一つ失っていくものの大きさに震えてた。

俺を呼ぶ声も・・・

俺をみつめる潤んだ瞳も・・・

愛しくて・・・

切なくて・・・

取り戻せた思いはもう二度と離せない。

これは奇跡じゃなく運命だろ俺達。

何度目かのデートの待ち合わせ。

恵比寿ガーデンプレイス 時計広場。

息を切らせて駆け寄ってくるあいつを想像して胸の奥をくすぐる。

3分なら許す。

待ち合わせ5分前の時計を見つめながら呟く。

「ごめん、待った?」

予想通り俺を見つけた牧野が息を切らせてやってきた。

吐く息は白くて冷たい外気に溶け込んでいく。

「何度俺を待たせれば気が済むんだ」

「待たせるって、5分遅れただけでしょう」

行くぞと大股で歩く俺の後ろで強気な声が追いかけてきた。

泣き顔より膨れっ面のほうが好きだなんて言ったら牧野はまた膨れるのかな?

「ちょっ、いきなり立ち止まらないでよ」

背中に勢いよくぶつかってきた牧野。

「あい変わらず、鈍くせぇよな」

「あのね。少しは優しくとか、気を使うとか出来ないの」

「あっ?俺様を待たせといてなんだ?」

ジロリと釣りあげた眉。

無理に不平を浮かべた表情を作んなきゃ笑いそうな自分がいる。

「ほら」

牧野の目の前に差し出した手のひら。

意外そうな表情はどうすべきか迷ってる。

「手をつないでやるって言ってんだよ」

手をつなぐくらいで躊躇すんな。

しびれを切らして牧野の手を握る。

もう二度と離さない。

愛してる。

あれから、何度も繰り返す想いが、また、胸の中から溢れだす。

「離れんなよな」

牧野に言いつけるように唇が呟く。

「うん」と小さく俯く牧野の指先と俺の指が絡み合う。

握りしめた温もりはそのまま指先から腕を伝って胸の奥に流れ込んだ。

拍手コメント返礼

かよぴよ 様

拍手一番のりありがとうございます。

UPして直ぐに毎日拍手が入るので幸せを感じます。

野球の応援はいかがでしたか?

暑い中お疲れ様でした。

still・・・ 様

ファイナル撮影の時に初めての国立だったんですね。

司の髪型でJは歌ってたのかぁ~

もろ司と重ねちゃいそうですね。

みわちゃん 様

運命だと司に言われた時点で舞い上がるなぁ。

離れようとしても離れられない二人。

素敵だと思えるお話をまだまだ書いていたいですね。

mizuta 様

おはようございます。

リターンズの最後の手をとるシーン。

いいですよね。

出演者達の表情は抜群に上手かったですよね。

私のところでは今日が3話です。

リターンズまではまだまだ楽しめますよ。