☆Last Christmas  5

このお話は大人な表現を使用してます。

興味のない方、

18歳以下で年齢に満たない方は引き返してくださいね。

観覧された後の苦情はご遠慮ください。

自己責任でよろしくお願いいたします。

手を離してしまえばどこに触れられるのかわからなくなる。

予測できない愛撫を嫌がるように道明寺の腕をつかんでいしまってる。

胸の膨らみを包みこむ道明寺の指先。

胸の形を変える指の動きと胸から伝わる直の感触。

道明寺を掴んだままの私の指先からリアルに伝わってきて自分で胸を愛撫してるような錯覚まで生みだしてる。

どうすればいいのかわからなくて・・・

何をすればいいのかもわからなくて・・・

直ぐにでも目を覆う布を解いてほしいのにそれを言いだせない自分がいる。

「牧野・・・すごい・・・」

そんな道明寺の声が耳元で聞こえた。

道明寺のすごいの意味が何なのかクチュッと私の中から聞こえた音が教えてくれる。

「まだ、胸しか触ってねぇのに・・・」

いつもより意地悪な道明寺の声。

キュンと身体の奥が疼いて道明寺の指をしっかりと包みこんでいくのが自分でもわかる。

「もっと、開けよ」

道明寺の声が悪魔の呪文のようにしか聞こえない。

私を堕落させそうな道明寺の声に身体の奥が震える。

素肌に感じていたシーツの冷たさも今は身体の熱と重なって熱い。

閉ざそうとした脚をダメだというように蜜壺の中に押し込しこんだままの道明寺の指が私の中で淫らにうごめく。

「ヤダ」

唇から吐息と一緒に漏れる甘い声。

声を飲みこむように塞がれた唇。

道明寺のキスが離れたらどうにかなりそうで自ら返すキス。

どこに落ちてくるかわからないキスより唇を重ねてる方が少しは理性を保てそうな気がした。

ぬるりと口の中に入ってきた道明寺の舌。

上質なアルコールの香りは車の中で一気に流し込んだシャンパンの味。

ピリピリと少し痛いような舌の感覚。

口蓋をくすぐり、口の中をうごめく感触。

舌先を吸われるたびに互いの口から漏れるキスの音。

「んんっ・・・」

いつの間にか離してしまった道明寺の腕が身体のラインを落ちてなぞる。

突然の湧き上がる感触はいつもより予測不能で私の感覚を惑わせていく。

その羞恥で身体が跳ねた。

恥ずかしいくらいにいつもより感じて身体を捩れば道明寺の指は乳首に絡みつくようにうごめく。

絡みつくたびに体温が上がってもぞっとした快楽が背中を駆け抜ける。

執拗に煽られて、痛みを感じるくらいに捻じられて寒くもないのに鳥肌が立つ。

痛みを感じるほうがいい。

これ以上続く疼きがなんとなく怖くてしかたない。

「んっ・・・あっ・・・」

離れた唇は頬を、首筋を伝って耳朶を甘く噛む。

そのあいだも肌を愛撫する道明寺の手は止まらない。

下肢に埋まったままの道明寺の指が中で跳ねる。

ヌルヌルした液は媚肉を溶かしてしっかりと長い指を奥まで受け入れてしまってる。

「あっ・・・あっ」

喉奥から漏れる声はすでに言葉の意味をなさない。

もうすでに意味のあることは考えられなくなってしまってる。

道明寺にもっと触れてほしくて・・・

道明寺が欲しくて・・・

体中の細胞がすべて道明寺を求めてるみたいだ。

恥ずかしい水音だけを耳が拾ってくる。

「気持ちいいか?」

これが快楽だとわかってるのに、頭を必死で横に振る。

いつもより意地悪な道明寺に心がたてつく。

「嘘つくな」

身体を張っていた道明寺の手が私の手を取りギュッと握った。

それが温かくって落ち着つく。

素直に甘えられない自分が悪いみたいに思えてくる。

心が落ち着いて息を吐けば身体の力が抜けて身体の奥からとろりとあたたかな滴が漏れだす。

それを塗りこめるように動く指が私の奥を開いていく。

その感触は遠慮なく私の羞恥心をまた煽る。

喘いだ声に応えるように引き抜かれた指。

くちゅっと指の代わりに熱い塊が密口に宛がわれる。

腰のあたりをつかまれて引き落とされた身体にぬるりと押し込められていく。

「牧野・・・」

道明寺の私を求める声に自分から落ちる。

身体の中でトクトクと感じる道明寺の鼓動。

それが気持ちよくてため息のように吐息が唇から漏れる。

道明寺を感じるたびに私の中がキュッと窄まっているのがわかる。

「少し我慢しろ」

引き抜かれる陰茎に内壁を擦らえてゾクッとした快楽が背筋を走る。

道明寺から与えられる快楽でシーツの海でおぼれそうだ。

いつのにか目から外れた束縛。

ようやく開けて視界の先で切なそうな声で私の名を呼ぶ道明寺が表情が見えた。

脚を道明寺の腰に絡め、道明寺の背中に腕を伸ばす。

海の中で溺れてるみたいに道明寺に抱き付いてしまってる。

それは快楽の中から道明寺に助けを求めるために抱き付くよう。

そんな私の唇を道明寺の舌がぺろりと舐める。

それはまるで子猫がミルクを舐めるようなくすぐっさ。

そしてすぐに絡みついてくるキス。

ぎりぎりまで引き抜かれた陰茎はまたすぐに身体の中に押し込まれていく。

最後にゆっくりと奥まで突かれ私の中で自然とこれ以上ないくらいに密着してる。

弾けた熱が体の最奥でゆっくりとその奥を満たすように広がった。

拍手コメント返礼

スリーシスターズ 様

お約束のものお届けできました♪

最初は恐る恐る書いていたんですがだんだんと大胆に書くことができるようになりました。

慣れというものは恐ろしい(笑)

これ以上は無理かな・・・(;^ω^)

次回はつくしちゃんが積極的に!

酔ったら司を襲えるかも?

そちらは来年のクリスマスにでもお届けできたらいいかな。

まま 様

Merry Christmas 。

こちらこそいつも楽しませていただき感謝。

年末は何かと忙しいと思いますがお風邪など召しませんように。