☆Rainy Blue 34

腕の中でばたつかせてもがく腕が俺の胸を打つたびに衝撃は頼りなくて、そのくすぐったさが身体の細胞全てを刺激してくる。

このまま離すことなんてできない。

肌に伝わる温もりに耳に聞こえるヤダとかやめたとか下ろせの否定的な牧野の声も俺に懐く甘える声に聞こえてしまう。

静かにベッドに寝せるつもりが焦る気持ちのままに2人倒れ込んだ。

「大丈夫か?」

組み敷いた俺の身体の下の牧野がちいさくうなずく。

そして・・・

少し照れくさそうに頬を染めた。

バスローブの裾が肌蹴て露わになった下肢。

その下肢に割りこませた自分の脚はすでに肌と肌を寄せ合ってる。

もぞっと牧野が下で蠢くたびにその振動が甘ったるい刺激を俺に伝えてくる。

もう・・・

止めようがねェぞ。

「牧野・・・」

喉の渇きから逃れる様に牧野の唇に自分の唇を落とす。

白い喉を逸らす様に俺のキスに応える牧野。

出来た首元の隙間に滑り込ませた腕がしっかりと牧野をとらえてる。

「うまくなった」

「え?」

離した唇の下で怪訝な瞳が俺を見つめる。

「キス・・・」

上手くなったの意味を理解したように牧野の頬が色づいてくる。

それを誤魔化すように牧野の腕が俺を抱きしめた。

何の抵抗もなく露わになる肌。

腰ひもがほどけてない状況で最後の部分が儚げに姿を隠くしてる。

跨いだ俺の下で色ずく白い肌。

上気した頬。

潤んだ瞳が俺を見つめる。

全ての裸体をさらしたよりもそそる物がそこにはある。

下着もなに付けてないその危うさが、今までに自分の知らなかった牧野の姿を映し出す。

そこから目を反すことができないまま俺はそっと乳房を手で包み込む。

牧野の身体がピクンと恥じらう様に揺れる。

ダメだというように牧野の指先が俺の手首を握る。

それは握るというよりまとわりつく様なか細い力。

「こんな風に触れたかった」

抱き締めたくて・・・

触れあいたくて・・・

キスしたくて・・・

お前が欲しくて・・・欲しくて・・・欲しくて・・・

これでもずいぶん我慢したんだぞ。

俺の身も心もこれ以上は限界だって思うくらいに牧野を求めていた。

いま・・・

ようやく夢が叶う。

幻の様な至福って本当にあるだなって思うくらいに心がはやる。

もう離さない。

そんな思いのままに強く抱きしめた。

続きの部分からは大人な表現を使用してます。

ご興味のない方はご遠慮願います。

上から覆いかぶさってきた道明寺が私の頬を両手で包み込む。

覗き込んで見つめてるく瞳は温かくて・・・熱くて・・・

こんな近くで私を見つめてくるのは道明寺だけで・・・

愛情を感じるその表情が好きで・・・好きで・・・たまらなく愛しい。

貪る様な激しい口づけけ応えながら、道明寺になら何をされてもいい。

道明寺以外に欲しいものはない、彼以外はいらないって思えてくる。

唇を離して目の前で微笑む道明寺にドキッとしてしまう。

その微笑だけで身体が蕩けそうな気がした。

首筋に押し当てられた唇が肌を這う。

道明寺の息が肌に触れるたびに甘い刺激を生む。

滑らせた唇は胸の膨らみに到達して頂きを口に含まれた。

指で触れられた時よりも強い刺激をずっと感じる。

「あっ・・・ヤダ・・・」

もう片方の膨らみはすでに何度も手のひらが撫でて、乳首を指で摘み指の腹で撫でる甘い刺激を与えられて、おかしくなりそうだ。

道明寺が私から身体を離し私の身体からバスローブをはぎ取る様に動く。

自然と腰を浮かして道明寺の手助けをする自分が恥かしいのにそれでいて当たり前のようで・・・

言葉では表せない初めての感情。

目を開けて道明寺をみることなんて出来そうもない。

両膝の裏側に差し込まれて腕が私の脚をもち上げる。

「止めて・・・」

「どうして?全部みせろよ」

自分の大事な部分がすべて見られてる事に狼狽してる私をそっちのけで見つめられてることに恥ずかしくてしょうがない。

「あっ・・・やだ」

見られてると思うだけで恥かしいのに膝から離された手が私の秘部にそっと触れてくる。

「すげー濡れてる。分るか?」

指が披裂に沿ってそっと動いて、蜜があふれてる事を道明寺がわざと私に教えてるみたいで、意地悪だ。

唇を噛んで甘くこぼれそうになる息を耐える。

淫らに反応を起こす自分の身体が自分じゃないみたいで嫌でしょうがない。

感じてる事が道明寺に悟られたければいいのにって無理なことを思ってしまってる。

「恥かしい・・・」

「俺は、すげーうれしい」

初めての反応に戸惑いながらも道明寺に嬉しいって言われただけでまた身体の奥から蜜があふれ出てくるのが分る。

