Last Christmas  4

昨日は、昨日はごめんなさい。

いいところで途切れて中途半端になってしまいました。

本当はもっと書いてたんです。

更新した時点でネットにつながらなくて表示できませんの画面が目の前に!

ぎゃーーーーーっ。

しっかり書いたはずの物語は消えてました。

そして書き直したものは実に中途半端になってしまいました。

予定では甘々にすべり込んで今日はお☆様の予定だったんですよね。

今日は誰も邪魔ものはいない一人きりのクリスマスイブ。

夜は暇になりそうな予感!

ブログで暇をつぶそうかなぁ~。(;^ω^)

「ここなら、いいよな?」

今にもやけどしそうな熱いまなざし。

ここって・・・

まだエレベーターの中!

よくないッ!

落ち着かなく視線が定まらない。

これ以上道明寺を見つめていたらいいようにされちゃいそうで目を合わせたらダメだの防衛本能が働いてる。

壁に背中を押しつけたまま伸ばした両手は必死にエレベータの中で壁をまさぐってる。

ここで壁が崩れてスポッと穴が開くとかあるわけなく逃げ場は道明寺を追い越したドアだけ。

エレベーターのドアが開いても道明寺が邪魔で簡単に降りれるわけなんてない。

「あのさ・・・落ち着いて・・・

もう少し辛抱しようよ」

「落ち着てねーのお前じゃねぇの?」

道明寺の息が私の唇に触れる。

近すぎっ!

私に触れているのが道明寺の吐息だけって状態。

かすかない触れるスーツに生地の感触。

それでも道明寺から発する熱はゆっくりと蚕の繭のように私の身体を包みこんでいくようだ。

もう・・・

道明寺の胸元しか見えなくなってしまってる。

その視線を上げればきっと道明寺の唇が目の前に待ち構えているのは今までの経験上からわかる。

私が頭を動かさなくても道明寺が先に動いて私の顎を持ちあげて顔を上に向かせるパターンもあり。

欲求不満なのは私のほうか・?

ぶるっと思いきり首を左右に振った。

イブで、この状況で考えてない女の子っていないとは思う。

決して欲求不満じゃない。

それでも・・・

やっぱり・・・

道明寺に見つめれて・・・

私を欲しいて迫られて・・・

熱く求められてしまえば身体は素直に触れてほしい欲求で煽られる。

それはしょうがないよね?

だからもう少し我慢しようよ!

覚悟して顔を上げたのに、道明寺はぷくっと頬を膨らまして吹き出すように笑い声を上げた。

「そこまでがっつくつもりはねぇから。

あと数分もすればベッドの中だぞ」

からかう声はそのまま甘く誘う声色に変わる。

「あのねっ!」

声をはり上げそうな私の目の前を道明寺の顔がドアップで近づいて覆われたしまった。

チュッとわざと音を鳴らすふざけたキス。

私の唇から離れて嬉しそうな微笑みを見せる道明寺は深いキスのより甘い感覚を私に植え付けてくる。

「ついたぞ」

手を握ってきた道明寺の手をしっかりと握り返してエレベーターの中から降りる。

エレベーターの入り口も出口も外からは姿を見られない厳重なつくりの最上階の部屋。

降りた先スィートルームのリビング。

一歩足を踏み入れた道明寺の動きが止まった。

「ここで待ってろ」

警戒する素振りの道明寺は珍しい。

どうした?

身体を壁に押し付けて音を立てないようにドアノブを道明寺がゆっくりと回す。

わずかに開いた数センチのドアの合間から横目で部屋の中を覗き見てる。

なんだかスパイ映画のワンシーンみたい。

ドアを蹴りあげて手を上げろと銃口をドアの向こう側に向けるシーン。

それとも飛びだしてきた敵を長い脚がけり上げて倒すとか?

いや・・・

ないでしょう・・・。

「もしかしたら西田が俺たちの邪魔をしようと類とか総二郎とかあきらとか呼んでるかもって思てしまった。

すげー調子よくいきすぎると疑うんだよな」

道明寺の西田さんの評価を本人が聞いたら泣くよ。

「邪魔ものはいねぇようだな」

この状況で道明寺を不機嫌にさせて得るものは何もないって西田さんならわかってると思う。

そうするくらいなら最初から私を道明寺のもとに送り届けるようなことはしないってッ。

「お前も俺を邪魔すんなよ」

いつもより邪悪な匂いが道明寺から匂ってきたのは気のせいだろうか・・・

拒むも何もすでに道明寺に確保されてしまってる。

え?

おっ?

なに!

目の前を覆う絹の感触。

閉ざされた瞳は真っ暗で何も見えなくなった。

「いつも、明り消せってうるせーからな。

これで文句ねぇだろう」

真っ暗の意味が違う!

「俺がいいと言うまでとるなよ」

持ちあげられた身体は視覚が奪われたぶんだけ不安定で心もとない。

落とされそうな恐怖が私の腕をしっかりと道明寺の首に腕を回してしまってる。

頼るのはもう道明寺だけだというように。

五感の一つを奪われた身体はなくなった視界を取り戻すようにいつもより敏感に他の感覚を研ぎ澄ましていく。

その為なのか、いつもより敏感に感じる肌の触覚。

敏感になった身体が道明寺の腕の、指の、唇の動きを必要以上に神経に伝えてくる。

次はどこをどうされるのか、触れてくるのわからない緊張。

視界を奪われ感て覚が研ぎ澄まされているのが自分でもわかる。

ゆらりと揺れて落ちた身体。

ベッドの上に落とされて一瞬外れた道明寺の感覚。

それは本当に一瞬で・・・

直ぐに道明寺の重みが身体に押し付けられているのがわかる。

触れてほしい部分に触れてもらえないもどかしさ。

思いもよらない箇所に触れられる驚きがおり混ざって余計に感じてしまう。

「ダ・・・メッ・・・」

一方的な愛撫に躍らされて、乱されていく感覚はすでに私の許容範囲を抜けだしてる気がした。

始めはF3を部屋に仕込んでおこうかと思ったんですけどね。

やはりここはクリスマスですからね(^^♪

ってここで終わりじゃ、3話と一緒で中途半端ですよね。

PW付のお話しはあとでお届けします~。

拍手コメント返礼

スリーシスターズ 様

このままじゃ終われないクリスマスの夜♪

F3が登場しちゃうとお祭りになっていちゃこらをお届けするのが遅くなってつくしちゃんの誕生日になりそうなのであきらめた次第です。(笑)

我が家は今日クリスマスで盛り上がる予定です。とはいっても娘と二人なんですけどね。