Virtual Game は恋の鞘当て 5

今回はつくしサイドでいくか、司サイドでいくかを悩みました。

滋ちゃんがどうつくしを説得したのかも気になるところ。

だってね。

「道明寺が・・・、アプリに夢中になるのは私にも責任があるって・・・

滋に言われて・・・・」

「いつも任せたままじゃだめだとか・・・

道明寺が喜ぶことやってあげないといけないとか・・・」

こんなセリフをつくしちゃんが言っちゃってるのよ~

なにがどう転べばこんな積極的なつくしちゃんに変化するのか!

それでは続きからどうぞ♪

「ベッドに行ってくれるかな?

やっぱり床じゃ・・・身体が痛いだろうしね」

牧野の瞳が何かを期待する様にキラキラと輝く。

牧野からこんなに積極に言われたこと今までにあったか?

頬を摘まむくらいじゃ信じられない。

思いきり頬を平手打ちしてみた。

たぶん今なら拳で殴っても笑えるって思う。

夢じゃない。

アプリなんてやめてやるよ。

「ねぇ、なにしてるの?」

「何でもねェよ」

幸い俺が自分の頬を殴ったところは牧野は見てなかった様だ。

「早く行ってくれるかな」

俺をせかす牧野の声が甘く俺を攻めたてる。

「わかった・・・」

喉が渇いて言葉が粘膜に張り付いて上手く声が出ない。

手と足が一緒に出て歩いてしまってる。

初体験の時もこんなに緊張しなかったぞ。

相手が牧野だってことが一緒ってだけ。

牧野がこんなに積極的になったのは俺とこいつの相性が抜群で、俺が開花させたって自負。

鼻血でそう。

生きていて良かった・・・

そう思える瞬間が目前に迫る。

そう思うだけで心臓が暴れまわる。

俺、どこまでもつだろうか・・・・。

牧野の中に入ったら・・・それだけで終るんじゃねェかと思う危機感。

毎回こんなことされたらヤバイ。

何時もと変わらないベットがやたら艶めかしく思える。

何度もここで牧野と迎えた朝。

きっと明日はもっと違う世界に会える気がした。

「上だけ脱いで」

上だけでいいのか?

下もすぐ脱ぐぞ。

このままじゃ、ファスナーを下ろせなくなる瞬間は意外と近い気がする。

「上だけでいいから」

ファスナーに手をかけたところで真っ赤になった牧野にベッドの上に転がされた。

目の前に広がるシーツの白さえも眩しく感じる。

うつぶせのの俺の上に・・・

牧野が跨る気配。

背中に触れる掌がゆっくりと肌をなぞり指先は触れるか触れない程度の弾く様な感触を伝える。

首筋から肩を揉み解す様にギュッと掴んでそして緩む牧野の指先。

「仕事忙しいんでしょ?」

「まあな」

気分のいいままの穏やかな声が鼻から漏れる。

えっ!

おい!

何だ?

背中から腋の下に通された牧野の腕が俺の二の腕を挟んで腕を持ち上げた。

そりかえる背中。

「いてーーーっ」

牧野がしっかり俺の臀部に腰を下ろしてるからどうにもできねェ。

「ちっとくらい痛くないとマッサージは効かないんだって、

滋直伝で教えてくれたんだから。

この後はアロママッサージで、全身の筋肉をほぐすから我慢して」

我慢って・・・

これ以上我慢できるか!

俺の期待感をこの鈍感女はどこまで裏切る。

「やめろ!

やめっ・・・

やめ・・・て・・・」

痛みの後はくすぐったい感触が肌を這う。

何時もは牧野が俺にいうはずの「やめて」の声が・・・出ちまった。

何とか牧野の下から這う様に逃れ出た。

息もハァハァと乱れる。

今この場面を誰かに見られたら間違いなく襲われてるのは俺の方と思われる。

「まだ終わってないんだってば、オイル塗るから」

「塗るんなら全身に丁寧に塗ってもらおうか」

「えっ?」

ここからは遠慮なんてしねぇからな!

覚悟しろ!

今回のつくし君の鼻血の妄想しっかりまま様のイラストを元にしちゃいました。

t16-2

何度見てもこのイラスト逸品だと思っちゃいます。

これほど鼻血の似合う男はいないぞ♪

司君ごめんなさい。(^_^;)

拍手コメント返礼

琴子 様

>私がヌリま~すっのコメにドキッとしちゃいましたよ(笑)

そうそう念入りに塗る所はねェ~♪

出入り禁止なんしませんよ。

これからもトキメクコメをお待ちしております。

ゆきこ 様

マッサージだけっで終ったら究極の生ころがしになったいそうですよね。

坊ちゃん耐えられるでしょうか?

ファイト――― 一発!!

返り討ちになるのはどちらがご希望ですか?

絵梨様

外から見たら二人でイチャコラですよね。

やめてと悶える司君もツボで~

ここかの反撃は一発で決めないとねいけませんよね。

上手くいくか!!

☆マークの準備万全で待ち構えていらっしゃるのねぇ~

ご希望にこたえられるかしら(^_^;)

ゆみん 様

ローシュンプレイって言われると某委員会に進呈しちゃいそうな作品に仕上がるような気がします(笑)

昇天できる塗のテクニックをつくしちゃんが持っていたら、それはそれで司君も楽しめちゃうかも~

ココからは大人の世界が広がるのよ~

>反撃の恥辱攻めを見たいような(( ̄_|見たくないような‥いや、見たい!!

>つくしが涙して司が嫌われようと、見たいんだっっ!

そそそそ、それは!どんなんだ?

俺も見たい! by 司。

あらP 様

シャツしか脱がせないつくしちゃん。

このあたりから可笑しいと気が付くのは流石ですね。

私の作品を読み込んでいらっいますねとニンマリ。

偶然にも丁度見ていたドラマが花男ですか?

ペットショップでのデートのシーン。

実は「やめて~」の司のイメージは私もこのシーンを思い浮べちゃってました。

つくしにぺろりとなめてもらえば良かったかな(笑)

なる 様

ハイ♪

こっち方向に進路が向いちゃってます。

停留場はどちっらになるのかなぁ~

後は司の頑張りしだいよ。

うさこ 様

妄想を膨らさた司君はべつな所も・・・

きっと今しぼんできたと・・・

耐えろ司!

声援を送りたいと思ってます。(笑)

akko

やっぱりなぁ~のこのパタン。

途中から気が付いた方も多かったと思います。

なんせ、このお話は笑をとる為にかいちゃってるみたいなとこありますからね。

でも、しっかりシメルところは締めさせていただきます。