お初の話 etc

何度目かのお初の話をUpしましたら

まとめて読んでみたいとの要望を頂きました。

はて?どのくらい書いてるのか?

早速調べてみました。

『Troublemaker 番外編』

『1秒遅れの Birthday』

『St. Valentine's Day』 

まだ初期のころはパスワードに付ける様なお話を書く想定がなかったんですよね。

『Perfect dungeon』

『クリスマスの夜に』

『Rainy Blue 』

『IF』

結婚前1年のお話で、ファイナルのお話の時にまだ二人は・・・って話だったなぁ。

いや~忘れてました。

みやとも様情報ありがとうございます。

調べてみれば・・・

これだけだったかな?

これ以外にもあったよと気が付きましたらお知らせください。

次回はお☆様並べて見ようかな・・・(^_^;)

凄い作業になりそう・・・

続きからは上記のお話の紹介記事になります。

一番最初につくしと司のお初を取り上げたのは意外にも『Troublemaker 番外編』

最初に目についたホテルに二人飛び込む。

1秒でも早く二人になれる空間ならどこでもいいそんな感覚だった。

受け取ったカードキー。

刺し込むのも手が震えてうまく差し込めない。

赤から青へ点滅が変わり開いたドアの先、ツインのベットでいっぱいになってる狭い空間。

部屋に一歩入って、ドアがパタンと閉まった瞬間、急ぐように二人ベットに倒れこむ。

何度も角度を変え、激しくキスを繰り返す。

服を脱ぐのにももどかしさを感じる。

何の抵抗をみせることなく牧野が俺にされるがままにすべての行為を素直に受け入れる。

激流が高波にのまれ嵐が過ぎるのを待つように小さい身体は不意に震える。

俺を受け入れるだけでなく必死に応えようとする牧野がかわいくて、愛しくて・・・

抱き合って・・・

溶け合って・・・

何度も何度もその存在を確かめあう様に、はだけた胸に顔をうずめる。

しっとりと吸いつくような肌の感触に、俺は夢中になっていく。

そして、牧野から時折漏れる甘い吐息に奮い立つ。

身体全体が敏感になって心臓の音だけがすべてを飲み込む感じだ。

俺の背中を掴んだ牧野の両腕が痛いくらいに俺を抱きしめた。

こんなに俺は牧野を求めていた。

それは、当り前で・・・

仕方なくて・・・

本能で・・・

でも・・・無理強いはしたくなくって・・・

俺だけがいつも一方的に求めていると思っていた。

だから・・・

今、牧野も俺をこんなに欲しているとわかったことが、うれしくて、うれしくて・・・

愛しくて・・・

愛しくて・・・

やっと牧野を独り占めできた。

そう思えた。

信じられなかった・・・

道明寺と抱き合ったことがじゃなく・・・

あいつの熱い指先が私をなぞるたびに肌が焼けそうで・・・

気持ちよくって・・・

とけちゃいそうで・・・

なにも考えられなくなって・・・

こんな感覚が私にもあったんだって・・・

気がついて・・・

目が覚めたら道明寺がしっかり私を抱きしめて眠っていた。

あいつと一つになれた時、ずっと離さないって私を強く抱きしめてくれた。

うれしくて・・・

幸せで・・・・

きっとこれから・・・

こうやって何度も繋がって、絆を深めて二人の存在確かめあっていくんだよね。

このままずっと一緒にいよう。

心の底からそう思って抱き合った。

普段の私はあまのじゃくで・・・

道明寺が私になにを求めてるか解かっているのに、解からないふりをしてしまう。

抱きしめられるのも、キスされるのもイヤじゃないのに嫌がるふりをする。

「ちっともお前、思い通りにならねえ」なんてふてくされたようにそっぽを向く道明寺

昨日は私・・・

今までで1番素直だったと思うよ。

「おきろ~」

スーッと伸びた鼻筋のてっぺんを親指と人差し指でギュッと摘まんでみた。

自然に目覚めたあいつと何事もなかったように目を合わせることなんて出来そうもなく・・・

私の・・・

めーいっぱいの照れ隠し。

ガバッとあいつが突然起き上がった拍子にシーツがずれて二人の裸体が上半身露出してしまった。

「キャー」

シーツを引き上げ身体に巻きつけるようにベット倒れる。

「牧野・・・」

シーツの上から道明寺が私を抱きしめる。

も・・・もう・・・今日は勘弁。

私の身体もたないよっ。

身体全身に力を入れて子猫みたいに丸まった。

「夢じゃねえ・・・」

「もう一生離せねえ、お前は俺のものだからな」

それ・・・

昨日から何回言った?

