whitedayにはシャンパンを4

これであの番組の再現は終わります。

残すはシャンパンとイチゴ!

え?

違う?

最後はやっぱりPW付いちゃこら?

最近お☆様つけてないんですよね。

そろそろ禁断症状現れたりして・・・(;^ω^)

 *

「牧野、司は相手にせずにさ、せっかくだから食べてみれば」

牧野の前にケーキののった皿を差し出したのは類。

それを受け取って何気に照れ臭そうに頬を染めてはにかんだ笑みをあいつは浮かべた。

だから!

それが気に食わねぇ。

俺んだ!

叫びたくなる感情。

自然と声が出る。

「道明寺、食べたかった?」

ケーキじゃなくお前だよ。

あどけない表情で俺を見上げてケーキを差し出す牧野の無邪気さにキュンとする心。

シャンパンを冷えてるみたいだし」

それは俺が準備したんだぞ。

自分が準備したような態度で総二郎がシャンパンを氷の中から引き上げて見せる。

「スイーツなら紅茶とかコーヒーとかじゃないの?」

「あのな、苺のを食べた後にシャンパンを一口飲んで見ろよ。

これが結構いける」

牧野の唇に手に取った苺をそっと押しつける。

がぶっと一口噛んだ苺のあとで注いだばかりのシャンパングラスを果汁に濡れる唇に傾けた。

「本当だ・・・おいしい」

意外な組み合わせに素直な感動をみせる。

こいつの駆け引きのない素直さは魅力。

「昔流行った映画にでも出てくるんだよ。

つーか、それを司に教えたの俺だけど?」

総二郎がシャンパングラスを俺に押し付けるように渡す。

「お前に教えられなくても俺は知ることになったって思うから恩をきせんじゃねぇよ」

イチゴの先端を噛んで俺はそれをシャンパンの中に放り入れた。

あいつらのなんで入れた?的な俺の行動を面白がってる視線は気に食わね。

金色の気泡が赤い苺にまとわりついて幻想的に甘い香りがグラスの中にあふれるように見える。

洒落てるだろうが。

もう一度グラスを唇に当てて傾けた・・・。

んっ!

このイチゴ大きすぎんだよ。

グラスの縁いっぱいに降りてきたイチゴがふたをして口に流れ込んでくるはずのシャンパンの邪魔をする。

飲めねっ!

焦ってる俺にしっかり気が付いたあきらの視線とぶつかった。

見るなっ!

ここは気づかねぇふりをしろ。

「司ッ、飲めないんだよな?

イチゴに蓋されてる・・・ッ

おっぱいより面白れぇかも・・」

今日のお前は笑いすぎだ。

あきら!

お前の声でほかのやつらにも気が付かれたじゃねぇか。

牧野まで大笑いしてる。

「涙出てきた」

そう言った牧野は指さきで目じりをそっと拭う素振りを見せる。

お前を笑わせるつもりでやったんじゃねぇよ。

イチゴ入りのシャンパンの行き場がなくなってじゃねぇか。

「司がこれ以上眉間に皺を寄せないうちに帰るか?」

ようやく笑いの収まったあきらがこの場を収めるようにつぶやく。

「牧野、まだ俺からのホワイトデーのお返し渡してなかったな」

内ポケットから取りだした花柄の封筒をあきらが牧野に差し出す。

「開けていいの?」

封筒から取りだしたものを俺は覗き込む。

何かのチケットに見えた。

「すごいッ!行きたかったんだよね」

「司が都合が付かなかったら俺が付き合ってもいいけど」

意味深視線であきらが俺を見る。

「テーマパークとホテルの宿泊券。

このホテルなかなか取れないんだよね」

「司が行けなければ俺もつきあうよ」

なんでここで類に総二郎まで手を上げる。

誰が牧野とお前らで行かせるか!

意地でも絶対都合をつける。

「もちろんスイートだから、ベットルームも二つはあるから猛獣と別でも寝れるから」

別々に寝るわけねぇだろう。

ホワイトデーだぞ。

つーかこれ今日泊まれんのか?

イケない妄想・・・

おっぱい饅頭がまた頭の中に浮かんで頬が緩む。

「なに、考えてるのよ!」

「何って・・・お前の・・・ッ」

牧野の真っ赤になった顔に緩みかけた俺の頬の動きがとまる。

今更だろう?

恥ずかしがるなって。

出かける準備しなきゃな。

「折角のあきらの心使いを無に出きねぇよな?」

「道明寺・・・言ってることと表情が違う」

警戒する表情で牧野が俺を見つめる。

「いつもと一緒だろうが」

頬を引き上げるように一応手のひらで持ち上げる努力。

「顔が卑猥だもん」

牧野の声に部屋を出ようとしてた3人の足が止まる。

肩を震わせてるのが見えた。

さっさと帰れッ!

拍手コメント返礼

りり 様

最後のしめはいちゃこらで~

ここで邪魔ものが現れたら終わりませんから~

最後はもちろんPWに行きたいとは思ってますけど今日は日曜日なので14日にお届けで来たらいいかな。

花男総集編は新ドラマの番宣が濃厚ですね。

しかしえらく力入れてるなぁ。

これで盛り返さなければ日曜劇場大変なことになりますね。

歩くみかん箱 様

イチゴとは思えない大きな苺の粒なんでしょうね。

一口で食べれない苺食べてみたいです。

おーーー準備OKですって~~~~~

まだブログの前で待ってないでくださいよ~

今日までは準備期間です。

あと24時間待って~♪

スリーシスターズ 様

お待たせしました。

やっとシャンパンに苺まで来ました!

この後は大人の時間までの秒読みを開始。

え?

帰りかけたF3を呼び戻すんですか?

私より意地悪だぁな~(笑)