☆ whitedayにはシャンパンを  番外編

タイトルを入れようとカーソルを持っていったところで現れたのは今まで書いたお☆様の題名・・・

え?

どうして?

私の気持ちをよんだの?

不思議だ~

そんなことは普段ないんですよ。

一文字入れたあたりで頭のあう題名が表示されるんですけどね。

みんなの願望がPCまでも動かしたのかな?(;^ω^)

 *

「おい」

「んっ!」

不機嫌な声が表情も見せずに聞こえる。

無視じゃないだけさっきよりは進歩。

「いい加減、機嫌を直せよ」

「キャラクターに蹴り入れるなんて信じられない」

頭から湧き上がった怒りのバロメーターが牧野から見える。

「お前と肩を組んだりしたからだろうが」

「あのね、あれは写真を撮る時のサービスなの。

それにミッ〇ーなんてほっぺにチューとかしてくれるんだから」

「チューッ!」

思わず目を見開いて牧野をみた。

百歩ゆずって着ぐるみなら許すが、お前の肩を抱いた奴は完全に金髪の若い男。

王子様かなんだか知らねぇが類を見て顔を赤らめるお前と重なったらけりが勝手に出てしまってた。

「あのねもっと余裕を見せてくれてもいいんじゃない?

ここでも嫉妬されるとは思わなかったもの。

大体道明寺は私のこと信用なさすぎなのよ」

これ以上こいつにしゃべらせると俺の悪口しか言わなくなる気がした。

お前が俺を愛してることに微塵の疑いも持ってない。

俺以上に牧野を愛して幸せにできる男はいないわけだしな。

信用してるとか信用してないとかそんな次元の低いところでお前を愛してなんていない。

俺のものに気安く触れるのが嫌なだけだ。

お前だって俺に触ってくるやつがいたら嫌じぇねぇの?

「お前は俺が金髪の女と肩を抱いて写真撮ってもムカつかねぇのかよ」

「ぜんぜん。

だってここは夢の国だよ。

大人も子供に戻って楽しむものだよ」

誰が大人だッ。

口の中でつぶやく愚痴。

「なんか言った?」

「子供から大人に早く戻ってくんねぇかな。

俺は大人に戻ったお前を好きにしてぇしな」

背中を向けたままの牧野の腕を掴んで振り向かせるように引き寄せた。

少し身体のバランスを崩した牧野の驚く表情が見えた。

反りかえった背中を元に戻す反動を利用するように牧野の身体は俺の腕の中にすっぽりとはまる。

「もう、いきなり掴まないでよ」

「そろそろ約束を果たしてもらおうか?」

グイと引き寄せるように牧野の腰に回した腕に力こもる。

「そろそろ暗くなってきたしな」

「パレードが見たいんだけど・・・」

遠慮がちにつぶやく声。

 

「部屋からも見れるんじゃねぇのか?」

「見せてくれるの?」

「見る暇ねぇかもな」

俺を見上げる牧野の瞳の中にきらきらと輝く星。

お前に見つめられるだけで甘ったるい感情が身体中から沸き起こる。

もう・・・

待てねぇ。

 

*続きの部分からはR18 禁にさせてもらってます。

年齢に満たない方はお控えください。

成年でも、そのような表現がお嫌いな方はお戻りくださますようお願いいたします。

 

手をつなぎながらちらりと道明寺を覗きみる。

くるっくるのくせ毛。

男性的な濃い眉。

意思の強さと感じさせる瞳を覆う長いまつげ。

いつもなら多くの女性を見惚れさせるオーラもここじゃ主役を取られてるからいつもより安心してる。

私だって本当は嫉妬してるんだから。

笑うとくしゃりと下がる目じり。

今日は何度となく見ることができた。

おっぱいで喜ぶ子供みたいな道明寺に魅力を感じてる私もいた。

ふと絡み合った視線。

道明寺の深い二重が緩んでやさし気に目を細めた。

「そんなにチラチラ見なくても堂々と俺に見惚れろよ。

お前の見つめられるのは嫌いじゃないから

笑みを浮かべたままの涼しい顔の道明寺。

「道明寺の好きにしていい」

自分が言った言葉がホテルの部屋が近くなるたびに私をどきっとさせる。

そして言われた道明寺は余裕の態度。

部屋に入ったとたん夢の国の興奮は別な興奮に支配されていく。

「ど・・・どうみょうじ・・・。

まずはシャワー浴びたいかな・・・」

「そうか」

えっ?

おっ?

つないでた手を離すどころか道明寺がぐんぐんと私を引っ張って浴室に向かう。

「一人でいりたいのッ」

「俺の好きにしていいんだよな?」

浴室を開けようとする道明寺の腕を拒むように掴んだ私をにんまりと道明寺が見下ろす。

「今更、拒んでどうする」

そりゃ、そうだけど・・・

一緒にお風呂いった後の流れは経験しちゃってるし。

直ぐに出てこれなくなるのわかってるんだから!

