Rainy Blue 13

昨日のお話を書くのにリターンズのDVDを見直していたのですが、その後最終話まで見ちゃってました。

このお話の設定は最終話のすぐ後の設定なんですよね。

プロポーズの後の幸せな段階でなんでこんなお話書いちゃったかな・・・(^_^;)

司ーーーーー、

君のあの対応のまずさのせいだぞーーーーー。

一応司に罪をきせますが、悪いのは私なんだよ~(;O;)

客室で待っていた男は俺の姿を見てソファーから立ち上がる。

そして俺の後ろにいた牧野田に気がついて視線が固まった。

今、目の前の状況をどう捉えたらいいのか分からない表情が目の前にうかぶ。

「こうでもしないと、会ってくれそうもなかったから」

一気に俺の前に進み出て一気に絞り出りだした声は震えてる。

「だからってどうして、ここに?」

低くい声は冷静さを取り戻そうとしていることが分かる。

「突然別れるって言われても納得できないでしょう」

「一年待ってたんだよ。

連絡が来なくなったって心配してたら、メールだけで別れようなんて納得できるわけないでしょう」

神宮寺に掴みかかる勢いの牧野田から目を逸らす様に顔を横に向ける神宮寺 聖。

数か月前の俺と牧野を見てるようだ。

「俺に言わせたいのか?」

何かを押し殺して耐えるような感情が瞳の奥に映る。

襟元を掴んでいた牧野田の腕を掴んで外す様に神宮寺の手が下にうごく。

俺の存在を忘れてるような重苦しい空気。

「俺はただ、こいつに手を貸しただけだから、後は2人で話し合ってくれ」

言い残して部屋をでて執務室に戻った。

「代表・・・」

何か言いかけた西田の言葉を遮ってドアノブを回す。

誰もいなはずの部屋の奥に感じる気配。

「類・・・」

ソファーの椅子に座ったままの類の冷めた視線。

「お前一人か?牧野は?」

「連れてきても良かったの?」

「なに、言ってんだ。当たり前だろう。

お前の顔より牧野が見たいに決まってんだろう」

「だったら、こんなもの見えるところに置いとくなよ」

テーブルの上に打ち付けるように投げつけられた写真がベシッと音をたてる。

どんな言い訳も通用しないと類の怒りのオーラのすべてが俺に向けられてる。

「これって・・・」

タブロイド紙に載るはずだった写真。

西田から見せられて、そのまま持って帰って俺、どこに置いてた?

上衣のポケットから取りだして無操作にどこかに置いていたはずで・・・

確かサイドボードの上・・・

「牧野はどこだ」

俺も動揺を隠せずに哀願する声色に変わってる。

類の怒りの原因の全てはこの写真にあると分かる。

そしてたぶんあいつもこの写真を見たはずで・・・

「なんもねぇって類、分ってるよな?」

「だから?」

「だからって・・・類」

言葉数の少ない中に込めれてる殺気に似た怒り。

類が感情を露わにするってことはそれに比例して牧野が悲しんでるバロメーターを映しだす。

「本当に、行きがかりというか・・・」

「司は行きがかりで女をマンションに泊めるんだ」

棘のある類の口調。

「しょうがなったんだよ」

だんだんとイラついてくる心。

「司は、俺が牧野の部屋に泊まっても何とも思わないの?」

「だから!え?」

意表を突く類の問いかけ。

「許すわけねェだろう。それとこれとは別で」

「別じゃないよ」

確かに許せるわけねぇよな。

類と牧野が何もないって言っても嫉妬でどうにかなりそうで牧野をめちゃくちゃにしてしまいそうな自分がいる。

今・・・

西田の忠告を受け入れなった自分のバカさ加減が分る。

「後悔しても遅いから」

すくっとソファーから立ち上がって類が俺の横を目を合わせることなく通りすぎる。

「おい、類」

「牧野が自分で司に会いたくなったら俺が止めても会いに来ると思うけど」

容赦ないほどに俺を責める声は最初から変わらない。

「牧野はどこにいるんだ。それくらい教えてもいいだろう」

「知ったら、ますます司を追い込むことになると思うけど」

類が皮肉な笑みを浮かべてお姉貴の名を呟いた。

拍手コメント返礼

なる 様

味方はどんどん増えて司包囲網は完了まじかですよ。

愛すべき言い争い。

私も早く見たいですよ~(笑)

still・・・ 様

浮気じゃないと分かっていても嫌ですよね。

司ならすぐ浮気女と責めそうですけどね。

DVD私も最近見直したばかりです。

見ると面白いって思っちゃうんですよね。

本当に色あせてない。

原作の寒中浴衣大会懐かしいなぁ。

見たくなってきましたよ。

台風はやっと離れていきましたがまだ強風域抜けてないです。

風が強い一日になりそうです。

みわちゃん様

類が怒るのは当たり前ですよね。

司は怒らせてはいけない人を怒らせちゃってますよ~

ここからが大変だぞ~

ゆきこ様

ヤッパリここは類だよね。

ピンチの時の花沢類。

今回のピンチは司だけど~

Gods & Death様

お疲れ様です。

今回は司君に危機感を持ってもらいましょう。

歌のリク~

Rick AstleyのTogether Forever

聞いたことなくて・・・(^_^;)

英語・・・

すいませんイメージが・・・

翻訳されてる歌詞ありますか?

mizuta 様

今回の類君の怒りは本物ですよね。

>リターンズの時に『本気だよ』と言ったときの怒に満ちた眼光の鋭さがアゲインしてます~(^_^;)

目の演技良いんですよね。

セリフが生きてくる雰囲気を出すのうまかったなぁ。

最後は大好物の甘い時間~

って、早すぎです。(笑)