恋人はSecurity Police 18 番外編

この物語の発案者。

まい2様から久々のポイ捨ていただきました。

う~ん

これどう料理するの?

悩んだのは12時間。

仕上がりは料亭並みの松茸料理になったでしょうか?

ドキドキ(^_^;)

椿さんに連れ去られたつくしちゃんに行きつかないよぉぉぉぉ~

「西田!!」 

ドア越しでも不機嫌だと分かる声。

もっと率先して喜んでドアを開ける気分に浸れることはほとんどない。

その中でも群を抜いて不機嫌な今日の代表。

機嫌が良かったのは昨日、牧野つくし新米SPがついていた数時間。

直ぐに二人でいなくなった午後から仕事は殆ど進んでいない。

この目論みが上手くいけばその遅れなど直ぐに取り戻せるはずと楓会長をはじめ親近者一段となって頑張ってるところ。

司坊ちゃんがこれほど惚れるのは予想以上の結果で事は進んでる。

楓様をはじめ椿様で気に入ったご様子。

道明寺の生き字引タマ先輩が気に入ったくらいだから牧野つくしという女性は中々の人ったらしだ。

そう言う私も一目でこの子は坊ちゃんには必要と本能で感じ取った。

牧野つくしを見た瞬間の坊ちゃんの驚いた顔。

呆けたように見つめてそして耳まで真っ赤に染まる顔。

一目ぼれの世界はドラマの中だけだと思っていました。

手を握った瞬間に身体に走る電流的なやつ、あれです。あれです。

私の胸の奥からもくすぐったい感情が・・・

それを隠す様にひとつ咳ばらいをした昨日の出来事。

今度の難題はなんでしょう。

そんな思いで執務室のドアをノックする。

「すぐ手配しろ!」

「は?」

「は?じゃねぇ~だろ!西田、最近ボケたのか?」

随分な言いようですが、ボケたのではなくて、トボケたんですけどね…。

「何を手配します?いろいろありますが…」

協力するのは簡単でですが、ここまで順調に事が進むと少しは障害があった方が恋は燃え上がるものと思えてしまいます。

「あぁ~この間どこからか届いたお品書きのことですか?」

ボケてるわけじゃありませんよ。もう一度とぼけただけです。

真面目な顔でそう思う。

「は?」

牧野に続き、西田まで想定外のことを言いやがる…。

なんて顔で私を見つめている坊ちゃん。

「??お品書き?…何のことだ?」

坊ちゃんも最近は鈍くおなりですね。

ボケたんですか?とは口が裂けても言いませんがね。

「お品書き、まぁ~別料金のメニュー表とでもいいますか…お知りになりたいですか?」

別料金…まさか…。

坊ちゃんの頭の中ではてんぷらメニューを思い浮かべてる。

なんて、そんな表情。

坊ちゃんとSP牧野の間でのキスが一万のやり取りなど報告はしっかり届いてます。

「もしかして…」

期待するその坊ちゃんの顔に思わず上がる口角。

「司、何かお取り寄せでもするの?だったら同じもの頼もうかな」

代表の側には先ほどいらした花沢類様が楽しそうに微笑を浮かべる。

「あっ! ダメに決まってるだろ!俺専用のものなんだよ!」

類に見せてたまるか!

って、顔に書いてあります。

「司にこの間協力したよね? 美味しい話をひとり占めはダメだよ。」

「お前には関係ないんだ!とっととどっか行けよ!」

「司、冷たいね。じゃ~今度同じもの御馳走してよね」

「だれがお前なんかに食わせるか!俺だって食えるかどうか、わかんねんだぞ! 」

「いいから、お前はもう帰れ!」

坊ちゃんが興奮して息が荒くなりぶっ倒れるのでははないかと思ってしまいそうです。

それはそれで、坊ちゃんの看病の項目をメニュー追加でSPから看護師になんてどうでしょうか?

しかし、その勢いで彼女にアタックするのだけは止めていただきたい。

折角罠に追い込んだ魚を逃がしてしまいます。

「西田!つべこべ言わず持って来い!」

「お断りします!!」

牧野つくしを坊ちゃんの伴侶にコース。

まだまだ時価で行く必要あるようだ。

キスが1万円とは、破格な気もしますが、どこまで値が吊り上がったとしても坊ちゃんは手に入れようとすることでしょう。

価格は坊ちゃんの仕事のノルマで払う。

仕事の時間を一時間短縮すれは、翌日はその5倍の時間を拘束なんて設定。

私にはキスより魅力的です。

「ちょ…ちょっと待て!

西田が入れた珈琲が久しぶりに飲みたくなった。

今すぐ気になる案件を片付ける。

その後持って来い!いいな!」

「承知いたしました」

ここから椿様とつくし様が戻ってくるまで頑張ってもらいましょう。

え・・・と。

殆ど寄り道に近いお話。

今回の西田さんイケズ~~~~~。

拍手コメント返礼

なる様

西田さんと司の間に信頼関係がないと成り立たないですよね。

司でも勝てない相手は類と西田さん。

確かにそうですね。(笑)

ゆみん 様

西田さん応援してるのか遊んでるのかどっちだ♪

>ぼぼが疼けば疼くほど、働く働くっ!!

確かに!

爆笑させていただきました。

うさこ様

『つくしを坊ちゃんの伴侶コース』

「西田、いくらかかってもいい早急に準備しろ」

司言っちゃうよ~

イッちゃう?

西田さん類くんには『つくしちゃんの膝枕つきお昼寝コース』

司に比べれば可愛いものだけどどうかな?

この攻防戦楽しそうですね。

いかん!妄想がぁぁぁぁぁ。

楽しい♪

ゆきこ 様

働け♪働け♪

馬車馬のように♪

西田さんの呪文が聞こえてきそう気がします。(笑)

つくしちゃんのご褒美が目の前で揺れるのよ~

>西田さんの坊ちゃん観察日記ならぬ、西田さんの坊ちゃん転がし日記

題名変えたくなってきた♪