道明寺の指先が頬に触れて私の胸元のボタンを外そうとしてるのがわかる。

「自分で脱ぐから」

「待てねぇ」

私を横抱きにする道明寺。

何するのよ!

抗う間もなく浴室の中に落とされた。

服を着たまま湯船に落とすって正気か!

「これで、遠慮なく脱げるだろ?」

「脱ぐって言ったのに・・・」

腰を落としてバスタブのヘリに腕をついて私を見てる道明寺。

唇を尖らせる道明寺が笑ってキスを落とした。

啄むような軽いキスにお湯の暖かさとは違う温もりが胸の奥から湧き上がってくる。

体温が上がる・・・。

心臓が跳ねる・・・。

そしてまた唇が吸寄せられる。

「ダメッ」

道明寺の胸について離そうとする身体。

逃れる意思もほとんど消えかかってる。

いつもそうだ。

最後は結局道明寺の熱に流される。

「ダメだよな。

服着たまま風呂に入るなんてありえねぇだろう。だから脱げ?」

ダメって・・・

そのダメじゃなくて・・・

「なんだ、ぬげねぇのか?だったら手伝ってやるよ」

肌に張り付いた濡れた服は脱ぎにくいのは確か。

これって道明寺が私を湯船に落としたからでしょうッ!

そこ忘れてない?

「きゃっ、違う、自分で脱げるからッ」

焦った声には無視の道明寺。

互いの身体の隙間はちょうど服を脱がせやすい距離になってしまってる。

すでに水浸しのシャツははだけてもまだ肌に張り付いてしまってる。

濡れて重くなったシャツが肩から落ちていく感覚は恥ずかしさから自分を解放していく感覚。

私に触れる道明寺の指先がやさしくて、見つめる瞳が熱い。

いつの間に道明寺の湯船の中に居場所を移してきた。

「牧野、俺のも脱がせてくれ」

顔を胸元に埋めてきた道明寺の赤い舌が硬くなってきた胸の先端を舐める。

掴まれた手は道明寺の下腹部に引き寄せられてしまってる。

固い腹筋をなぞるように導かれる指先。

その先は・・・

知らないわけじゃないけど・・・

反射的にピクリと湯船の中で指が硬直した。

「脱がせてくれないと苦しんだ。

わかるよな?」

あらわにされた胸を道明寺の声がなぞる。

「やっ・・・」

唇に先端を含まれて舐められて切ない欲望が水面を揺らしてあらわになる。

やんわりと道明寺の歯が当たるたびに身体の奥の芯に熱が収束してくる。

「早く脱がせろ」

言葉と行動で促されて思考があたたかな湯の中に溶け出すバスタブで道明寺のシャツのボタンを外していく。

しなやかで男性的な筋肉質の肉体が揺らいだ湯の中に見えた。

彫刻より人間味のある温もりを持った媚態。

そして野性的なしなやかさを示す。

上半身を脱がせ終わった私に道明寺の視線が私を催促するように動く。

本当に私を好きなように操るつもりなんだ。

「あっ・・・」

浴室の奥に移した視線の先が捉えたのは

下着を押し上げる灼熱がその存在を誇張してる。

解放するれば何をどうされるかわかったものじゃない。

本当にわからない?

