Virtual Game は恋の鞘当て 9

形勢逆転したかな?

どうでしょう?

夢見心地ってこんな状態をいうのだろうか・・・

道明寺が・・・

道明寺が・・・・

あんなことやこんなこと

するんだっ!

気持ちいいとかのレベルじゃなくて意識が飛んじゃって何が何だかわからなくなって。

体中が敏感になって、道明寺に触れらるところすべてが気持ちよくって・・・

私ってこんなんだったの?

隣にいるはずの道明寺に肌が触れあっただけでどうにかなりそうで、触れるか触れないかの微妙に距離を保ってる。

今抱きしめられたら発狂しそうだよ。

「カシャ」

カシャ?

なに?

何の音?

まだ意識が戻ってこないままにぼやけた頭のままでその音に視線を向ける。

道明寺・・・?

半身を起こした裸体。

その腕にはスマフォが握られててレンズが私を狙ってる。

なに?

何撮ってるのーーーーーっ

どう考えても私の顔。

道明寺にやられちゃって脳が静止してた時間はどのくらい?

思わずシーツを頭の上まで引き上げた。

「隠すな」

隠すなって隠すにきまってる。

寝ぼけた表情でよだれまで垂らしてたらやばい。

掌で口元が濡れてないかだけ確かめた。

「俺だけが知ってる女の顔。だれにもみせねぇよ」

見せる見せなにの問題じゃないっーの。

「どうするのよ」

シーツから眼だけ出して道明寺を睨む。

できるなら削除してもらいたい。

「お前が寝入ったあと、あの状況で俺がすやすや眠れるれるわけねぇだろう」

え?

まさか?

知らないうちにいたずらされてた?

「寝込みを襲うほ飢えてねぇよ」

そんな形跡はなかったけど疑う目つきでみた私に、道明寺は気が付いたようで、不愉快そうに眉を眉間に寄せる。

「アプリ」

アプリ?

「時間つぶしに進めてたんだよ」

アプリやめてなかったんだ・・・

って!

私がそばにいるのにアプリやるの?

それはそれでなんかむかつく。

でもそのアプリがなんで写真になるんだ?

「最後までいったらどうなるのか楽しみにしてたらあいつら!」

最後までってことはアプリは攻略できたってことだよね?

それなのに道明寺は不機嫌。

「自分で一番好きな画像を取り込んで好きなセリフを入れてくださいだぞ!」

牧野のどんな写真が見れるのか楽しみにしてたのに・・・

あとは私が赤面しそうな道明寺の独り言。

「で、お前の満足したかなり色っぽい姿がったからこれだろう?」

これだろうじゃない?

「見せて」

「だめに決まってるだろう」

そのアプリの中の私にどんなセリフを言わせるつもりだ。

「だれにもみせねぇからいいだろう?」

道明寺が見るっていうのが一番恥ずかしいよ。

そこからスマフォを守る道明寺と奪い取ろうとする私の戦い。

ベッドの上で絡み合うように転げてる。

とった!

その瞬間にベッドの上に転がされて両手を頭の上に貼り付けられてしまった。。

手首を握る道明寺の腕の力には抗いようがなくシーツの上に抑え込まれてる。

上下する胸元。

乱れる息がはーはーあと大きく耳に響く。

「お前も俺もすげー恰好」

くすくすとした笑みを浮かべて道明寺が私を見下ろしてる。

生まれたままの姿でベッドの上で転げまわって下肢を開くようにして道明寺の下半身がその間に滑り込んできて・・・

わずかに私にのせる道明寺の重みは心地いい熱を私に伝えてくる。

スマフォの奪い合いでもう体力残ってないよ・・・

「やめっ」

その言葉ごと道明寺のキスに吸い込まれた。

拍手コメント返礼

ゆみん 様

ゲーム以上の快楽と興奮が目の前に!

写真撮ってる場合じゃないよ~

配信の花男で金さんに惚れちゃったんですね。

いい男ですもの~

でも金さんってね。

連載当時は時代劇を思い出す私でした。

ゆきこ 様

PCのリカバリーするもんじゃないですよ。

後が大変。

もう~

違う運動って~

そこは細かく妄想を書き連ねてね。

なんてね。それは私の仕事かぁ。

今回抜けちゃってますけどね。(笑)

このスマフォは落とせないだろうし壊せないでしょうね。

なる 様

このままもっと行けばスペシャルストーリーに発展!

この開発したのは滋にF3ですからね。

きっと司の性格と好みをすべてパーフェクトに分析して作ってるでしょうから司君骨抜き間違いない。

バレンタインのストーリーにプレッシャー~

うさこ 様

司に写真撮らせるなんて~

どこまで遊んでるのか。

それに乗っかっちゃう司もね~

つくしちゃんは恥ずかしさマックスですよね。

この後の攻防はどうなるんでしょう。