ANSWER 41
こちらの高校生カップルはなかなか進展しませんがいかがなりますことか。
つくしに司に類に総ちゃんにあきら君を巻き込んで賑やかさは倍増してます。
今日は類君の誕生日だからもっと楽しんでもらいたいですね。
某所でトークに花が咲いた内容
ビルについたジュニアを見ての社内の反応をおーじ様から頂きました。
道明寺ビル☆エントランス
翼、佑「はぁ~やっと、ついた!以外と遠かったな!ビルが大きすぎて近く感じたのは、誤算だったな!」
社員A「ちょっと、ちょっと!あの爽やかなイケメン🎵だれ?会社に似つかわしいよーな、でも、馴染んでるよーな!」
社員B「知らないの?道明寺翼さんと美作佑さんよ!」
A「は?もしかして、Jr.?」
B「そーそー!」
社員C「お前ら何話してんの?チラッ
珍しいな!Jr.二人が走って会社に来るなんて!いつも車なのに!」
B「あの二人つて高校生?くらい?」
A「たしか、高校生よ!高校生なのに、あのオーラ🎵Jr.の世代になっても、会社は安泰ってとこかな?道明寺様の高校生時代とは、違うから(笑)平和だよね(笑)」
A「えっ!?何々?道明寺‥……様?社長?じゃなくて?」
B「あれ?話してなかったっけ?私は、高校生の時から道明寺司ファンクラブ所属なのよ!」
A「えーーーー」
この話をもとにしてお話を進めます♪
続きからどうぞ。
復活LOVEの相葉夫妻の物語も某所では盛り上がって進行中。
御見せできないのが残念。
「はぁ~やっと、ついた!以外と遠かったな」
入り口の扉に続く階段を二段跳びで走って道明寺HD本社ビルの中に翼と入った。
「ビルが大きすぎて近く感じたのは、誤算だったな」
ビルを近くに感じたのは目測を誤ったからにほかならない。
日本有数のTOP企業オフィス街の一等地でも一番目立つから迷うことはないけど距離感は見誤った。
直ぐに舞たちに追いつくはずが20分は遅れてる。
「佑、大丈夫か?
お前が退院したばかりなの忘れた」
乱れた息とドクドクと胸を打つ心音。
翼のやつ意外と見てないようで見ていて気を使う性格。
気分にムラがあって自分本位なとこはあるけど憎めないやつ。
「大した怪我じゃなかったから」
念のための検査入院。
たぶん俺が普通の家の息子なら外来で帰らされてるって思う程度の怪我。
一番重症なのは舞を庇って怪我したあいつ。
大内 恭介。
翼の言葉で思いだしたくもないあいつを思いだしてしまった。
ひんやりと身体に感じる汗。
上昇した熱を逃がすために長袖のシャツを袖口を折り曲げて捲った。
「ちょっと、ちょっと!あの爽やかなイケメン🎵だれ?会社に似つかわしいよーな、でも、馴染んでるよーな!」
見られてる視線。
二人の女性が俺たちに熱い視線を注ぐのがわかる。
エントランスでゆっくりしすぎたみたいだ。
気にせず進めばよかったってそう簡単に最上階に行けるものでもない。
セキュリティーの万全さはいくら翼がここのTOPの息子だからって受付でIDをもらってゲートを抜けなきゃどこにもいけない仕組。
そIDが直ぐにもらえるのは優遇待遇だけど。
「知らないの?道明寺翼さんと美作佑さんよ!」
え?
俺のフルネームまで知ってんの?
