ある日の一コマ（回想編　）

久々に今日は家族編で遊んじゃおうと思いまして

タネの話を題材に短編をお届け～

覚えてますか？

司がタネをお母さんのお腹に入れると赤ちゃんができると言った説明を駿君にしていたお話。

タネはタネでもこちらの胤を想像しちゃう大人に種のしか思い浮かばない子供達とのやり取り。

上記の記事で取り上げてます。

常連さんとの会話で久しぶりにタネの話で盛り上がり

久々に書いちゃおうと言うことになります。

御付き合いよろしくお願いします。

「なんだ、お前らいたのか」

いたのかって自分の家にいるのは当たり前。

迷惑だ！

消えろっ！

瞳が僕らにそう告げてる。

「あのね、いたのかって家なんだから子供達がいない方がおかしいでしょう」

「家って・・・お前の側にあいつらベッタリしてる年でもねェぞ」

「俺なんて小学校の頃からおふくろと顔を合わせるのは年に数度だったったぞ。あいつらイチャイチャし過ぎだろう」

「別にイチャイチャしてないけど。

自分がイチャイチャしたいだけでしょう」

もう・・・

勝手にやって・・・

舞と翼に僕。

目くばせしながら部屋を出る。

「子供が３人しかいないことが不思議だよな」

背伸びした腕を頭の後ろで組んだ翼がそう言って大きく息を吐いて肩を落とした。

「舞、お前覚えてる？」

「なにを？」

「妹か弟が欲しいって言ったことあったろう？」

「それって３歳か４歳の頃だったかな？」

「その時さ・・・」

翼の奴がいたずら小僧の目つきで僕を見た。

「兄貴が教えてくれたんだよな～

ママのお腹にタネを仕込むって」

「バカ、それはお腹にタネを入れるだろう！」

僕たちは一人で寝て父さんと母さんが二人で寝るのがずるいって思っていた幼いころ。

真面目な顔して父さんが答えてくれたのがお父さんとお母さんが一緒に寝ないと僕も弟達も生まれなかったって説明

側にいた母さんが父さんを殴ったことは今でも鮮明に覚えてる。

一緒に寝ないとどうして僕らが生まれないのかそれも不思議だった。

それの答えが「ママのお腹に赤ちゃんのタネを入れる」

今なら母さんが父さんを殴りたくなった意味がよくわかる。

意味も分からないままに母さんに妹か弟が欲しいと強請る二人に自信満々に父さんに言われた通り二人に言っちゃったんだよな。

そのあとどうやって父さんがタネを母さんにいれるのか興味津々で３人で見せてと強請った日々。

今思えば僕たちはとんでもないことを母さんに頼んでいた訳で・・・

「もう、変なこと思い出せないで」

舞が耳まで真赤になった。

舞も理解できる年になったんだよな。

「翼が、幼稚園でタネの話するからさ～」

「俺、なにかした？」

「覚えてないの！

先生にパパのねタネをママに入れるの～

そしたら舞と僕に兄弟が出来るの

って言ったの覚えてないの？」

「そんなこと言ったか？」

舞の言葉で僕も思い出した。

その後が参観日の予定で母さんがもう英徳に行けないとか言って・・・

参観日にママが来ないと嫌だとチビ達が泣きだして・・・

「俺が行ってやる」

そう父さんが言ったら、司が行ったらパニックになるとか言い合って・・・

幼稚園より先に我が家がパニックになってたよな。

「今なら、絶対パパもこんな説明しないよね・・・」

「いや・・・真顔ですると俺は思う」

僕も舞より翼に一票。

「それじゃ聞いてみる？」

翼！

本気か！

その前に今父さんたちの部屋に引き返したら本当にタネを入れてる最中かもしれないぞ！

そんな事を考えられるようになった僕も・・・

成長したな。

「おい！翼！やめろ！」

僕の声に足を止めて振りかえった翼が引き返してきた。

「冗談。邪魔したくないしね」

こいつの相手が今は一番疲れる・・・。

拍手コメント返礼

still･･･様

司の溺愛ぶりは子供達も分ってるんでしょうね。

ラブラブな親の姿が当たりまえで育つとそれが普通と思っちゃうんだろうなぁ～

三人の子供達の相手は大変かもしれないですよね。

みわちゃん様

大きくなればその意味も理解できるのよ～

父さんよく子供達にタネの話が出来たよな・・・

理解して父親を変なところで尊敬してたりしてね。

思春期の子供達に聞かれた司。

舞はまだ早い

とか言ってそう～

かよぴよ様

>思春期の子供たちに真顔でたねの話してくれる司パパ、見てみたい～☆

つくしママの居たたまれなさも面白そうだしね♪

もっと深くお話してくれるかもしれませんよ。

タネの入れ方～

「そろそろお前たちに本当のことを教えるときが来たんだな」

って、今の子・・・知ってるから。

ゆきこ様

そうですよ～

お話した内容ですよ。

トークしてる時も書いてるときもたのしい一時でした。

>司の「なんだ、お前らいたのか」って（笑）居なかったら居なかったで絶対騒ぐ癖に

うんうんそうですよね。

特に舞が居なかったらねぇ～。

「何時だと思ってるんだ」

「７時」

気にしないつくしに駿に翼にキレる司。

あっ・・・

別な話になる・・・(^_^;)

akko 様

そうですよね～

司が自信満々に熱く語れば語るほどつくしちゃんは身の置き所に困る！

子供達が気を遣うラブラブぶりって・・・(^_^;)

つかつくならではの光景。

なる様

ここまで素直に子供達が育ってくれれば何でも許してくれそうで羨ましい。

反抗期はないのかな～

司は反抗しまくりでしたからね。

母としては恥ずかしすぎる封印したい記憶。

子供達は鮮明に覚えてると言うオチでした。

絵梨様

そうなんです～

ホンワカにはちょっと遠いハズイお話♪

たぶんつくしちゃんが一番掘り起こされて欲しくないはず。

ママのまえではやめようね。

司の一番好きなスポーツ『小作り』

そうかあれはスポーツなのか？

夜のスポーツと言えばの質問に真っ先に両手を上げそて答えそうですね。（笑）

理子様

タネの話がしたいのか？

単に親のイチャイチャが見てられないのか？

子供達も大変ですよね。

アーティーチョーク様

司が一番子供ですからね。

お出迎えがないのを拗ねてるとか。

部屋でつくしと楽しそうにやってるのがたとえ子供でも嫉妬するとか？

いろいろ理由付けてつくしを束縛したいお子ちゃま司。

それを一番敏感に気が付いてるのが子供達ってお話でした。

mizuta様

いえいえ、全然長くないですよ。

今日もたのしくコメント読ませてもらいました。

子供達が両親のイチャイチャに気を遣うなんて～

どれだけ教育してるんでしょう。

教育係は司でしょうけどね。

お腹の中に種を『入れる』も『仕込む』もどっちも同じですが、微妙に響きが違うのは翼が言ってるからかな？

司もテレもせず言いそうですけどね。

そしてつくしが怒るの何時ものパターンで、拗ねて今日は夜は一緒に寝てくれないぞ～

ヘビの生ころがし～

まーちゃん様

コメントありがとうございます。

秘密のカギを手に入れて読み進めてもらってるんですね。

予備知識の無い方にも少しでもイメージ出来るようにと考えてお届けできればと思ってます。

そうなんです～

ハワイに行く前のＪの髪型道明寺だと話題になってましたよ。

道明寺が入ってましたね。

そこだけでも盛り上がれる我が家の常連さんたちです。