呪文みたいに繰り返す道明寺がおかしくて・・・うれしくて・・・

「クス」と笑いがこみ上げる。

「私も離れない、覚悟しといて」

あいつの首に両腕を回して、耳元に唇近づけてそっと囁いた。

これが最初の原点です。 

ここから変化?進歩していたったのかな~

『1秒遅れの Birthday』これはサラリと書きすぎた~

今ならもっと濃厚にイケる気がする。

壁に背を向けてもたれかかったまま「Happy Birthday」と牧野がつぶやいた。

壁際に片手をついてゆっくりと身体を寄せる。

目の前で閉じる瞼。

わずかに震えるまつ毛も俺を誘ってるみたいに思える。

大丈夫だから・・・。

俺も心臓がいくつあっても足らないくらいにバクバクしてる。

まつ毛に触れるキス。

その唇を鼻先からなぞるように唇にキスをした。

フッと・・・

目が覚めて・・・

隣に好きな女がいるってすげー幸せ。

それも誕生日の次の朝。

こんな幸せな瞬間ってないんじゃねーかって思う。

プレゼントが誕生日を過ぎたのは許してやる。

飛ばし過ぎだろ!!!!!

不消化気味の書き方だと言われちゃいそうなお話でした。

『St. Valentine's Day 7』

司の20歳の誕生日から生ころがしが続くお話。

我慢が似合わない俺様がこれほど生ころがしになっても耐えるんですよね。

そこにキュンと♪

「こねぇよ」怒の表情で司が迫ってきた~~~~~。

生ころがしのお話のハッピーなお話とに分岐させて二粒食べられるレアなストーリー展開仕立になっておりました。

 *

二人くるまった毛布の中で必要以上に上昇する体温。

重なる唇がわずかに震えてる振動を俺に伝える。

コクンと一つ心音が鳴った。

キスが深くなるたびに牧野の指先がギュッと俺の服をつかむ。

「・・・ンッ」

口を割って差し入れた舌先の奥からせつなげに漏れる牧野の声。

誘われる様に口腔内を浸潤していく。

ゆっくりと右手を服の上から牧野の胸の上に置いた。

柔らかい・・・。

初めて触れる感触。

もっと感じたくなって指先を動かす。

息苦しそうに半開きになった牧野の唇から漏れる呼吸音は不規則なものへと変わった。

直にふれてみたくなって上着の裾へと手を移動させる。

侵入を嫌がる様に牧野の手がおれの指先を拒んだ。

「やっぱ・・・

恥ずかしい・・・」

潤んだ熱い瞳がわずかな時間俺を見つめてすぐに俺から目をそらした。

侵入を阻む様に密着する身体。

逆効果なんだけど。

無意識にやられるのがたまらない。

抱きしめたのは少しの落ち着きを取り戻すため。

そのまま自分の思い通りに手順を進めるのはこいつを怖がれせるかもと想いやる気持ち。

焦ると失敗するからな。

俺も経験あるわけじゃねぇし。

ゆっくり自然に進めばいい。

時間はたっぷりあるはずだから。

俺・・・

もつかな・・・。

そっちの方が心配かも。

ここまで来て牧野を抱きしめながら別なことに思考を飛ばす。

意識を牧野と違うことに集中しろ!

って!

密着する身体の柔らかさ。

それはやっぱり想像をかきたてる作用にしかならない。

この状況でそれ以外のこと考えるなんて無理だ。

無駄な抵抗は諦めた。

「牧野・・・やっぱ我慢できそうもねぇ」

もう一度触れた唇は抵抗することなく俺を受け入れている。

唇から頬、首筋へとキスを移動させながら牧野の身体を毛布の上に横たえる。

「優しくするから」

そんな余裕なんてあるはずないのに自分に言い聞かせるようにつぶやいて唇にキスを落とす。

「・・・あっ」

肌をなぞる様に触れるキスに牧野が小さく声を上げた。

続きは本編で

Perfect dungeon 39+α

perfect dungeon

ダンジョンとはいわゆるゲームの世界で良く使われますよね。

ダンジョンを攻略して制覇していく。

攻略制覇されるのは多分つくしのはずでが・・・

ダンジョンは、君主を意味するラテン語の "dominus" に由来する古フランス語であり、中世では、城の最重要部である天守 (keep) を意味したんだそうです。

パーフェクト ダンジョン

その意味するところは?

司君♪

完璧な君主だといいんですけどね。

完璧な迷宮だとどうなるか!!

期待!!

