恋人はSecurity Police 22
このまま順調に進めば終れる。
なんでここでわが弟子は加川さんを登場させちゃったのか?
なにか行動を起こさせたくなっちゃうじゃないですかぁぁぁ。
この際無視!!!
出来るかな・・・(^_^;)
「お前、なにやってんだ」
呆れた顔が私を見下ろす。
しょうがないじゃない!
あんたが私を離さなんだから!
このまま思い通りに突き進むのは恥ずかしい。
必死の思いで道明寺にぶら下がって歩きを止めようと私の取った行動は道明寺の右足にしがみ付く行動。
私の体重を右足にのせたまま一歩歩いて道明寺の動きが止った。
「ガキかッ」
簡単に引き上げられてしまった身体。
「あのな、俺は無理やりヤルつもりはねェよ」
ヤルって・・・
上品な顔立ちからモロに言われちゃっとそれはそれでテレる。
「そうじゃなくて・・・
一緒にお風呂に入るのが無理」
自分の容姿に自信がないというのが重要事項。
「お前は俺のSPだよな?」
ほぼ今まで忘れてた私のバイト。
なぜここで持ち出すの。
「ここ3日無断で休んでたのは誰だ?」
「西田さんには連絡入れてたもの」
「お前の雇い主は俺だろう」
「それは謝るけど、お風呂とどう関係があるの?」
グッと近付いた顔はそのまま唇を私の唇に重ねてチュッと吸い上げた。
「風呂場で襲われるかも知れねェだろう」
それはない!
この屋敷には不審者が簡単に入れるような所なんてないんだから。
「襲われないようにしっかり見はれ」
そう言った道明寺はタイを緩めて襟元からそれを抜き取る。
そのまま私の手首に巻きつけてきたシルクの柔らかい肌ざわりがゾクリとした感触を肌に植え付ける。
「ちょっと!」
「逃げんないよ」
襲われるのは道明寺じゃなくて私・・・?
「お前に無理させたんじゃねェかとか、怖らせたんじゃねェのかとか、
散々心配して損した。
のほほんとした顔で俺のまえに現れやがって」
ちょっ・・・
自由を奪われた私から道明寺が服を脱がせにかかってる。
ひとつひとつゆっくりと作業着のボタンをはずして開かれていく胸元。
こんな時なんでこんな作業着なのよ。
着がえる間もなく道明寺に連れ去られて来た私。
道明寺本社ビルのエントランスで道明寺が作業着の私を強引に連れまわすから好奇の目で見られちゃってたよな。
今は人目がないだけましだけど、つなぎの作業着って上のボタンを外せば直ぐに脱げちゃうんだよね。
簡単過ぎてヤバイ。
そう思ってる先から道明寺の指が露わに見えちゃってるブラジャーの紐を肩からなぞるように触れて膨らみの先端を抑え込む。
そして唇が鎖骨に添う様に触れてきた。
「お風呂!」
「あっ」
イラッとした口調で道明寺が私の肌から顔を上げた。
「私掃除してたから、汗かいちゃってるし」
仕事の汗よりたぶん道明寺に触れられて肌の熱から発した汗の方が多い気がする。
道明寺の力が緩んだところで思い切りドンと胸元を力いっぱい押して浴室から追い出すことに成功。
そのままドアを閉めてカギをかけた。
「おい!テメェ!何考えてる!」
大きくドアを殴る音が一つ浴室に響く。
うっ・・・
小さな地震の響きに思わず身体でドアを押さえた。
「お風呂、一人でゆっくり入りたいから
洗ったら出てくるから待っててよ」
シーンと音が周りから聞こえなくなる静けさ数秒。
ククッと小さく聞こえた声ははっきりと笑い声に変わって聞こえた。
ドアの前に立っていた影はそのままドアに背を向けて滑り落ちて座り込むように動く。
「あんまり、待たせんなよな。
待つことには慣れてねェんだ」
そのままじっと動かなくなった道明寺の影。
その影を見てホッとしてるのかつまんないのか心が矛盾してる。
自然と伸びた腕はそのまま浴室のドアのカギを開けてドアノブを回してしまっていた。
引っ張るなぁ・・・(^_^;)
すいません、本当はもっと行きたいのに今日はここまで!
明日からはバッチリいけると思います♪← どんな約束だ~~~~~
拍手コメント返礼
ゆきこ 様
拍手一番のり♪
ありがとうございます。
それも病院で~
この続きは病院じゃ厳禁ですよ♪
たぶん・・・(^_^;)
明日から邪魔者いないですからね。
つかつくにお邪魔が入る可能性は?
いまのとこゼロ~。
なる様
開かない・・・。
道明寺、背中でドアを押さえつけてる。
どけ―――ッ。
ってことになったりして・・・(^_^;)
つくしちゃんがドアを開けたことに気が付かないオチはどうですか?
意地悪ぅ~
miho様
お待たせしてるお返しは、もちろん・・・〇〇ー〇ですよね♪
うさこ 様
この後ピーって~♪
そこにメチャ反応しちゃいそうな私がいますよ。
りん 様
これはもうSPの仕事どころじゃないですよね。
なんの仕事だよ~
と愚痴るのはつくしちゃん♪楽しいからいいじゃんと思ってるのは誰だ~♪
ゆみん 様
我儘坊やの登場って~
もう~♪
どこまで行くのかなぁ~~~~~~