「なっ・・・やだ」

披裂を抉るように動いていた指は花芯に触れてまた違った快楽を教える。

何度も何度も攻めて手てくる指先に身体が震えて喘ぎ声を上げていた。

秘裂の中に入ってきた中指が差し込まれて初めての違和感にビクンと小さく身体がはねる。

濡れた花弁はすぐにしっかりと道明寺の指を咥えこんでその指が前後に動かされて刺激されていく。

「そんなぁ・・・動かさないで・・・」

胸の鼓動が早まって呼吸もできなくなりそうで怖い。

道明寺の指が引き抜かれて離れた。

道明寺の身体からバスローブが取り払われて道明寺の裸体が露わになる。

私を何度も抱きしめてくれる筋肉質の身体はシャツの上からも想像できていた。

目の前で露わになる滑らかな肌と良質な筋肉に覆われた身体にまた身体が熱を持つのが分る。

こんな風に胸が高鳴るのはきっと道明寺だからだって思う。

初めて見る道明寺の股間の怒張。

あれが・・・

私の中にいるの・・・?

秘所に押し当てられたそれに無意識の中に喉が鳴った。

次の瞬間道明寺の物が秘壁を押し分けて押し入ってくる。

「あっ・・・イッッ」

痛いとは聞いていたけどこんなに痛いとは聞いてない。

痛みを逃がす様に息を止めてシーツを掴む。

「あんなに、濡れてたのに痛いのか?」

動きを止めた道明寺がそっと私の前髪を撫でなあら覗きこんできた。

「当たり前だよ。指でも少し痛かったんだから」

流しそうになる涙を鼻で啜る。

色気も何もあったもんじゃない。

「わり・・・それでも俺は止められそうもないから」

動きを止めていた道明寺がクッと腰を落とした。

強烈にな痛みが走り我慢できずに悲鳴を漏らす。

自分の身体の中に道明寺を受け入れてると思うと痛みを感じながらも胸の奥に温かいものがわきがってくる。

道明寺が腰を動かすたびに私の中に入ってるもの動く。

身体の芯を熱くしていた炎がやがて全身を貫いていく。

奥まで押しつけられると甘く淫らな声が漏れる。

道明寺が私を抱きしめキスを重ねる。

身体がつながってるままに舌が絡み合う。

夢中で手を伸ばすと道明寺がまた私を抱きしめる。

激しく動く道明寺にしがみ付きながら次々と生まれる波に耐える。

「・・・・・牧野・・・っ」

喘ぐような声を上げた道明寺が私の奥まで一気に押し入り動きを止めた。

今・・・

温もりも・・・

鼓動も・・・

呼吸も・・・

ひとつになって・・・

この世界中のすべてを道明寺と分かち合ってる気がした。

拍手コメント返礼

みわちゃん 様

そうですよ♪

初めての♡だったの~

さぁこれでこのお話もゴールが見えた。

なる様

パス付のお話をUPするときは悩んじゃうんですよね。

この時間でいいのか!

通勤!仕事の休み時間!

やっぱこの手の話は夜こっそりと~♪

でもほぼ朝の時間にUPしちゃってます。

ご迷惑ですよね。(笑)

帰ってからじっくりと楽しんでいただけたでしょうか?

ゆきこ 様

鉄板卒業♪

祝貫通!

いや~何度目?

秘裂・・・

卑語ですよね。

漢字の組み合わせでいろんな想像できちゃうのがまた何とも言えないですけどね。

英語対訳 female genitalia  女性生殖器 訳せばそうなるんでしょうけど訳されると味気ないもので・・・(^_^;)

この後ですよね。

つくしちゃんが拗ねる様なことにならなきゃいいですけど・・・← と書いて拗ねさせたくなるのはなぜだろう?

akko

結局司が一番いい思いしてるような・・・(^_^;)

司!ダメじゃん!

読み返したらそんな気分になったりするかも?

さぁ、朝が明けたらどうなってるのかな~

still・・・ 様

ハイ~♡

とうとういきついちゃいました♪

うさこ 様

何度目なんでしょう♪

今度目録作ってみようかなとおもってます。

きゃ~

キスと松茸のお話と比べたらダメよ~ダメ、ダメ。

あの話の原案は私じゃなくてまい2様なのです。(なすり合い)

ゆみん様

とうとうこちらにお越しで♪

指令本密話はいつでも開錠いたしますよ♪

生ガチンコに文字が思わず生**コと読み間違えそうになりました。(笑)

もうはしたないなぁ~(^_^;)

司君安心してるとまだ我慢すること沢山あったりするかもよ~。

おくら様

一気読みお疲れ様です。

最近の作品はほぼ最後にPWのお話ついてますので気になりますよね。

無事お手元に読破できるカギが届いてよかったです。

私道明寺には我慢させることが多いので最後は甘々のご褒美を用意してる事多々あります。

ハッピーエンド推奨派の方には安心してお読みただけるものと思います。