0.1% までの恋(すべての恋を終えるまで) 4

本日4話放送。

二次のUPを倍の速さで進めたいのに進めてません。

Oちゃんのドラマではなんだかベッドシーンがあるとかないとか・・・

Jだと想像つくんだけどな・・・Oちゃんだと・・・(;^ω^)

今度のドラマのJの場合は甘いとこはなさそうですからね。

さて今日のお話はどうなるのか。

久々にあの方登場させちゃいます♪

 *

「変わりはないようね」

久々の女神降臨。

以前ほどの緊張感はないといっても気が抜けるわけじゃない。

道明寺との付き合いを邪魔されていた時のほうが強気でいられた。

道明寺の嫁として認められた分だけプレッシャーは増大してる。

ホテルのレストランの奥まった席。

最上階から見下す都内の風景は絶品。

道明寺系列じゃないところでのランチの誘い。

道明寺抜きの抜き打ちのお誘い。

道明寺が出張でいない時を狙ったように声がかかる。

「あの・・・

道明寺って・・・

男の兄弟っていませんよね・・・」

左右に持ったフォークとナイフを握りしめて疑問符をつけての小さな声。

遠慮がちに盗み見るお母様の表情。

小さな表情の変化も見逃がさないと緊張が走る。

「椿だけだけですよ」

にっこりと笑みを浮かべたお母様は私の質問の意味を深く探ろうとはしてない。

双子とか・・・

双子とか・・・

本当に双子で生まれてません?

そんな質問を笑いながらぶつける気軽さは残念ながらまだ持てないでいる私。

「ですよね・・・

変なこと聞いて申し訳ないです」

顔が似てるだけでやっぱり他人よ!

それでも道明寺を見ればあっちを思いだして、あっちを見れば道明寺を思ってしまう。

初めて会った時からこれまでに3回は顔を合わせた。

もちろんなぜか公平も一緒。

あの二人・・・

仲がいいというか・・・

気があってるというか・・・

もしかして、公平に彼女ができないのはそういうわけ?

なんて錯覚も浮かんじゃった。

公平の食べてるサンドを前に深山さんがとりだした長方形の赤茶色の小箱。

その中に並べて入っていたのはドレッシングや調味料。

それも自分で合わせて作ったものだと説明を聞いたのは公平から。

「こいつ、自分の味にするために持ち歩いてるの」

サンドのパンを開いてそこにつけた自家製ソース。

パンを元の位置に戻してその皿を深山さんは公平の前に押しだしだした。

そして公平はうまいとそのサンドを一気に食べた。

あの公平が世話を焼かれるとこ初めて見た気がする。

公平が食べる姿を瞳をきらきら輝かせて見てる深山さん。

もし・・・

道明寺にそんなきらきらと見つめられたら好かれてるって好印象を盛ってしまう。

BL・・・っ

そんな単語は頭の隅に追いやって二人と別れた。

「あなたと結婚して司も随分張り切ってるよね。

今度の出張も順調なようで安心してるの」

それは嫌みじゃなくお母様の高評価だと思いたい。

柔らかい笑みを浮かべるお母様に感じるのは母親の笑み。

道明寺とお母様の関係は随分と修復されてるって思う。

少し離れた位置でちらりと見えたスーツ姿の男性。

レストランの支配人らしき人と手短に交わした会話のあとで、二人の視線が私たちに注がれてるのわかった。

お母様や道明寺と一緒だとどこに行ってもお偉いさんがやってくるのは日常のこと。

私は嫁だと紹介されて頭を下げる会釈をするだけだ。

あの人って・・・

レストランに行く前にホテルのロビーで見かけた。

二階に続くらせん階段の手すりに埃がないかチェックする素振りで二本の指でなでて、その指をすり合わせて鼻で嗅ぐという一連の動作を目撃した私。

嫌みポイというか、小姑的というか・・・

細かいことまで気にするタイプで潔癖症

そんな印象。

「お食事は楽しんでいただいてますか?」

にっこりと笑みを浮かべるその表情はいい人ポイ。

最初にらせん階段のこの人を見てなければ素直にそう思えたはず。

「つくしさん、この方、このホテルの鮫島社長よ。

年は司より少し上だったかしら」

嫁だといつもと同じ雰囲気で紹介された私は反射的に笑顔を作って頭をさげた。

よろしくと差し出された鮫島社長の手のひら。

あっ・・・

握手か・・・

道明寺以外の男性と手を握るって握手でも久しぶり。

いつもなら頭を下げた私が頭を上げる前に道明寺の背中が私の前に立ちはだかる。

ちょっとのことで嫉妬する道明寺が今日はいない。

邪魔されない新鮮さ。

そんなところでまた道明寺を思いだしてしまってる。

そんな自分がおかしくて自然と口元が緩んで笑みを作ってしまう。

「道明寺つくしです」

よろしくとあいさつしてにこやかに微笑んだまま握手を交わした。

拍手コメント返礼

スリーシスターズ 様

確認したくなる気持ちわかりますよね。

楓さんに聞くのも勇気がいると思いますけどね。

ここは西田さんが一番聞いやすいはず。

もし・・司が双子だったとしたら!

どんなストーリーが隠されてるのか!

そんなことを考えだすと物語が変な方向に行きそうですが面白いんですよね。

今回の親父ギャグ。

まさかのオオバクミコ

そして最後にご本人登場。

遊び心があちらこちらに隠してあるのが面白いと思います。

俳優陣だけじゃなくスタッフさんも頑張ってる感がすごい。

世界一~のほうは私も見れてないの~

たぶんこちらで放送があるのはリアルの放送が終わってからのお昼の時間になると思います。

夏休みごろかなぁ・・・(;^ω^)