Unfair 11

わぁぁぁ~

気を抜くと更新が遅れてしまう現象どうにかしなきゃなぁ。

10日もお待たせして申し訳ありません。

お風呂場に千和が乗り込んだところで終わってしまったんだよなぁ。

さてどうなる?

お知らせです。

PC表示でブログを見てる方はお気づきの方もいらっしゃると思いますが、twettsでブログの更新を通知するようにしました。

facebookもやってるんですが、こちらは家族も見るのでとてもじゃないがブログの更新なんて載せられないんですよね。

更新通知を知りたい方はフォローをお願いいたします。

mana9912で検索かけてみてください。

ゆっくりと足を踏み入れた浴室。

濡れた床から足裏に感じるあたたかなお湯の感触。

湯船に身体を沈めた北斗の視線が私を捉えた。

ちらりと動かした視線は全く動じなくて、興味なさそうな傲慢さを私に私に植え付ける。

少しは驚くとか、喜ぶとかの感情を見せる期待は一歩足を踏み入れた瞬間から裏切られてしまった。

「今更、隠す必要もないだろう?」

ちょっと素っ裸で北斗の前に出る勇気がなくて一応バスタオルを身体に巻いてる私。

隠す必要がないって言われたらそれはそうだけど・・・

二人でお風呂に入るのも初めてじゃないし・・・

私以上に北斗のほうが私の身体の隅々まで見られてて・・・

それだけじゃなくて余すとこなく触られてるわけで・・・

服を脱ぐ前までは北斗を追うことだけ考えて、そのままバンと浴室の中に飛び込むつもりだったんだけど、ドアに手をかけた瞬間に手が伸びちゃったんだもん。

勢いは急激に半減して、今私をジロリと下から見つめる北斗に身体だけじゃなくすべてを見透かされてるような気分にさせられてしまってる。

「我慢できなかったのか?」

「そんなんじゃなくて!」

ぎくりと身体を固くする私の前にざぶんと勢いよく北斗が立ち上がった。

あっ・・・

身体から滑り落ちるお湯の流れを追って下降した視線。

なんとなくそこで目が留まったのはわざとじゃない。

私だッて見慣れてるんだからッ!

見る必要はなしなんて思いとは裏腹に身体が動かないだけじゃなく眼球も動かせない。

北斗の腕が伸びて背中から覆いかぶさるように捉えられた。

「見るだけじゃ満足できないだろう?」

低い声は耳朶をくすぐり、声を発した北斗の唇がそのまま耳朶をくわえこむ。

くすぐったい感触はそのまま耳孔の中に一気に流れ込んで頭の芯が甘くしびれてくる。

北斗の腕が、指先が、私の頭を抱え込むようにして首をひねるように向きを変えられた。

頬を支える指先は強引なのに甘く私を捕まえて離さない。

降りてきた北斗の顔が近すぎてぼやけてそして何も見えなくなった。

「んんっ」

強引なキスに二人の熱は一気に重なって気が付くと自分から舌を差し出してしまってた。

聞きたいことがあるのはずなのに・・・

今日の夜誰といたの?

確かめなきゃって思う思いは頭の隅に追いやられて、嫉妬の感情を蕩けそうな感情に負けてしまってる。

「北斗・・・」

一度離れた唇は軽く何度も唇に触れて私をあやすような、甘やかすようなやさしさで触れる。

そのまま浴室の中に倒れるように二人で沈んだ。

北斗の膝の上にのせられたまま北斗の腕の中に抱き込まれてしまってる。

背中に感じる筋肉質の熱い胸板。

なんとなく落ち着かなくて・・・そわそわ気味の私。

北斗の鋭い視線を感じてその私の動きを止める。

腰に回されたままの北斗の腕はしっかりと私を捉えたまま微動だにしない。

この状況はなに?

「北斗・・・ッ?」

我慢できずに先に動いたもは私のほう。

「・・・好きだ」

首を後ろにそらして見上げた北斗の真剣なまなざし。

いきなりすぎる。

心臓がドキンととびだしそうになって、私の動揺を表すように湯船のお湯が波紋を広げてる。

顔がじわじわと赤くなる私を北斗はじっと見つめたまま「愛してる」とつぶやいた。

「北斗・・・っ」

好きとか愛してるとか北斗が言うことは滅多にない。

なのに今日に限って二連発はおいしすぎるっていうか、もったいなさすぎる。

千和

北斗の声で名前を呼ばれるのも慣れてるはずなのにそれだけでドキンとしてしまう。

北斗の声は真剣なのに私を見る北斗の瞳は密かに笑ってる。

私の反応見て楽しんでる。

絶対そう!

最低!バカ!

さっきまでのドキドキ感を返せ。

「お前と離れてないとやばくなるって思っていた」

「離れたら離れたらそばにお前がいるときより落ち着けなくなるんだ。

だから、責任は取ってもらう」

文句の一つもいう気になっていた私を包みこむように北斗が先に私を抱きしめた。

北斗・・・

言ってる意味がよく見えないんだけど・・・

だから、責任って、どんな責任?

私になにか問題あり?

ここしばらく残業だって私に嘘をついて帰りが遅くて、香水の匂いをつけて帰ってきた北斗に問題ありじゃないのか?

何一つ納得してないんだから。

「今日、設楽さんと一緒だった?」

私の声に北斗が珍しくビクンとなって動揺を見せた。

拍手コメント返礼

akko

やっと続きUPできました~。

設楽爆弾がどう影響するのか?

北斗このままごまかそうと思ったらだめだよ~

でもごまかすための甘いとこも見たいような気もするんですよね。

さいちゃん様

毎日、毎週お待たせしてます(;^ω^)

けっこうつかつくからの切り替えが大変なんですよね。

北斗が大人ですからね。

頭を司から脱皮させて北斗に切り替えて頑張ってお話を書いています。

次回はもっと早くUPします♪