ANSWER 17

『ジャンプ + 』花のち晴れ第2話配信。

見ました?

これって最後まで見れるのでしょうか?

いや~展開はまさに花男

これからものにするのね。

ちらりとF4の影が~

そんな登場にも喜んでます。

こちらは花男後の20年くらいの世界になるんですよね。

さぁ子供たちの恋バナはどうなる。

F4の子供たちでお話で読みたかったとのリクもちらほら。

F4二世が登場するお話は書いてるマスター様がいらっしゃいますので、そちらでお楽しみいただけたらと思います。

「恭様って・・・大内?」

一番気になるところを真っ先に聞いたのは佑。

目の前で本城さんの顔がバラ色に染まる。

答えを聞かずとも丸わかりの反応を返された。

「へぇ、あいつ・・・婚約者いたんだ」

翼一応先輩だよ。

そんな相手がいることを聞いても驚かないのはさすが上流階級の集まる英徳。

家柄と家柄の格を重んじる匂いは学生の私たちの間にもある暗黙の了解。

顔も見たこともない婚約者がいるっていつの時代よと愚痴りたくなる噂も時々耳に入る。

私たちの両親道明寺司とつくし。

日本有数の財閥の御曹司とどちらかといえば一般家庭に生まれたうちのママが結婚できたのは例外中の例外。

そして、佑の両親も同じような条件の結婚。

うまくいったら玉の輿。

翼も佑も狙われてるって思うことは結構ある。

君たちがもてる要素の半分は道明寺と美作のブランドがあるんだからね。

いや・・・容姿だけでたぶんもモテる・・・

たぶんじゃなく結構モテる。

随分モテる・・・。

なんだか卑屈になってきそう。

「その関係で、転校してきたってこと?」

興味本位に質問を浴びせてる翼。

人見知りっぽい感じで本城さんは顔を真っ赤にしたまま何も言えなくなってる。

「もう、だから、いっぺんに質問したら本城さんも返事に困るわよ」

「ごめんね。あっ、私道明寺 舞、よろしく」

差し出さした手を遠慮がちに本城さんが握って握手を交わす。

これが双子の翼で・・・こっちが・・・」

佑を見て少しの間のあとに幼馴染の美作佑と付け加えた」

私たち付き合ってるのかな?

友達とは言いたくなくて・・・

でも・・・

彼氏とは言えなくて・・・

「よろしく」

そう言って笑みを浮かべた佑は幼馴染と言った私をどう思ったのだろう。

穏やかな佑の表情からはどんな感情も読み取れなくて・・・

自分で選んだ言葉なのに胸にチクンとした痛みを覚える。

「大内先輩は君が転校してきたの知ってるの?」

「あの・・・内緒で転校してきたので・・・」

俯き加減につぶやいた声。

膝の上でギュッとこぶしを作って必死で答えようとする姿は子犬のような守ってやりたくなりたい雰囲気。

一回り後ろにいる男子から「かわいい」って声が漏れてる。

「どうせなら、3年の教室行ってみる?

まだ校内あんまりしらないよね?」

翼は乗り気で誘ってる。

それって余計なお世話じゃないの?

「それじゃ、姉貴、連れて行ってやれよ」

え?

私?

思わず翼を二度見み。

「ほら、俺が彼女を連れて歩いて、変な噂になったら困るからさ」

すずにちらりと視線を移して私に彼女を押し付けた。

こんな時だけ姉貴って呼ぶな。

「それなら、俺も一緒に行くよ」

そう言った佑は私の手首を握った。

「俺が、一緒のほうがいいよね」

佑の言葉より握られた手首が気になってしょうがない。

「いこうか?」

私を引っ張りながら佑は本城さんに声をかける。

ガタンと椅子が音を立てながら席から立った本城さんが「お願いします」と丁寧に頭を下げた。

え?

決まり?

反論するまもなく私たちは教室を出て3年生の教室にと向かった。

「大内さん呼んでもらえますか?」

教室のドアを開けて佑が明けた瞬間に、振り返った視線は一点を見つめたまま固まる。

その視線はドアを開けた瞬間から確実に増えてる。

興奮気味の表情は嬉々としてテンションが上がったように隣の女子と腕を取り合って喜んじゃってる。

全学年こうなるんだからあきパパの遺伝子は確かに佑に受け継がれてるっておもう。

まだ翼がいないだけ静かかな・・・。

「なんだ?」

けだるそうに席を立ってやってきた大内恭介。

ボタンを一つ外して緩めたタイ。

うっとうしいというように目にかかる少し長めの前髪を右手が掻き揚げる。

すぐに帰れと拒絶してるようなクールすぎる雰囲気はかける言葉を飲み込んでしまいそうになる。

このタイプに内気そうに見える本城さんが太刀打ちできるのかと心配になってきた。

「彼女、知ってますよね?」

佑の声もいつもと違ってクール。

佑の指先がゆるんで手首から私の指先に交互に指を進める。

その感触に思わず落とした視線。

その先でからめてきた指先はそのままぎゅぅと私の手を握った。

これじゃ離れられない。

周りに見せつけるような強引な佑の行動に戸惑いを隠せない。

佑・・・

恥ずかしいよ。

放して。

指を動かせば動かすほど佑の指の力は強くて逃げられそうもなかった。

「彼女と、案内してきたんですけど」

振り返った佑が私を引き寄せる。

握られた腕も胸の前まで引き上げられて大内先輩の目の前にその姿をさらしてしまった。

私たちの半歩後ろの本城さん。

本城さんを見る目は冷たいというより興味もないって感じ。

本城さんの緊張感は背中からもすごくわかる。

なんとなくムカついてきた。

彼女どんな思いでここにきてるって思ってるの!

ここに来るまでどれだけ恭様!恭様!恭様!って幼いころからの話を聞かされたか。

よっぽど好きなんだって誰でもわかる本城さんの想い。

けなげで、かわいくて、すごいって思った。

なのに!

ハエでも見るような目つき。

そう簡単に追っ払えないんだから。

「冷たすぎなんじゃない」

気が付くと佑の腕を振り切ってそう叫んでいた。

拍手コメント返礼

うさこ 様

>こんな時つくしちゃんだったら顔面にホカロンをバシッ!これでも使えーなんて・・。

もう♪

このコメにうなずいちゃいましたよ。

ポケットからホカロン取り出してバシッとね。

このインパクトは強烈に恭介君の心をつかんじゃう可能性ありそうですね。

いいな~

この場面次回にいただいちゃってもいいですか?

せっかく佑君頑張ってるのになぁ~

さぁ、どうなる?

ゆきこ 様

めちゃくちゃもてるんですよね佑君。

あのあきらきゅんの息子ですもの♪

それでも舞が好きだって宣言したら誰も手を出さないって思うのになぁ。

佑クン行動に出てるのに気が付かない舞ちゃん。

翼にしても頑張って後押ししたって思って、うまくいったって思ってはずなのにねぇ。

ここからですよ♪

aru 様

きゃーーーっ~

お久しぶりです。

久々にお名前を拝見させていただきテンションUPしちゃいました。

大内君登場を首を長くして待っていてくれた方はほかにもいらっしゃいますよ。

さぁこの恋の行方は!

新しいオリキャラを登場させてますます楽しくなってきたのではないかと勝手に思ってます。

え?

記憶喪失祭り開催中なのね。

私引きこもりだからな~

疎いんです。(笑)