はずはない・・・。

胸の奥がキュンと狭くなる感じした。

道明寺に求められてると知った途端にに腰の奥からじゅわりと媚蜜があふれてくるのがわかる。

すでに受け入れることを覚悟してる身体は素直に反応しちゃってる。

「牧野・・・」

やさしく呼ぶ声は私を抱きよせて耳元で聞こえる。

「お前に素直に感じてほしいだけだから」

長いまつげに縁取られてアーモンドアイが儚げに揺らぐのが見えた。

濡れた髪はまっすぐに伸びていつものくせっ毛とは違う雰囲気を作る。

なんとなくやさしく思えるのは伸びた髪の毛かもしれないよね。

「余裕だな」

クスッと口元が微笑んだ私を道明寺が腰の上に座らせた。

お尻に感じる硬く脈打つ楔が当たってる。

脈動を感じなながらまだ締め付けてる道明寺の欲望が心配になる。

早く解放したほうがいいのかな・・・

なんて言葉も行動を起こすにはもう少しの勇気が必要な気がした。

「んっ・・・あっ」

私の心配など知らないように媚肉を道明寺の指が割る。

内部に入りこんだ指先は私の反応を確かめるように動く。

「キス・・・お前からの・・・」

私からのキスを求めるように形のいい唇が目の前にある。

「私から・・・?」

訪ねる声はかすれて、道明寺と触れあいたい心の底に潜む情熱を道明寺に知られてしまいそうだ。

私の奥で動く道明寺の指先は執拗に触れてお湯とは違うぬめりを感じながら道明寺の顔を両手で挟んで引き寄せながら唇を合わせた。

合わさった唇から漏れる吐息。

自然と開いいた唇。

道明寺とのキスの味と香りが流れ込む口内。

絡み合う舌の淫らさが身体の熱を押し上げる。

太ももに感じてる情熱の矛先がピクンと身じろぎするのがわかった。

身体の反応が道明寺の欲望を私に伝えて、その瞬間に私の身体も捉えられてしまってる。

「道明・・寺・・・」

かすかに差し出された舌さきを私の唇が噛む。

肩に手を置くと腰をずらした道明寺の欲望の先端が花弁に押し付けられた。

「んっ・・・」

しなやかな指さきがツンと尖った胸の先端をつまみ上げた。

「やっ・・・」

媚蜜で濡れた柔壁が道明寺をもう待てないと求めるように切なく収縮した。

「あっ・・つ」

腰に力がいらなくなり落とした瞬間に楔の入りこんでくる感覚が密口を押し上げた。

下から揺すられる刺激。

それだけでは足らないと快楽を求めるように無意識に腰が揺れる。

花弁を押し上げる道明寺の熱を溶かすように動きが止まらなくなった。

「もっと、俺を欲しがるお前が見たい」

夢中でしがみつく道明寺の擦れた声が耳元でささやく。

これ以上どうすればいいのか本当にわからない。

「あっ・・・もう・・・無理っ・・・」

指先で胸の先端を転がされて、むき出しの花弁を指が擦られる。

声を我慢することもできなずに吐息が唇を揺らす。

体中に広がる甘美な波が身体を揺らす。

「触っちゃヤダ・・・」

拒むことと矛盾した声に羞恥心は消えて無我夢中で道明寺にしがみついてしまってる。

体内から若上がる淫らな衝動。

気持ちよくて・・・

おかしくなりそうで・・・

もっと深く道明寺に触れてほしくて・・・

普段なら絶対口にできない言葉も今なら吐き出しそうで怖い。

「もっと、声聞かせろう」

「だって・・・あっ・・・もう・・・ヤダっ・・・ダメ・・・ッ」

行き場のない欲情が私を追い込んではけ口を淫らな声にのせてくる。

快楽の果てが見えたところで道明寺の腰が引けた。

「どうして・・・」

空洞むなしく道明寺を求めてる。

「嫌なんだろ?」

ククと笑う道明寺は残酷のほどに妖艶な光を放ってくる。

やめないで・・・

唇が動きそうになるのを必死で我慢する。

「お前が望めば続けてやるよ」

一方的に押しつけられる契約はいつもの俺様な道明寺を私に蘇さてくる。

それでもいつものように不満に思えない道明寺の妖しさ。

私が望むのは道明寺で・・・

道明寺と一緒にいることで・・・

愛されることで・・・

愛されたくて・・・

濃艶と見つめてくる道明寺が欲しくて、欲しくてただ求めてる。

「たまには俺を喜ばせろよ」

身体だけじゃなくとっくに心も道明寺に奪われてしまってると思い知らされてる。

「好き・・・」

「あ?」

「道明寺が好き・・・だから欲しい」

か細い声も口に出してしまえば切実な道明寺への想い。

滑らかな胸に滑らせた指先を道明寺の腕が捉えて私を抱きよせた。

「こんなとこで続けたらのぼせるな。

ベットまで我慢しろ」

「っやだ・・・

我慢できない」

私を抱き上げた道明寺の首に腕を回して密着させる身体。

上目使いに見上げた私は道明寺にはどう映るのだろう。

「煽るなよ」

ひどく擦れた道明寺の声。

苦し気な表情が次の言葉を飲み込んで小さく空気を飲む音がした。

「後悔すんなよ」

洗い場に下ろされてひんやりとした感触が足の裏に伝わる。

濡れた身体にしがみついて目を閉じた。

唇が肌にキスを落とすたびに熱が体中に広がる。

左ひざの内側に手がかけられて高く持ちあげられた。

ヒクついた襞が空気に触れたのは一瞬。

ゆっくりと確実に道明寺が私の中に入ってきて私たちは一つになった。

拍手コメント返礼

夢の国で夢の時間♪

うまいコメ!

朝になったら露と消えてたとか?

実は坊ちゃんの妄想が見せた夢~なんてね。

今回のつくしちゃんは自らおねだりですからね。

こんなつくしちゃん見たことない!

本当にあのやきもきさせらる噂はいつまで続くのでしょう。

早くお祝い言わせてぇ~

歩くみかん箱 様

なんだか某委員会のコメを見てるような気がしてきました。(笑)

パンツ洗って出直すのコメうちじゃちょいと見かけないの~

頑張って書いた甲斐がありました。

ありがとうございます♪