Rainy Blue 18

う~ん悩む。

そろそろ終われそうな流れになってきてるのですが、このまま終らせるとなぁ・・・

神宮寺昴の存在が薄れる。

この人を登場させるとまた話がややこしくなる。

一部二部構成にしようかしら?

でも、新作も考えてしまってるんですよね。

気が付いた方いらっしゃるかな?

早々にカテゴリーは追加してます。

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「これから、どうするんだ?」

二人でいるには広すぎる執務室。

三人掛けのソファーが必要なく感じて長ったらしく思える。

デスクを背にわずかに身体を預けてその長ったらしいソファーに腰を降ろす類を見つめた。

「どうするって?」

それを聞くのは俺でしょう?

そんな色合いを滲ませる類の瞳はまっすぐで牧野を思う純粋さがあふれてる。

「俺、諦めたけど、気持ちはあの時と変わってないから」

テーブルの上に置かれたカップに砂糖を入れながら類が呟く。

その手元を眺める類は誰を思い浮かべてるのか・・・・

俺は迷うことなくその相手に行きついてしまう。

「類・・・」

声を強めて類を責めることが出来ないと分ってる悔しさ。

なんだか、牧野に責められるより類に責められる方が辛い気がした。

言葉の中に牧野の名前は一つも出てこないのに牧野のことただそれだけを考えてるって分るから。

俺には絶対できねェよ。

ほかの男のことを思う女を思うこと。

もしも・・・

牧野が俺じゃなく類を選らんだとしたら・・・

そんな不安がなかったわけじゃないんだ。

牧野がほかの男を熱く見つめて、牧野に触れて・・・。

考えただけで体中が煮えたぎる思い。

それは類にしても一緒。

類に対して牧野が無防備になることが悔しいのに、牧野のことを頼めるのは類しかいないって信じてる。

俺達ってどんな関係なんだろうなぁ。

「司、何考えてるの?」

類が眉をひそめて険しい表情を見せた。

「そう、責めるな。反省してッから」

「司が反省か・・・」

ゆったりとした雰囲気に流れる空気が類を包む。

お前、笑ってるだろう。

俺本気だぞ。

「それ、牧野にどう伝えるの?」

「どうって、会わなきゃ始まらないだろう」

「土下座でもするとか?」

「おう、土下座でも何でもあいつが許すまでしてやるよ」

類の立ち上がる動作に沈んだソファー。

ゆっくりと俺の前に進んできた類の片手には携帯が握られてる。

「椿さん、司の部屋解約して新しい部屋を買ったって。

司の帰る家は無くなったようだけど」

携帯の画面の中に開かれたメール。

その文字に綴られてる初めて目にする住所。

「あれからそんなに時間経ってないぞ」

部屋を解約して新しい部屋を即決で決める。

姉貴ならやりかねない。

「牧野、そこにいるって」

そう言いながら類は携帯の画面を落とす。

「おい、まだしっかり住所みてねぇぞ」

「自分で椿さんに聞きなよ」

姉貴に連絡取ったら聞きたくもねェ説教されるに決まってる。

西田と類で十分だろうがぁ。

あっ・・・

携帯を類から奪う間もなく携帯は類の上衣のポケットに吸い込まれていくのを見送ってしまった。

「そう、簡単にはいかないから」

類!

お前!

意地わりぃぞッ!

拍手コメント返礼

みわちゃん 様

やること早いですよね。

やる気満々で~

司君住所聞き出せるかなぁ~

理子 様

もう二度と今亜馬鹿なことできない様にここはしっかり反省させないといけないですよ。

なんだかこれが今の楽しみ~

投票もありがとうございます。

still・・・様

司くんから反省って言葉が出た時点で許しちゃいそうですけどね。

つくしの前で言葉に出来るかなぁ~

気持は互いに会いたいはずですが素直じゃないのよね。

Gods &Death 様

結局何をやっても許されると思ってるのが俺様。

ここは椿さんの出番かな。

なる 様

まだまだスケール小さいかも(^_^;)

考え付く範囲は狭いんですよね。

結局考えるの私ですからね。

もっとなぁ~ないかな。