恋人はSecurity Police 30

29のお話の中の西田さん意地悪でしたね。

司の思惑は一番理解してるはずの西田さんが~~~~~~~~~。

バラした(笑)

ままちゃん様から頂いていたコメ

> 「私、嘘で女の同情を惹くのはあまり趣味ではありませんから。

その末路を思い知った方がよろしいのでは」

by西田

嘘をついた末路!

末路♪末路♪

司君の末路♪

どうなるの♪

直ぐにばれちゃったからすぐに許してあげてくれないかなぁつくしちゃん♪

今回の鬼門は、まさかの西田。

怪我してるのは本当だぞ。

「帰っても大丈夫ですよ」

ガーゼに絆創膏を貼られただけの脇腹。

にこやかに傷が浅くて良かったと笑みを浮かべた医師。

そこを強引に入院させろと脅迫。

俺を不安そうに見つめたあいつの潤んだ瞳。

この状況なら牧野はきっと俺に結婚を感動して受け入れるはずだ。

俺を守ろうとしたあいつの本心。

俺はしっかり受け取ってる。

このくらいの嘘、問題ねェよな。

念のため一日は様子を見ますとの医師の言葉を引き出した。

なのに!

あいつは!

「3針程度縫っただけですから、明日には退院できるそうですよ」

「3針でも腹を刺されたことにはかわりねぇだろう」

「内臓まで達したような大げさな反応は必要ないと言ってるのです」

真面目な顔が正論をつぶやくと 反論できない。

「麻酔を使用されてないのに、麻酔で寝たふりまでされて興味を引くとは、姑息すぎます」

「西田!だまれ!」

怒鳴るしかなかった。

流れた血のわりには浅い傷。

痛いのには代わりねェだろうがぁぁぁ。

すり傷よりはいてぇぞ。

病室を飛び出した牧野を追い掛ける様にベッドから飛び降りる。

「行ってらっしゃいませ」

無表情で頭を下げる西田。

とぼけたことすんじゃねぇよ。

誰のせいだ!

西田を相手にする暇はない。

牧野の事が片付いたら覚えてろよ。

「牧野」

俺の声は無視

背中から立ち上る怒りの湯気が見える。

「おい、牧野」

歩く振動で脇腹が引き攣る鈍い痛みが走る。

本当にイテェんだぞ。

本当なら声も出したくない。

イテッ・・・

痛みからかばうように傷を抑えて身体をかばうように廊下の柱にもたれかかった。

これで牧野に追いつけねぇか。

置いていかれたな。

あいつの居場所くらいすぐに突き止めてやるよ。

言い訳じみた慰め。

負け犬の遠吠えじゃねぇか。

足元に落とした視線。

ゆっくりと俺に近づく影。

ほっそりとした足元。

それは、自然と俺の気持を高揚させる。

「無理しちゃダメでしょう。

怪我してるのは本当なんだから」

説教じみた表情は下から俺を覗き込んで真顔で見つめる。

「私にSPは無理だったね」

「だから、SPじゃねぇって、言ってるだろう。

何度も言わせんなよ」

伸ばした腕は直ぐに牧野を胸元に引き寄せた。

「もう、心配するような嘘はやめてよね」

胸元でくぐもった声が響く。

「ああ」

無性に愛しくて・・・

かわいくて・・・・

離したくなくて・・・

難れたくなくて・・・

離せない・・・

そんなやつ、きっと他にはいない。

「結婚しろよ」

「やだ」

胸から顔を上げた牧野の表情は否定するにしては笑ってる。

笑って拒否かよ。

「あのね。どさくさに紛れた様なプロポーズしないでくれる」

言葉を発した後のはにかんだ笑みは俺を期待させるには十分。

「お前のヤダはいいに聞こえるぞ」

「いいって言ってないから」

俺の胸元から離れようと牧野がわずかに腕を前に押す。

俺の腕は逃がさない様にがっちりと牧野の腰を抱きしめてる。

「離してよ」

「ダメだ」

右腕を背中から後頭部に回して頬を寄せ合う様に抱きしめた。

OKを聞くまで離すつもりはねぇから。

時間はたっぷりある。

拍手コメント返礼

うさこ 様

西田さん、司が自分を相手に出来ないことは想定内での発言だと思います。知能犯♪

日頃のうっぷん、仕返しの気持ありますよね。(笑)

OK聞くまでここでナニする?

傷口が開かに程度のソフトさで~♪

なる 様

司君が整えた舞台なのに~西田さんが終焉させました。

珍しい・・・(笑)

つくしちゃん許すかな?

もう許してるような・・・

akko

嘘が後でバレルより、早くばれた方が傷も浅くて済みそうですよね。

さあぁここからは司に熱く語ってもらいましょう。

好きだ~~~~~

言っちゃって~♪

そしたら終わるぞ。

たぶん?(^_^;)

ゆみん 様

司様

 姑息な手段は

     俺様坊ちゃんには似合いません。

西田さんの心の呟き。

>同情だけが姑息ではないっての、心情さらけ出して→優しさ活用法(*´∀`)

>のちに笑い話として自叙伝に書き込んでベストセラーを生むんだな♪

>きっと♪♪

>営業マニュアル

>その①ちゃんと断った相手は断った事を引き摺る…断られた理由を詰めて、再クロージング成功率が高い!!

あはは、これはぜひベストセラーにしていただきましょう♪