Rainy Blue 35

いや~ここまで長かったな。

読めなかった方に申し訳ありません。

ここはこの後の余韻でお楽しみください。

鉄板卒業!

貫通お祝いは何が待ってるかなぁ~

隣りのF3はどうしてるのだろう・・・(^_^;)

パスワードの御連絡。

本朝7時までに申請された方には返信してます。

届いてない方は再度御連絡をお願いします。

見られない方のために続きの前の記載を公開します。

*Rainy Blue 34 の前記入の部分となります。

腕の中でばたつかせてもがく腕が俺の胸を打つたびに衝撃は頼りなくて、そのくすぐったさが身体の細胞全てを刺激してくる。

このまま離すことなんてできない。

肌に伝わる温もりに耳に聞こえるヤダとかやめたとか下ろせの否定的な牧野の声も俺に懐く甘える声に聞こえてしまう。

静かにベッドに寝せるつもりが焦る気持ちのままに2人倒れ込んだ。

「大丈夫か?」

組み敷いた俺の身体の下の牧野がちいさくうなずく。

そして・・・

少し照れくさそうに頬を染めた。

バスローブの裾が肌蹴て露わになった下肢。

その下肢に割りこませた自分の脚はすでに肌と肌を寄せ合ってる。

もぞっと牧野が下で蠢くたびにその振動が甘ったるい刺激を俺に伝えてくる。

もう・・・

止めようがねェぞ。

「牧野・・・」

喉の渇きから逃れる様に牧野の唇に自分の唇を落とす。

白い喉を逸らす様に俺のキスに応える牧野。

出来た首元の隙間に滑り込ませた腕がしっかりと牧野をとらえてる。

「うまくなった」

「え?」

離した唇の下で怪訝な瞳が俺を見つめる。

「キス・・・」

上手くなったの意味を理解したように牧野の頬が色づいてくる。

それを誤魔化すように牧野の腕が俺を抱きしめた。

何の抵抗もなく露わになる肌。

腰ひもがほどけてない状況で最後の部分が儚げに姿を隠くしてる。

跨いだ俺の下で色ずく白い肌。

上気した頬。

潤んだ瞳が俺を見つめる。

全ての裸体をさらしたよりもそそる物がそこにはある。

下着もなに付けてないその危うさが、今までに自分の知らなかった牧野の姿を映し出す。

そこから目を反すことができないまま俺はそっと乳房を手で包み込む。

牧野の身体がピクンと恥じらう様に揺れる。

ダメだというように牧野の指先が俺の手首を握る。

それは握るというよりまとわりつく様なか細い力。

「こんな風に触れたかった」

抱き締めたくて・・・

触れあいたくて・・・

キスしたくて・・・

お前が欲しくて・・・欲しくて・・・欲しくて・・・

これでもずいぶん我慢したんだぞ。

俺の身も心もこれ以上は限界だって思うくらいに牧野を求めていた。

いま・・・

ようやく夢が叶う。

幻の様な至福って本当にあるだなって思うくらいに心がはやる。

もう離さない。

そんな思いのままに強く抱きしめた。

「道明寺・・・」

夢の中で呟くような声は必要以上に甘く感じる。

ゆるゆると開いた瞼は虚ろなままで道明寺の姿を探す。

白いシーツの先には閉じられたままのドア。

・・・?

いないの?

初めて二人で迎える朝。

道明寺の腕に抱かれたまま目を覚ますとかじゃなくて・・・?

それが寂しくて・・・

虚しくて・・・

なにもつけてない素肌に寒さを感じてる。

それなのに・・・

道明寺に付けられた熱はまだ身体に残ったまで・・・。

身体のすべてを・・・

道明寺に見られて・・・

触れられて・・・

キスされた感覚は鮮明に肌に残る。

身体の奥に残る違和感は確かに道明寺が私の中にいた証。

一人で起きるなんて最低。

でも・・・

目覚めて道明寺が側に居たら私のドキドキは止まらないかも。

今もどんな顔で道明寺に会えばいいのかしっかり悩んでる。

それより!今何時よ!

起き上がろとした身体の脚が重くて起き上がれない。

何かがノッカッテル?