このビルに来たことがそうあるわけじゃない。
片手の指で足りるくらい。
それなのに今日はすでに二本指を折ってる。
「は?もしかして、Jr.?」
驚きの表情を同僚に向けたその顔は俺たち全身を観察するように上下に動く。
「そーそー!」
にっこりとしたご機嫌な表情でもう一人の社員が相槌をうつのが見えた。
「早く行こう」
翼を促しながら受付に向かう。
噂しあって彼女らの前を足早に素通り。
「お前ら何話してんの?」
チラッ見した男性社員。
人が増えてるよ。
受付に座る二人の女子社員も俺たちにはとっくに気が付いてる様子の笑みを浮かべてる。
「珍しいな、Jr.二人が走って会社に来るなんて・・・
いつも車なのに」
顎を撫でながら思案顔の社員が俺たちを見送った。
しょうがないだろう。
花沢のおじさんが俺たちのことをいないも同然に取り扱うのは今に始まった事じゃない。
「あの二人って・・・高校生? くらい?」
「たしか、高校生よ!
高校生なのに、あのオーラ🎵」
痛いくらいの視線を背中に感じて落ち着かない。
高校での噂されるのは慣れてるけどこのビルのエントランス中心で興味を持たれてるのは慣れてない。
それも僕らの一回りは上のおねぇ様方。
父さんは高校の頃マダムキラーって呼ばれてたって聞いてるけど俺は年上に興味はない。
舞も数か月は俺より年上だったった・・・。
「Jr.の世代になっても、会社は安泰ってとこかな?
道明寺様の高校生時代とは、違うから、平和だよね」
後ろから聞こえてきた明るい声にビクッと何かが引っかかった。
道明寺様の高校生時代?
違うから・・・平和?
道明寺に様をつけるくらいだから翼じゃない?
「えっ!?何々?道明寺‥……様って、代表のことよね」
「あれ?話してなかったっけ?
私は、高校生の時から道明寺司ファンクラブ所属なのよ!」
「えーーーー」
叫んだ声は悲鳴に近い。
平和ってことは平和ってことだ。
F4支配の英徳は独裁国家並。
教師も生徒もすべて牛耳ってその上に君臨してたF4のリーダーが翼の父親。
反抗するもの気に食わない相手は徹底的に痛めつけた。
それも自分たちの手は汚さず赤札を貼るだけでよかった。
その程度の話は今も英徳で聞くことができる。
俺たちの前じゃ話題になることもない遠い日の出来事。
ここにきて身に振りかかるとは思ってなかったけど。
槇の父親もその犠牲者の一人には間違いないって思う。
IDを受け取ってエレベータ―に乗りこむ。
目指したのは最上階 道明寺HD代表執務室。
俺たちがノックする前に開くドア。
ドアの前に立つSPがすんなりと通してくれた。
部屋の奥がやけに明るい。
部屋の真ん中のチョーク調の重厚なデスクを前に座る道明寺司。
その周りを取り囲むように花沢類、西門総二郎、そして俺の父親美作あきらが顔をそろえて立つ。
原色のオーラは部屋の空気を艶やかに変える。
父さんたちが花の4人組 Flower 4と呼ばれた由縁の存在感。
事が大きく動きだしそうな予感がした。
拍手コメント返礼
goemon 様
どんどん進めてほしいなんてうれしいコメントありがとうございます。
ただいま一番私の中では乗ってるお話です。
うまく話が浮かぶ周期みたいなものが各連載に間隔を開けて突然やってくるんですよね。
今私の中で悩まずに書けるのがこのおはなしなんです。
え?椿おねぇ様も登場!
確かにこの方もいろいろ知っていそうな気がします。
スリーシスターズ 様
目の保養に道明寺HD本社ビルエントランス♪
なんて広告出てないかしら?
おっしゃる通り社員の話題は尽きないですよね。
類君誕生日でみんな同い年かぁ。
りり様
4人とも覚えてないのは変わりないんですよね。
さてどうするつもりだ?
アーティーチョーク 様
社員の騒ぎのほうが気になる賑やかさ。
F4がそろった圧巻の執務室を覗いてみたいと思うのは偶然目撃した社員だけじゃないと思います。
すずちゃんパパの道明寺嫌いの理由はいつわかるのかな~
こうご期待。