どっちが高いんだろう・・・

そんな前書きで始めたお話でした。

*

戸惑いの浮かぶ瞳が真直ぐに俺を見つめる。

見られてるのは慣れてるはずなのに目を外したくなるのは俺の方。

急に大人びて見えた表情で、「いいよ」と誘う様に伸びてきた指先が俺の頬に触れる。

俺が触れたらビクと震える肌。

すいぶん無理させてるって分ってる。

それでもやめれるわけがない。

もっと強く望めばお前は俺を受け入れてくれるはずだから。

今回のことも、もっと早くに俺たちの関係を先に進めていたら、俺は有頂天になって何もかも忘れて牧野を抱きしめたはずだ。

誰の子かとも、誰が相手なのかとか笑えないカン違いすることもなかったんだから。

「俺の方がドキドキしてる」

牧野の指先を左胸に誘導するように掴んだ手首。

胸に触れた牧野の手のひらの熱を感じただけでまた鼓動が早くなった。

「道明寺も緊張することあるんだ」

強がった口調が牧野らしくって、かわいげがなくって、それでいて愛しい。

「もう、しゃべんなよ」

優しさをかなぐり捨てた噛みつくようなキスで牧野に覆いかぶさった。

クリスマスがお初のお話は短編から。

『クリスマスの夜に』は4話構成でした。

目を閉じたまま俺の首に巻きついてる細い腕。

その両腕を頭を挟んで開くようにシーツの上に抑え込こむ。

ヒンヤリと感じるシーツの冷たさもすぐに素肌の熱が奪っていく。

「目を開けろ」

ゆるゆると開く瞼。

その奥に潤んだ熱を閉じ込めた瞳に俺が映る。

「もう、何があってもやめないから」

牧野に言い聞かせてるのか自分に言い聞かせてるのか・・・。

今の状態じゃこの決心は揺るぎそうもない。

そのまま首筋に落とすキス。

チュッと吸い付く音はそのまま赤い刻印をそこに残す。

「分かってる・・・」

それはやっぱり消え入りそうな声で・・・

わずかに震える身体を俺に押し当てる様に牧野が抱きついた。

胸元に触れる柔らかなふくらみはそれだけで俺の冷静な感情をはぎ取っていく。

自分の心臓が牧野にも聞こえていそうな高まりを生んでいる。

続きは本編で

☆ If   もしも?その後の話

右肩にもたれ掛る重み。

それはくすぐったくて・・・。

愛しくて・・・。

嬉しくて・・・。

起こしたいのか、起こしたくないのか・・・。

肩から落っこちそうになる頭をそっと腕で守る様に支えてしまってる。

離れるのは許さないって感情。

指先にまとわりつく毛先まで全部俺のものだ。

「起きろ、着いたぞ」

久し振りに帰ってきた我が家。

今日からは俺んちが牧野の家で、ヤダって言っても生涯一緒にここで暮らす。

俺たち二人が刻んでいく未来。

その第一歩の始まりだ。

「えっ・・・寝てた?」

目を擦りながら意識はまだ半分夢の中に置いているような表情。

「夢じゃないよね・・・」

牧野の見つめる瞳の中のすべてが俺で占められてる。

「夢じゃねェよ。奥さん」

「えっ・・・?きゃッ」

車を降りて俺の腕に抱き上げられた牧野が短めに悲鳴を発した。

「今日からここで俺と暮らすんだ覚悟しとけ」

「それは分ってるけど・・・歩けるから下ろして」

「ダメだ」

「里井さんが見てるってば」

牧野の腕は必死に俺の首に巻きついて唇を尖らせる。

運転手の里井も嬉しそうに俺たちを祝福してるだけだ。

「花嫁は抱き上げて新居に入るもんだろう」

「新居たって、今まで何度もここには来てるし、今さらでしょ」

「グダグダ言うな」

そのまま階段を上がって玄関の中に進む。

「おめでとうございます」

扉を開けられた先に左右に整列する使用人達。

祝福の嵐は結婚式が終っても収まってなかった。

「おろしてッ」

耳元で遠慮がちに小さく囁く牧野を無視して、使用人たちに見送られて屋敷の奥に進む。

牧野の使用人の手前、俺をじゃけに扱えないって気遣いが分かる。

「すぐおろしてやるよ」

きっと・・・

今の俺は・・・

満面の笑みで牧野を見つめてるって思う。

部屋の奥のキングサイズのベッド。

そこに牧野の身体を優しく横たえる。

首だけでもたげた顔。

ギクッとなった表情は相変らずで・・・

少し困った表情が決心したように唇を噛む。

そっと額に触れた唇が熱い。

ピクンとわずかに牧野が身体を引いた。

続きは本編で

最速記録は『Rainy Blue 34』つくし卒業後NYに行った司を追い掛けての鉄板卒業です。

拍手コメント返礼

ゆみん 様

お☆様の学習はすみましたかぁ?

全部集めるとどのくらいの数になっちゃうのかな?

☆で検索をかけるとキラキラとなりますよ。

Gods & Death 様

おかえりなさいませ~

お気に入りはトラブルメーカー ( ..)φメモメモ

akko

まとめてみると意外なことに気がつくかもしれませんよね。

お☆様全部集めたらどうなるの~

手を出したいけど手を出したくない作業。

誰か代わりにお願いできないかしら?(^_^;)

なる 様

そうなんですよね。

並べて読むと大人度が上昇してます。

最初は書こうとも書けるとも思ってなかったR仕様。

いつの間にか鍵までついちゃってねぇ~

カギ必要かと迷いながらだんだんとレベルUPしちゃってるような気がしてます。

さぁ次はどこでお目にかかりましょう。

『恋人は~』が、もし、たどり着いたらこちらもお初になるんですよね。

うさこ 様

ありがとうございます。

追加しておきます。

意外と抜けがあるものです。

すぐさま情報を頂けて幸せだな~。