布団の下で何かがもぞっと動いた。

「ちょっ!何してんの!」

布団を剥がしたくてもなにも着ていない生まれたままの自分の姿に剥ぐ動作が出来なくて驚きの声を上げるしかない。

お腹のあたりから這い出す様に頭を持ち上げた道明寺の視線が私を見据える。

ヘビがチュルリと舌をペロペロと出してるような不気味さ。

「お前・・・大丈夫か?」

「え?」

不気味だと思ったことを後悔した不安げな瞳。

「すげー痛がってたし・・・

すげー血が出てたからな。

俺が壊したんじゃねぇかと心配になって確認しようとの思ってたとこ」

「確認て・・・まさか・・・」

ゴクンと喉がつばを飲み込む。

「見たの?」

「そんなに驚くことか?

昨日しっかり見てるから気にするな」

あの時見られたからって、あの時とは状況が違う。

恥かしい感情はあの時より数倍は跳ね上がる。

「なぁ、大丈夫か?」

「大丈夫だから心配しないで」

道明寺から離れたいのにしっかり脚の上に乗られてるから身動きが取れない。

逸れなくても起き上がった私の胸は道明寺の目の前で息をするたびに胸が上下する。

道明寺の唇が近付いて舌先がぺろりと胸の頂を含んだ。

「大丈夫なんだよな?」

胸から離れた道明寺が怪しい眼差しで私を見あげる。

「やっ・・・あっ・・・止めっ」

道明寺の指が・・・

その場所を確かめる様にゆっくりと割れ目をなぞる。

大丈夫って言っても甦る痛みを考えたら道明寺を受け入れる余裕はない。

まだ痛いって言うか・・・

まだなにか挟んだままの違和感が残っていて・・・

道明寺がまだ中にいるみたいなんだから!

「無理!」

これ以上触らないでほしい。

「キャッー」

いきなり起き上がった道明寺に肩を掴まれてベッドに身体を押し倒された。

「やんねぇよ」

私の身体を上からそっと覆う様に道明寺の腕が私を包み込む。

「最初から無理させられねぇしな」

余裕のある表情が優しく笑みを浮かべて頬に唇が触れる。

「今度はもっと痛くねェ様にやさしく出来ると思うから」

グッと私を引き寄せる腕は必要以上に2人を密着させて肌の温もりの心地よさを伝えてくる。

「そろそろ、起きないとあいつらに何言われるか知れねぇしな」

あっ・・・

道明寺の言葉の意味が一気に私を現実に引き寄せる。

そうだよ。

道明寺と朝まで一緒にいたってことは・・・

私達がなにしてかってすべてあの人たちも気が付いてるはずで・・・

このまま会わずに逃げることって・・・出来ないかな?

恥かしさでベッドから出れなくなりそう。

拍手コメント返礼

なる 様

一生に一度の初めての朝なのに~

おちゃらけているつもりは全くない真剣な司君♪

君だからそれは出来る!

壊したって心配する前にもっと優しくしなきゃなぁ~。

ゆみん様

本当に壊しちゃったら・・・

大変なことになっちゃいますよね。

司らしいセリフを想像していて「壊した」を思いついたらそこから思い浮かばなくなりました。(笑)

>類哀・あきら歓・総笑…ですかね♪

あはは、想像できちゃいますね。

みわちゃん 様

つくしちゃん確認してほしくないだろうな~

いなくなって寂しいと思っていたらお股の間から道明寺ですよ。

恥かしくなる前にびっくりしちゃいますよね。

蹴り入れられなくて良かったよ司君。

akko

皆様F3との対面を楽しみにしてらっしゃるようで♪

プレッシャーが~~~~~(笑)

想像するだけで楽しめそうですよね。

かよぴよ様

かよぴよ様のところも同じ受験生を抱えてるのですね。

いや~うちのお嬢ちゃんは未だに受験モードに突入してなくて困ってます。

本当にいきたい高校はないみたいでどこでもいいんだそうで・・・(^_^;)

司君に変わってお礼頂けるなんて嬉しいですね。

この最速祝貫通記録は今後破られるのか!

乞うご期待!!

うさこ 様

やッとたどり着きましたよ。

司君頑張りました!

頑張ったのはつくしちゃんかな?

どっち?

本当はこのまま部屋にこもりたい心境じゃないでしょうか?

つくしは司とは別な意味で籠りたいでしょうしね。